ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

大河ドラマの歴史性

2017年04月25日 | 随想
毎週日曜夜のNHKの時代劇を例年、観ている。そこで思うことは、この大河ドラマシリーズ、歴史上の人物を描くのが定番になっている訳だが、朝ドラだけでなく、近年女性を主人公に設定されることが多い。
その是非はともかく、一つの大きな問題は女性は資料に乏しいことがある。と言うことは必然的に、かなり創作作り話になる。

女性と言えば私は持統天皇や北条政子などがすぐ思い浮かぶのだが、いかんせん、それ以外は資料が乏しい。今年度の直虎に至っては、ほとんど名が知られていない一地方でのことであるし、しかも地元の調査会が昨年末に「やっぱり直虎は男であった」と結果発表をするなど、最低限の史実性すら根本から崩されているのだ。

一昨年度の「花燃ゆ」でも、長州藩の大奥に主人公である松陰の妹が入るなどと、あり得ない八面六臂の大活躍、荒唐無稽な設定がなされていた。
今年の直虎も、泥まみれになったり、「民を潤すことが第一」などと、現代の選挙で立候補借者が言うようなことを、あの時代いくら何でも言うはずの無いことを言わせている。封建時代とその支配の厳しさについて、あんまりにも脳天気過ぎるではないのか。
現今の民主主義について、人権について、我々がどれだ多くの犠牲を払いながら現在の形に到達して来たのか。正しい学びが必要であると思わさせられた。

確かに資料がなければ創作するしかない。けれども、だからと言って歴史性を無視し、単なる面白さだけを追求しては、それでは大河ドラマとは言えないはずだ。むしろ、創作ドラマだと割り切った方か、よろしいのではないかと思う。

ケパ

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