チェリスト 阪田宏彰のBlog

日々感じたこと、おすすめなモノ、お気に入りなど

YSQ2017始動

2017-05-24 | YAMATO String Quartet
今年もYAMATO String Quartetが動き出します。

明日5/25の19:00から、「後援会プレミアムライブコンサート」が仙川フィックスホールにて開催されます。
後援会の会員限定なので、ご希望の方は急ぎ下記までご連絡ください。

【ご予約・お問い合わせ】
株式会社リリー 03-5379-4377
http://lirye.co.jp

今年も、9/12のみなとみらい公演、11/20のサントリー公演がありますが、先行予約は会員様限定で、詳しい情報も明日のコンサート会場で発表になるそうです。
今年から主催になった株式会社リリーのご意向で、まずは後援会会員様への特典の充実に努めるということです。
何やら限定グッズまで制作している様子・・・。

というわけで、今年の情報はまだ公開できないのです。
決してサボっていたわけでは・・・!
明日の演目についても、秘密なのです。

それでは明日、お楽しみに!
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チェロケースのリフォーム!

2017-05-02 | YAMATO String Quartet
また仕事や告知とは無関係な・・・。
でも、ちょっと画期的な出来栄えなので自慢させてください。
今回はこれです!


「アコードケース」というチェロケースがあります。
これが世に出た20数年前は、チェロケースの世界に黒船が来たくらいの騒ぎでした。
自動車の世界でもカーボン素材がもてはやされた時代に、未だクラシックカーのように木製の重たいチェロケースが主流だったチェロケースの世界。

「チェロケースが片手で持てる!」
と、次々とアコードケースに替えて自慢気に持ち歩く同僚達。
僕は40万円オーバーという価格に手も足も出なかっただけなのですが、「軽いけど、安全性がねぇ・・・。」とか負け惜しみを言いつつ、10年くらい「アンチアコードケース派」としてレジスタンスを続けておりました。

しかし、15年くらい前?に奇跡が訪れました。
「宣伝用としてアコードケースの看板を背負って歩く」というオファーが!
あっさりと「アコード最高!」と言を翻し、アコードケースの広告塔になったのでした。

二つ返事で引き受けたものの、「アコード命!」みたいな恥ずかしいデザインのケースだったらどうしよう!? という不安を抱えていました。
やって来たのはこれ。


結構良いデザインで、とても気に入りました。
クロアチア製なのにイタリア国旗まで貼って、お馬鹿ですねぇ〜。
これは当時乗っていたアルファロメオというイタリアの車が好き過ぎて、イタリア大好きになってしまった結果です。


その後、音楽界の片隅でひっそりと生きるチェリストとして艱難辛苦を舐める10数年。
大事な大事な楽器を守ってくれたこのケースも、ヒビ割れまで発見されるほどやつれて来たのです。
楽器の安全のためには修理するか新調するしかありません。

でも思い出してください。
買うとなると、とっっっっっても高いのです。
無理無理。

直して使うことを考えるしかありません。
アコード社には、金具の交換くらいの修繕オプションはあるものの、ヒビ割れを直すなんていう修理は無さそうです。
そこで思い出したのが、アルファロメオを擦ってしまった時にお世話になった板金塗装の修板塗(シュバント)さん
素晴らしいクオリティの仕事をしてくれるのです。

車の板金塗装の技術で出来るんじゃない??
どうせなら傷だらけの塗装も綺麗に直したいし、全部塗ってもらおうかな?
そこまでするなら、思い通りのデザインにできるんじゃない?

次々膨らむ妄想を、チェロのお弟子さんが絵にしてくれました。


目一杯膨らんだ期待とデザイン画を持って久しぶりにお邪魔すると、ちょっと怖そうだったお兄さん達がまあまあオジさんになって出迎えてくれました。
さすがにチェロケースは初めて! ということでしたが、快諾をもらいました。
というか「うん」というまで帰らない粘りで引き受けてもらい、気が変わらないうちにその場でケースを置いてきたのです。

全身整形手術を前に緊張して直立するケース。


よく見ると本当に傷だらけです。


このお店の素晴らしい仕事は、色を決めるところから始まります。
世界中の車の膨大な色見本を端からめくって、イメージしている色を探します。


そして、無ければ希望を聞きながら丁寧に色を作ってくれるのです。


各所にあった金具を全て取り外し、その為に内張も全て剥がします。
分解され、厚化粧を落として素顔を見せたケース。既にヒビ割れは修復済みです。


表と裏をそれぞれ塗装。


斜めのラインを入れて上からクリアを乗せたら出来上がり!
と思いきや、塗装を重ねたライン部分が膨らんでいることが気になったらしく、乗せたクリアを研磨。
二度目のクリアでようやく出来上がり!


仕上がりの連絡を受けて引き取りに行くと、金具も内張も元通りになったチェロケースが高級車の間に寝そべっていました。


そうっと立たせてみると、置いて帰った時の寂しそうな緊張は消え、堂々と自信に満ちた立ち姿です。


それもそのはず。
取り外された金具たちまで、綺麗に磨かれてピカピカになっているのです!


ようやく自宅に戻ったチェロケースを見て、ご満悦の一枚。



40万円超えのアコードケースには数種類の色を二色選んでオーダーできるシリーズがありますが、一番安い20万円前後のケースに思い通りの塗装をお願いした方が安い!
ましてや、古くなったアコードケースを新品に買い替えるくらいなら、絶対にオススメです!

ただ本業の自動車仕事の繁忙期には中々取りかかれないこともあるようです。
預けられる期間に余裕を持たせてくれれば、「まあ、やってもいいけどさぁ・・・。」とのことでした。
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エンドピンについて

2017-04-05 | ひとりごと
こんなことに興味がある人がどれだけいるのやら・・・。
誰の役にも立たない記事ですが、でも書くのです。

チェリストが親の仇のようにステージに突き刺している棒。
あれをエンドピンと呼びます。

あれは何の役に立っているのか?
実はチェリストの僕もよく分かっていません。

チェロがヴァイオリン族の三男として生まれた時には、エンドピンはありませんでした。
ヴァイオリンと同じように緒留めとしてのポッチがあるだけでした。
故に古楽器の世界では現代で言う所のエンドピンは使わない方が多いようです。

しかし、音楽の歴史と共に楽器も変化しました。
サイズは少し大きくなり、足で抱えるだけでは不安定になったのか、ニョキッとエンドピンが生えてきたのです。
オルゴールと同じように、硬い地面に接することで、より振動が伝わるようになりました。

エンドピンが発明された頃は、木材の棒を別に持ち歩いて演奏する時に装着していました。
これが内蔵式に変わり、技術の発達と共に金属の棒に変わります。
現在では、鉄やタングステン、カーボンなどの硬い素材で出来ていて、ホール横のネジで固定します。



エンドピンは、持ち運びのために出し入れできるようになっています。
筒状のエンドピンホールの中をエンドピンが通るということは、微妙に隙間があるということなのです。
ネジで締めても、止まるのは二点だけ。
他の方向にかかった振動は逃がしてしまいます。

〈通常のネジ止めエンドピンのイメージ〉





この問題を画期的に解決するエンドピンがこれです!

ピン自体は弓と同じフェルナンブコ材です。
そして、エンドピンホールは円筒形から円錐系に変わり、横から固定していたネジは無くなりました。

エンドピンを固定しているのはこの部品は、やはりフェルナンブコ材です。


固定する仕組みはこんな感じ。

〈上から見た断面のイメージ〉



〈正面から見た断面のイメージ〉




この仕組みによって全面から固定された弾力のあるエンドピンは、ボディの振動を無駄なく伝えられるようになりました。

僕にとっては画期的な発明ですが、どう考えてもチェリストしか興味を持てないですね。
でも、チェロという楽器の歴史に残る発明だと思います。

発明した某楽器店では、特許出願中とのこと!
子供の頃、折りたためるハンガーや伸び縮みする靴紐を想像しながら、数年後にその商品を見て何となく悔しかったのです。
特許取れば良かった!
生きている間に一回くらい特許取ってみたい!

なぜ「某楽器店」なのか。
円錐形がぴったり合うように一対づつ製作するため、量産できない上にかなりの手間らしく、あんまり作りたくないみたいなのです。
他所様で特許を取られてこの技術が使えないような事態になるのが嫌で特許を取ることにしたそうです。
そりゃこんなマニアックなもので儲かるわけないか・・・。

チェリストの興味をも拒否するこの記事。
何のために書いたんだ!
実はただの自慢だったんです。
ここまで我慢して読んだ方には本当に申し訳ない。
でも最初に何の役にも立たないって書いたでしょ?
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明けましておめでとうございます

2017-01-08 | ひとりごと
だいぶ遅いですが・・・。

昨年、YAMATO String Quartet、並びにCello Ensemble 008をお聴きくださった皆様、お世話になった皆さま、本当にありがとうございました!

両グループ共に、今年からはいろいろと変化がある予定です。
態勢が整うまで、告知できる本番がありません・・・。

あんまりにも書くことが無いので、普段は載せないYSQ,008以外のお仕事の報告を。


昨年はスタジオで録音する仕事をちょくちょくいただき、ドラマや映画の録音に関わる機会がありました。
CD屋さんから「名前が出ている」と聞き、ドラマのサウンドトラックを購入してみました。

「逃げるは恥だが役に立つ」
仕事場で題名を見た時はとても覚えられませんでしたが、後から随分この名前を聞きました。



「家売るオンナ」
これはタンゴっぽい曲だったので、楽しんで演奏した記憶があります。




聴いてみました・・・。
自分なりには集中して頑張ったつもりですが、偉大な先輩たちの音を聴くとまだまだ足元にも及ばないと思うことが多いです。
この歳になっても勉強することは増える一方ですね。
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自分にご褒美

2016-12-23 | Cello Ensemble 008
鈴木楽器のメロディオン アルトpro-37v2が到着しました!


12/10のコンサートにいらしてくださった皆様にしか分かりませんね。
アンコールで使用した「ピアニカ」は、近藤さんからお借りした年代物のピアニカでした。

桜美林で教えている学生から借りた32鍵盤のもので練習を重ねていたのですが、37鍵盤のピアニカならば芸域が広がることが分かってきたのです。
近藤さんからお借りした37鍵のピアニカは、音色も反応も良く、すぐに「これだ!」と思いました。
メロディオン アルトpro-37v2という型番を調べてみたら、通常のピアニカとは桁が違うお値段!
一音ごとにテーパーリードというものが入っているようですよ。

これまで数年間、紆余曲折はあったものの「風船アンコール」は不動の定番として定着してきました。
ピアニカアンコールが、これにに続く定番になることを確信した僕は、近藤さんに「これ、売ってもらえませんか?」とお願いしたのですが、即刻却下されました。
仕方なく、自分にご褒美として新品を購入したのが上の写真です。
早速練習してみました。
良い感じです!
指は使っていませんが・・・。

そしてケースには「ハチマキ」が同居することになりました。
来年、各地の皆様にお目にかけられる日を楽しみにしています!
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「A列車で行こう」答え合わせ

2016-12-14 | Cello Ensemble 008
12/10「Cello Ensemble 008 vol.8」にお越し下さった皆様、本当にありがとうございます。

コンサートのプログラムノートで、「A列車で行こう」の曲中にニューヨークにまつわる曲たちが一瞬引用されていることを書きました。
このブログで答え合わせをしておきます。
全11曲は下記の通り!
答え合わせは置いても、中々興味深い演奏が見つかりました。

「New York New York」
Frank Sinatra - "Theme from New York New York" (Concert Collection)


「New York State Of Mind」
Billy Joel - New York State Of Mind (from Live at Shea Stadium) ft. Tony Bennett


「Autumn in New York」
Ella & Louis - Autumn in New York (HD)


「Broadway」
Stan Getz - Broadway


「Spanish Harlem」
Ben E King - Spanish Harlem


「Manhattan」
Ella Fitzgerald - Manhattan


「Harlem Nocturne」
Duke Ellington - Harlem Nocturne


「Englishman In New York」
Sting - Englishman In New York


「Living for the city」
Stevie Wonder and Ray Charles - Living for the city (live)


「Rhapsody in Blue」
Gershwin plays Gershwin: Rhapsody in Blue


「Arthur's Theme」
Christopher Cross - Arthur's Theme (Best that you can do)


さあ、何曲分かりましたか?
初めて音にした時、僕は4曲しか分かりませんでした・・・・。
というわけで、4曲以上で合格!とします。
合格した方は、次回・・・・何が喜ばれるのだろう??
僕と宮坂のおでこを撫でて帰るとか。
刺抜き地蔵的な・・・。
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チェロアンサンブルと屋台

2016-12-11 | Cello Ensemble 008
12/10、チェロアンサンブル008の東京公演にご来場くださった皆さま、ありがとうございます!
さぞかし深酒をしてひどい酔い方をしているとご想像されると思いますが、なんと早朝からこんなことをしていました。


これは、このブログでもお馴染み、小金井の珈琲屋台「出茶屋」鶴巻さんの屋台です。
昨日の公演には、土曜なのにお店を休みにして聴きにきてくれました!
同じ常連客の友人たちもたくさん。
特にお店や朝市の手伝いに慣れた友人たちが、スタッフとして働いてくれたおかげで心強かったこと!
だから代わりに勤労奉仕・・・ではないのです。

先週、「出茶屋」さんを中心とする小金井の友人たちに激震が走りました。
鶴巻さんからの
「交通事故に遭ってしまい、明日の営業はお休みします。」
との連絡。
自転車で走っていて、路地から飛び出してきた車と衝突したとのこと。
幸い頭も打たず、出血も無く、打ち身だけで済んだと聞いても、小金井の友人たちのザワザワは止まりませんでした。
夕飯を持って行ったり、車で荷物を運んだり、それぞれが「助けたい」を形にしていたのです。

土曜日はコンサートのためにお休みにしてくださっていたのですが、日曜日は屋台を引くとのこと。
僕にもできること見っけ!

というわけでこの姿です。
まだ音楽界の片隅でチェロを弾き続けることを諦めたわけではありませんよ。


遡って昨日のCello Ensemble 008のコンサート。


新レパートリーばかりのプログラムに、余裕など一切無い必死のステージリハーサル風景です。

3枚のCD収録、各地での演奏旅行で揉まれたことによるグループの成長は、リハーサルによく表れています。
このリハーサルが、本番でほんの少しの奇跡を生み、それが重なって目に見える成長となるのでしょう。

昨日お越しくださったたくさんのお客様、そして今までCello Ensemble 008にお付き合いくださった全ての皆さまに感謝です。
これからも応援をよろしくお願い致します!
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ROUNDABOUT

2016-12-02 | Cello Ensemble 008
ようやく最後の一曲!

「YES」(イエス)は1968年に結成され、現在に至る長い歴史を誇るイギリスのロックバンド。

メンバーの入れ替わりが激しく、活動停止や再結成もあるため、バンドカラーは常に変遷し続けています。
プログレッシブ・ロック、シンフォニック・ロック、ポップ・ロック、アート・ロック、サイケデリック・ロック、ハード・ロックなど、彼らが分類されるジャンルは幅広く、ジャンル分けをすること自体がナンセンスなのだということを感じさせられます。

結成当初はそれほどのヒットはしなかったイエスが、躍進を見せた1971年のアルバム「Fragile」(こわれもの)の一曲目が「ROUNDABOUT」です。
プログレッシブ・ロックとしてのクラシック音楽の影響が濃い先鋭的な部分と、ホワイトソウルの流れを感じさせるハードロックの部分が混在します。


1980年の活動休止と1983年の再結成の後に出た「ロンリー・ハート」は活動休止前をはるかに凌ぐ大ヒットを生みました。
1988年に「西海岸イエス」と「ABWH」のイエス分裂時代を迎え、1991年には「イエス統一」。
なんだか宗教史のお勉強みたいですね。
2005年にはまた活動休止。2008年に活動を再開します。
そして2015年に最古参のベース、クリス・スクワイアが白血病で亡くなりますが、彼の遺志によりバンドは継続されています。


分裂と再生を繰り返しながら、変化を遂げてきた「イエス」の原点とも言える「ラウンドアバウト」。
日本ではアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」で使用され、独特の世界観を演出しています。
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OVERJOYED

2016-12-02 | Cello Ensemble 008
後半プログラムのブラック・ミュージックシリーズ最後の曲。


OVERJOYED:スティービー・ワンダー
1985年にリリースされ、スティービーの楽曲の中ではそれほどヒットしませんでした。
粋な邦題が数多く見られる時代であっても、邦題がつけられなかったこの曲。
それでもスティービー・ワンダーの数あるバラードの中でも一番高級な曲です。

僅か12歳でデビューし、13歳でビルボードのシングルチャート、アルバムチャート両方で1位を獲得。
これは未だに破られていない最年少記録です。
またグラミー賞の22回という受賞回数も男性歌手トップですが、この中で1975年の受賞は前年に亡くなったデューク・エリントンに捧げられました。
そしてスティービーの本名は、奇しくもモーリスなのです。

スティービーは早産による未熟児網膜症により、視力を失っています。
視力の代わりに神が与えたとされる音楽的能力は、まさに神懸かり的。
数多くの楽器を自ら奏する能力もさることながら、鼻歌のような軽やかなフェイクは巧みにコードを左右し、その鮮やかさはピアソラのバンドネオンを彷彿させます。


でも歴代5人の元奥様がみんな美人なのは何故なのでしょう??

Stevie Wonder - Overjoyed 1st take 1983 (Rare)
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宇宙のファンタジー

2016-12-02 | Cello Ensemble 008
本番ではここで「上を向いて歩こう」が入りますが、以前にプログラムノートは書いているのでパス!
雑食感がますます高まってきたところで、Earth Wind & Fire!

チェロアンサンブルでEarth Wind & Fireは世界初でしょう。
やれるもんならやってみやがれ!ってくらいに大変です。


「宇宙のファンタジー」:アース・ウィンド・アンド・ファイア
原題は「FANTASY」で、アース・ウィンド・アンド・ファイアの数ある楽曲の中でも「セプテンバー」と並ぶ代表曲の一つ。
1969年に結成されたモーリス・ホワイトのバンド、ソルティ・ペパーズ。
1970年にはアース・ウィンド・アンド・ファイア(以下EWF)に改名し、ファンク、ソウル、ジャズとポップスを融合させて、R&Bの世界を拡げました。

1978年、日本のディスコブームと相まって、本国アメリカ以上のヒットを記録したこの曲。
重厚なホーン・セクションと、フィリップ・ベイリーのファルセットが特徴的です。

008にとっては、マイケル・ジャクソン以来のリズム難易度のリフ、チェロにとっては悲鳴に近い高音域に対する二正面作戦を強いられます。
どこまでも駆け上がる旋律のギリギリの戦いも見ものですが、最大の注目はベーススペシャリスト宮坂、佐野のしっかりお姫様のコンビが織りなす高難易度のリフです。

EWFの音楽的主柱であったモーリス・ホワイトは、1990年代から徐々にステージから遠のき、2000年にはパーキンソン病であることを明かし、プロデュース業に活動の場を移していました。
EWFは、フィリップ・ベイリーを中心に今も活動を続けています。
日本でも、「パクった」と公言しているドリカムの中村正人さん、そして我らが近藤さんにも影響を与えたモーリス・ホワイト。
世界中のミュージシャンに影響を与えた彼は、今年の2月に亡くなられました。
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