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11月20日 キエフバレエ .泪張 璽の『白鳥の湖』

2009年11月21日 | バレエ

ナタリア・マツァーク、ブラボ〜

すっかりハートを持っていかれました〜

今日は、キエフバレエの第1回目、『白鳥の湖』を見に行ってきました。
マツァークは、昨年1月のコルプガラでコルプ以外だと一番よかったダンサーで、キエフに来ると知ってからは、絶対見に行くと決めていました。
その時に踊ったグラン・パクラシックの超絶技巧と音楽性の見事さで、すばらしいダンサーなのはすぐにわかりましたが、今日はまさに期待にたがわずすばらしかったです。
マツァークは、テクニックが極めて強く、音楽性も非常に豊かです。そしてあの魅惑的なルックス。
ナタリー・ポートマンをもっと美人にして、9頭身にしたような、すんごい美形のバレリーナなんですよねえ
同じ女性の私から見ても、魂を抜かれたくらい、魅惑的な、セクシーな方でした。
また、非常にドラマチックな演技力をするバレリーナで、表情も大変豊かでした。
ザハロワやロパートキナを何回か見ていますが、彼女たちは、1歩1歩に魂を込める位静的に、そして白鳥以上に白鳥らしく踊りますね。
マツァークの白鳥は、白鳥そのものという感じではなく、オデットというかマツァークそのものの女性としての魅力と哀しみを強く感じるもので、「ああ、これがドラマティックっていうのね〜」と感じた、悲しげな寂しい表情をしていてもなぜか逆らいがたい魅力があり、女優のような存在感で、ぐいぐい観客を引き込んでいくタイプでした。
私はこんなドラマティックな白鳥は初めて見たので、とても感激しました。
もちろんテクニックのほうも、非常に美しいラインのアチチュードやアラベスクはもとより、申し分なかったです。
衣装もリニューアルされただけあって、本当にふわふわした羽がたくさんついている、かわいい衣装でした。
この日の国際フォーラムは、私が想像していたより客席は埋まっていたものの、なぜかあのだだっぴろい空間だと間延びするのか、観客席のテンションが低いようで、1幕の途中までは、物理的に劇場が私は「寒い。。。」と感じたほど温度が低かったのですが、マツァークが登場した1幕2場のその瞬間から、会場の温度が上がったのを私は肌で感じました。そしてグランアダージオが終わったころには、すっかり会場が熱気で暖かくなり、自分自身も熱くなったのはリアルに肌に感じたところで、マツァークの魅力に、会場も魅了されたのがわかりました。
オデットのソロの振り付けが、要所要所、オーソドックスなものとちょっと違う振り付け(コフトゥン版だそうです)だったのはちょっと気になりましたが、これからマリインスキーの白鳥(超〜オーソドックス。教科書版のようなバージョンです
)を見る私としては、逆に違っていたほうがありがたいくらいでよかったです。
そして、圧巻は、第2幕のオディールです
これぞ、マツァークの真骨頂という感じでした。登場の瞬間から、すごいオーラを出していて、見ていてぞくっとする怖いくらい美しい微笑を称えながら、ばしばしと決めていきます。
キエフバレエの黒鳥は、ソロがブルメイステル版の音楽と振付けになっていたのですが、ブルメイステル版の黒鳥をここまで完璧に踊れっていうバレリーナって、初めて見たような気がします。
まず、GPDDの後半のろくろ回しの難しいところ(サポートつきピルエット&アラベスクポーズ)では、今まで見たバレリーナたちよりも非常に早く、7回?くらい全く軸がぶれずに回っていて、サポートというより、自力でもかなり回っているのが見て取れ見事でした。
また、オディールのソロの冒頭のダブルにプリエしてアチチュードのところで、たいていどこかバランスが崩れたり、ブレーキをかけるときによろついたり、恐々止まって破綻を防ぐケースが多いのに、マツァークはものすごい早くきっちりダブルを余裕で回りきった後、きゅっっとアチチュードでぴたりと止まるのを完璧に繰り返し、見事の一言です。
そして、彼女はやはり回転系が得意で、32回のフェッテはシングルで超〜高速のまま完璧に回りきり、その後のピケの大回転も非常に早く、すばらしかったです〜
会場のテンションも上がっていたと思います。
マツァークは、事前に予想していたとおり、白鳥もいいけれど黒鳥がはまる人ですね。
これほどのすばらしい白鳥と黒鳥を見てしまうと、マリインスキーで見て、感動できるかしら??と不安になってしまうほどです。

マツァークのことに終始してしまいましたが、他のこともいくつか。
王子のデニス・ニェダクもよかったです〜長身で、つま先まで非常に美しく、足の歩きや運びがきれいでした。
また、アントルラッセやジャンプ系も高くて柔らかいし、全体的にとてもよかったと思います。
なのに、会場の拍手がいまいち少ないっ私はかわいそうに思っちゃいました。華があんまりないのかな?

逆に拍手が多かったのは、ロットバルトのワーニャ・ヤン。彼はすばらしかったです。5月のザハロワガラでも目立ってましたもんね。長身でテクニックも高く、目を引きます。

あと、パドトロワのユリア・トランダシルとカテリーナ・カザチェンコの2人は、非常にプロポーションがよく、踊りもきれいでした〜。ソリストレベルになると、やはりキエフはレベルが高いです。

逆に、少し残念だったのがコールドについてです。キエフバレエといえば、2年前に見たとき、長身で美男美女ぞろいで、特にコルプがゲストで出た「ライモンダ」がすばらしくて、「マリインスキーをわざわざ見なくても、キエフバレエで十分すばらしいじゃんキエフってすごいのね」と思ったくらいだったんです。でも、今回は、男性は変わらずプロポーションがいい人ぞろいでしたが、女性のコールドのプロポーションが少し落ちた気がしました。あくまでキエフ比ですが。
また、白鳥の群舞や2幕のディヴェルティスマンのコールドが、ちょっと人が少なかったので、物足りなかったんですよ〜特に1幕の白鳥のコールドは、大きな白鳥と小さな白鳥を含めないとたったの18羽。全体で24羽くらいだったのでしょうか?わたあめのようなふわっとしたコールドの動きが大好きな私としては、そういったコールドの見せ場の振付けも全部アレンジされていて少人数バージョンになっていたのは残念でした。
大人数のコールドの迫力は、次のマリインスキーへ期待です。
あ、でも揃っていて全体的にはきれいではありました。

あと、国際フォーラムって、やっぱりバレエ公演には向かないですね。せっかくの自前のオケを連れてきているのに、音が飛ぶ飛ぶ。飛び散ってしんなり聞こえてしまっていて、もったいなかったです。東京文化会館とかで見たかったです。

来週は、またマツァークの眠りを見ます。
とっても楽しみになりました

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ポーション 国際フォーラム オディール ドラマティック ディヴェルティスマン 東京文化会館 ライモンダ アダージオ パドトロワ ポートマン
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