縁起物の白ヘビ、絵馬に 北野天満宮に登場
京都市上京区の北野天満宮はこのほど、
入り口にあたる楼門にジャンボ絵馬を設置した。
来年の巳(み)年に合わせて縁起物の白ヘビと、
祭神の菅原道真が愛した梅の花をあしらった図柄で、参拝者を迎えている。
絵馬は縦2・3メートル、横3・3メートル。
重さ約120キロ。
日本画家の三輪晃久さん(78)=北区=が原画を描いた。
「長引く不況で停滞する世の中を明るくしたいとの思いを込めた」と話す。
絵馬は宮大工が30分ほどかけて楼門に取りつけた。
参拝者は、掲げられた巨大絵馬を仰ぎ見たり、
年賀状に使おうと写真撮影していた。
来年1月25日の縁日の初天神まで掲げられる。
京都新聞