Motor Rock Life!!南方見聞録

Cannonballrush!!Vo/g,Captain,JerryのMotorRockな徒然帳。

Drive

2017-03-07 02:22:13 | 日記
バイクに乗らない理由を語るより、
バイクに乗る理由を探す日々。

なぜかわからない魅力は、もはや魔力に近い不思議な力を秘めているもんだ。

夏ならとにかく、冬場は随分と防寒対策に知恵を絞りながら、あくまでカジュアルで自分らしく…の限界点を探る服装で武装してからのバイク。

決して便利ではないのは一目瞭然!

若かりし頃のウキウキ初デート並みの準備時間が必要な冬のバイク!

ま、
慣れてくれば起きて10分後にはガレージで暖機運転を開始できるようになるけど、

だからと言って、デートは慣れで手抜きなどしない恋には純粋なロッカーでいるつもりだ。

と、脱線したけど、
当然ながら手間暇を楽しむ事が趣味の醍醐味であり、目的自体が楽しむ工程の一部になるからこそ、バイクは楽しい!


移動手段としてバイクは不便な場合もある、が、そこが趣味の良いところ。
機能性よりも趣味性が強すぎれば強すぎるほど、得られる満足感もひとしお!


が、
単純な移動手段としては車は欠かせない。

以前にも書いたが、ヤングなティーンエイジャー時代には誰もが車はデートのマストアイテム!
欠かせないポイントとして男の子のシンボルにもなりえる。

肝心の自身のシンボルのサイズは関係なく、やはり格好良さと大きさにこだわりを持つものさ。

それとは関係なく、今は車を運転するときは純粋に移動手段として。
それ以上でも、それ以下でもなく、
目的地へ快適に移動する!
ただそれだけ。
俺にはそれで充分なのだ。

今の世の中、マニュアル車を探すのは、尾崎紀世彦さんの熱烈なファンを探すより困難な時代。

まるでAKB48を知らない人はいないだろ!と言う勢いで、オートマチック車が溢れ返っている。


俺自身は車を運転するときは、2つのパターンがある。
と、まぁ、大概、みんな一緒だろうけど…

とにかく音楽をかけるか、かけないか。の違いね、

車種にもよるけど、かっこよすぎでイカした旧車ならBGMはエンジン音と様々な機械音で充分!
逆にBGMがあると不愉快になることもある。


ただ、
今の世の中の優れたAT車!カーナビなんていうお洒落な装備も備えた快適車両を運転するときはBGMが必須になる!

景色や、速度や、走るペース、気分に合わせて様々な音楽を聴きながら移動できるのは車の持つ魅力!

囲われたパーソナルな空間が許す、心の開放!

ま、油断しすぎて心の開放をしすぎると、案外恥ずかしい思いをするので、あくまで程々が好ましいが。


最近、なかなか車を運転することがなかった中、ついこの間、ふらっと片道1時間程のドライブを独りでする事になった。

なんとなく子供の頃の親父とのドライブを思い出す…

子供の頃、男としてのお手本は父親になってしまうのが子供。

これは変えられない事実で、せいぜい他のお手本といえば、仮面ライダーか有名野球選手くらいのもの。

ハンドルを握る親父は子供の俺にはカッコよく見えたもんだったよ。

レイバンのサングラスにタバコを咥えて、モスグリーンのマークIIの運転席で、小気味よくエンジンを回しながらクラッチを切って、ムダなくらいデカイ動きでシフトレバーを操り、右手一本でハンドルをさばく。

今、自動車学校に行ったら全てアウトな振る舞いだが、時代が時代だったこともありかろうじて思い出の中ではギリギリセーフとなっている。

普段は仕事でなかなか逢えない親父は、たまに家にいる時は必ずドライブやバイクの後ろに乗せてくれてた気がする。

多分、運転するのが好きだったんだろな。

カッコイイ運転は、乗り心地まで保証してくれるわけじゃなかったけどさ(笑)

昭和40年代から50年代の素晴らしい車達を乗り継いで、外車を乗り継ぎながらも、親父の車好きは変わらなかった。

高速道路に乗ると速度警告のキンコン音がしたのが懐かしい。

吹け上がるGTRの音を始めて聴いたのも、パワステ無しのホットハッチでWRCの真似事を体感したのも、M6でカウンターあてられる横Gに耐えたのも、跳ね馬のV10にシビれたのも、ヨーロッパの優雅で力強い足回りに酔ったのも、


全部、親父の隣だった。強くてカッコイイ親父の運転する姿を見つめていたんだなぁ…と。

家では、からっきしな時も、アルコールで宇宙と交信できそうな泥酔な時も、二日酔いという任務で半日トイレから出られない時も…
いろんな時があった親父だけど、

運転してる姿は、子供のハートを捉えて離さない何かがあったよ。
多分、純粋にカッコよかったんだろな。


俺は独りで国道を走りながら、なんとなく思い出す運転席の親父の仕草を真似しながら(笑)

久々の車の運転を楽しんでみる。


今は亡き両親の面影はルームミラーに映る自分の中に、余りあるほど残ってるけど(笑)

さぁ、

カッコよくシフトレバーを操り、クラッチを切って!
アクセルをふかしてシグナルが青になったら一気に加速だ!


残念ながら…軽トラックだけどね(笑)

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