1103③伊豆半島一周の旅－南伊豆⇒西伊豆

その①／その②

10:40　あいあい岬にて
なにかikedaさんの活力になるものを、とあいあい岬売店に入りましたが、入ってみるとおまんじゅうとか、いかとか乾物とか、おみやげばかりで即食べれるものがないじゃあないか！ikedaさんの空腹はもうすぐピークださあどうする！！

 
キャプテン　“まさに「大」の字”ですね

しょうがないからあきらめたのか、伊豆産やまもものジュース買って静かにのんでました。しばし地べたに座って休息をした後、再び戦線へ戻ります・・・　少し座ると、足はらくになりましたが、無理にこぐと右足のくるぶしが痛い、かな？
ikedaさんは空腹、だいじょうぶかなぁ　しんぱいだ

あいあい岬から先、達人たちの教えどおり、コンビニなどが行っても行ってもどこにもないのには参った！
とにかくどこかご飯が食べれそうなところがあったらそこへ真っ先に駆け込もう、という次の目標のもと、ペダルを進めますが、いやぁ・・・けっこうな登坂がつづくうえに、ほんとに店らしい店がない。赤い屋根のところてん茶屋がやっとあったけれど、ところてんじゃぁ自転車こぐ元気は湧かないもんね。

11:20頃
しばし坂と格闘し、やっとあった「びゃく」というお店にすべり込む！

とある辛い坂をikedaさんと登りながら、
『今、ご飯食べるなら何食べたーい？』と、ハンガーノック寸前の人間への拷問トークを展開してたのですが(ヘヘヘw)、そのときのikedaさんのリクエストは、
1位：刺盛定食！！２位：海鮮丼！！
とにかく米だ、そして地魚の刺身だ、そばなんか食ってられるかぃ！！との男気あふれるコメントだったんだけど、ありましたね～！！神様はいるんだなぁ。願いがかなってよかったですねぇ♪

のどカラカラだったから、日本茶が体にしみこむしみこむ・・・
ご飯がくるまでの間、地図で現状確認した後、みんな目をつぶってしばしの休息。
眠さとの戦いがはじまってました。
ささ、ごはんが運ばれてきました～
ほんとうに、おなかぺこぺこだね。
好きなうどんorそばと本日のにぎり寿司６貫、それにみかんがついてくる”びゃく定食”はおいしかった★☆たしか２０００円くらいだったかな？・・・忘れた！
麺は、たくさんの種類の中から選べるのです、わたしはめずらしいので猪肉うどんをチョイスしてみました。味が濃い目ですが塩分が逆においしかった！！食後にも、忍び寄る睡魔の影がikedaさんを襲う・・・

松崎へむかう
次の目標は西伊豆の松崎！！どうやら足湯があるらしく、足湯目指してがんばろう！

以下５１０さんのレポートより抜粋↓
＞例えるなら湘南国際村や湘南平のような坂が繰り返し何個も続く感じですね～
激坂は無いですが、結構な登り甲斐のある坂が繰り返し繰り返し、、、。

まさにそのとおりでしたorz。葉山ccみたいな登れないほどのきつさはないけれど、これでもか、これでもか、と上り坂・ちょっとくだって・また上り坂・ちょっと下ってまた坂の応酬。orz

もうやめてくださいよぅ、。。。坂よ、向かって来んじゃねーよぅ(自分が向かわなきゃいいんだけれども…）インナー×ロー１or２で軽く回さないと、太もものの筋おかしくしちゃいそうだからひたすら軽く軽くこいでました。『こんなの坂やあらへん！』　とテルのようにに言える日が果たしてくるのか、こないのか・・・w
しかし５１０さん早いわ～　ikedaさんも眠い、って言っているけど相変わらず力強いはしりっぷり。

一瞬、「あたし、どうしてこんな辛い思いしてまで、なにやってるんだろう？」と”はてな”マークがふと、頭をよぎったけれど、なんなんですかねぇ、きっとランニングハイみたいな状態ですね、走るのを止めたいとはみじんも思わなかったです。なんとか走り抜いて家に帰ってやるぞ！と思ってました　気合だけは十分です！

登って、くだって。
前回の箱根のくだりでDLYJさんに伝授されたDHのコツが功をそうし、今日の下り坂はすこぶる快調でした！！けっこう飛ばしても恐くないし、ダウンヒルってたのし～カモ！

が、しかし！！

ついに本日も落車！！
快調に飛ばしているさなか、とある下りで、左カーブを結構なスピードで駆け抜けると、思いもよらぬ、急な右カーブが出現＞＞＞！！速度が速いままでこのカーブ、これはわたしに曲がりきれる代物じゃーない！！
無意識にブレーキングすると、前輪後輪、ともにロック！！(したように感じた)
きゃぁーーーーーーー！！
お尻がぶれる～　ああ～壁にぶつかる～
うわ～しかもでかい側溝だなぁおいぃぃぃ～～～～　あーれー！！

ぐしゃ！！　がしゃん！　ぼとん！！

①ぐしゃは自転車が壁とぶつかる音。
②がしゃんは　自転車があたしのおなかを圧迫した後跳ね返って地面に倒れる音。
③ぼとんは・・・　側溝にあたしのお尻がすっぽり入る音
(↑のような気がしただけで、ほんとは側溝に腰を掛けるような状態だったようです　510さん目撃談w)

前を走っていた５１０さんがすぐ気づいてくれて、２人とも戻ってきてくれたけれど、しばらくボーとしちゃって自力で自転車を動かす力も入らないじゃん。自転車を外してくれたけれど立ち上がれない・・・ひっぱってもらってひとまず骨とかは大丈夫な感じでよかった、立ち上がれた！でもグローブをしていたにも関わらず、手の甲や手のひらのあちこちに深くすりむけた出血が！
それに左手首と左薬指付近に鈍痛・・・
そして、、おしりとシューズ、苔だらけで緑色になってる！！やはりここは、コケの女王だけに。。。。はい。神様がオヂでつけてくれました＾＾
５１０さんに自転車のチエックをしてもらい、ikedaさんに傷の消毒をして手当てをしてもらいました。
ごめんね～！ふたりとも、コケはいつものことだけど、こんなところでまたこけちゃったよ～
ikedaさん　あたしの後ろ走ってれば、納得の行くいいコケの瞬間がとれたにちがいないのに！！
しかしほんと、壁でよかった、あれがガードレールで崖サイドだったら、まちがいなく翌日のニュースに載っていたに違いない、大惨事でした。ガードレールだった場合のことを考えると・・・・背筋寒いよ。神様、ありがとう

薬指が痛くてうまく左ハンドルが握れないけれど、進まねばなるまい！
さっきのイキオイはどこへ、、ものすごいゆっくりと坂を下っていきます(おそらく35kmくらい、もっと遅いかも？)。
あのときから、会社への通勤路のなんてことない坂でも、ちょびっつくだり恐怖症気味・・・

ネパールカレー
「松崎」という看板が出たけれど、松崎ははてしなく長く遠かった。。。
いつまでこのアップダウンは続くんだろか？
とりあえず自分の中では、しょっちゅう見かける看板、「ネパールカレー　あと○km」のその店をめざしてがんばることに。まだか、まだか、なかなかたどり着かないぞ？
そんなこんなで右手になにか店が見えてきた。おお！これがあの看板の正体だあ、混んでる！もしかしてふたりはさっきのじゃもの足らずテラスでカレー食べてるかも？と思い目をこらすけれど、２人はいない。
でもすぐ先の売店でikedaさんが待っててくれた。優しいなぁ。水分を補給してすぐに立ちます。

海沿い。地球って丸いんだなって実感した瞬間の一枚。
写真ではうまくとれませんが。(後日アップ)

14:30頃？松崎着
松崎の、あれはスリーエフかな？で2人は待っていてくれました！
お待たせしました、ほんとに、はぁ、すいません、はぁはぁ。＝3
下りはすっごい寒いけれど、登り基調が続くとほんと暑くて、坂の途中でウィンブレを脱ぎ、適当に、でもタイヤにあたらないようにリュックに巻きつけて腰に巻いていたので、気づいたらタンクトップ1枚のへんてこりんな、あられもないカッコ、、
化粧を直す余裕もなかったから、そりゃーひどいありさまだったんだろーなー；
ひとまず座り、ほきゅうをしてから足湯に向かうことに。
２人はアイスもなか食べてた！ここでばんそうこうをget！傷に貼り付けます、、、

14:45　中瀬の足湯
　路地を入ると、一角に足湯コーナー♪　木でできた足湯浴槽＋木の縁台でした
3人ともそそくさと、そしてむんずとSPDを脱ぎ、くつしたをぽいっと脱ぎすて、足湯にどぼーん！　ちょうど3人が定員みたいで、3人で肩を並べて、ほっとヒトイキ・・・

じんわり～～～～　ほえーー。



zzz　寝てる寝てる。zzz
あら、いびきかいてる人が(笑)　(写真は後ほど＾ ＾)←11/10upしました

いやぁ、癒されマシタ！

宇久須、恋人岬
何個トンネルが出てきたんだろうね？、そしてもうあといくつ、坂を登ればいいのかな。。
トンネルだらけだったわー　510さんのリュックの赤いちかちかを追いかけて追いかけて追いかける、せっかく下りで追いついてもまた上りのトンネルだー　すぐに遠くに遠のいてしまうよ　わーん待って～！！

もうすでに、みんな体に異変が出てきていました。
ikedaさんはくるぶしがものすごく痛んでトルクをかけるとつらいようだし、510さんも、左ひざ　引き上げるといたむらしい。
わたしは強くこぐと両膝にきゅっ、と不協和音が・・・

土肥はまだか～！！

そんなこんなで今日はじめてのチェーントラブル。
上りが終わると左折して長い橋、というところでミドルからインナーに変えた瞬間、がちゃり、しゃらら～と外れちゃった。チェーンはすぐに直せたけれど、まず自転車を降りるのに時間がかかった為；；；橋を510さんとikedaさんが行くのが見えていたけれど、ここでまた置いてかれちゃったわ

16:30　土肥港　7-11
もう510さんの膝も、ikedaさんのくるぶしも緊急事態、フェリーがあったら乗ってしまおうか計画が浮上し、乗り場に行くが、、
残念ながらの出航は15時まで。。。ここで沼津行きがまちがいなく確定☆　（２人の顔からちょっと血の気が引いてた・・・？）
あたしは、、もしかしたら、このつわもの達のことだから、沼津着いたらふたりの考えがころっと変わって、やっぱり箱根越えて帰ろうよう！ってことになってしまうのかも。。。そしたら　まだもんのすごくゆっくりだったらこげそうだけれど、山道で売り切れちゃったらどうしよう、歩いても朝にはつくかな？初野宿かなぁ～　山は寒いんだろうか？とか、のうてんきにあれこれ想像してたよ

さすがに夕方になったらさすがのあたしもちょっと寒くなってきたw
しかし通りすがりの外国人さん、半そで×膝丈レーパン、に一同あんぐり。そしてそれを見て鳥肌が、、、
１０分間くらい７－11前で陣取り仮眠をとり。
最後の力を振り絞って、沼津めざしてがんばろう♪

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