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消費増税 急ブレーキ 口ごもる菅首相

2010年07月18日 08時05分29秒 | Weblog
<スコープ>消費増税 急ブレーキ 口ごもる菅首相 <スコープ>より

民主党は参院選惨敗を受け、消費税率引き上げ論議に急ブレーキをかけている。

参院で与野党が逆転する「ねじれ国会」の対応に追われ、じっくり話し合う環境にはほど遠いのが実情。

同時に、菅直人首相が再選を目指す九月の党代表選に向け、小沢一郎前幹事長らに批判の口実を与えない狙いがある。

まずは党内外の基盤固めを優先し、年度内の税制改革案のとりまとめは、先送りとなる公算が大きい。 (大杉はるか、冨江直樹)

参院選直前、消費税率引き上げ論議の口火を切った首相も、惨敗後、さすがに踏み込んだ発言はなくなった。

党代表経験者らへのあいさつ回りでは「唐突に消費税問題を挙げたので(参院選が)こういう結果になり大変な迷惑を党全体にもかけた」と陳謝した。

今後の消費税論議について記者団から質問されても「政調中心に検討してもらっている」などと短く答えるだけ。

参院選で財政再建の必要性を訴え、超党派での税制改革協議を提案したが、「ノー」を突きつけられた格好の結果に、口ごもるしかなくなった。

それでも議論へのこだわりを捨てきれない首相を、党執行部は、いさめるのに懸命だ。

玄葉光一郎政調会長は、税制改革案とりまとめの期限について「三月(までに)というのは、なかなか大変ではないか。

合意と理解が前提になる」と強調。

枝野幸男幹事長も「無駄の削減や、やるべきことを進め、議論自体も慎重丁寧に進めていく」と述べた。

執行部の慎重姿勢は、この時期に再び消費税論議に注目が集まるのを恐れるためだ。

参院選では、首相の消費税率引き上げ論に対し、党内でも小沢氏らが否定的な発言を繰り返した。

選挙後、「首相の消費税発言が軽すぎた」と責任追及の声も噴出している。

また、代表選に向けて、早くも小沢氏側近の松木謙公議員は「小沢さんにぜひ(代表選に)出てもらいたい」と対決姿勢を鮮明にした。

小沢氏周辺や鳩山由紀夫前首相に近い議員らが会合を重ねるなど、代表選をにらんだ動きは活発化している。

執行部としては、消費税論議への反発をバネに、小沢氏支持勢力が勢いづく事態は何としても避けなければならない。

とはいえ、最悪の財政状況という現実は変わらない。

玄葉氏は「急がば回れという話もある。議論を早く開始して、結果として理解と合意を得られず何も実現しませんでしたというわけにはいかない」と説明した。

議論の糸口を完全に失わないよう、少なくとも代表選後まで“封印”することを狙っている。
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急ブレーキ 鳩山由紀夫 ねじれ国会 玄葉光一郎
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