原田哉子 ~スピリチュアルカウンセラー~

すべての人生が輝きますように

『脳科学は人格を変えられるか?』

2017-04-19 17:18:49 | 

最近とてもおもしろい本を読みました。


『脳科学は人格を変えられるか?』
エレーヌ・フォックス 著



その本の中では「サニーブレイン(楽観脳」」と「レイニーブレイン(悲観脳)」という、楽観的または悲観的に反応する脳を人間は両方持っていて、どちらの活動が多くなるかで人格が決まる可能性があるとあります。



人間の最も基本の習性は「ポジティブな物事を求め、厄介な物事を遠ざける」ことだそうです。

「食物や性交などの「良きもの」に接近し、捕食者や毒などの「危険なもの」を避ける」ように人間はできています。



人間にとって生命維持のために欠かせない「レイニーブレイン」は、すべての人に根強く備わっています。


人間はもともと動物だった時、または狩猟民族だった時の記憶で、自分の命が危険にさらされるかもしれない恐怖を敏感に感じ取る能力があります。

この本の中では、スクリーンに様々な写真を次々短い時間映し出し、その中に違う種類の写真が混じっていたらボタンを押すという実験を紹介しています。

例えば何枚かのキノコの写真に、一枚だけ花の写真を入れた場合と、一枚だけヘビの写真を入れた場合、反応の速さはどう違うかという実験です。

何百回もの実験の結果、一枚だけヘビの写真を入れた時の方が、明らかに反応速度が速いという結果がでたそうです。

それは被験者が都会生まれ育ちで、ヘビと関わりを持ったことのない人でも同じ結果が出たとあります。

はるか昔の記憶が人間には残っていて、自分の生命が脅かされるかもしれない状況にとても敏感に反応するということです。



レイニーブレインのバイアスが強い人は、日常生活の中でも物事を悲観的に考えがちです。

人生の明るい面に目がいかず、暗い面に目が行きがちになります。



レイニーブレインが強い人は、明るく楽しい状況や考え方を維持できる時間が短いのだそうです。

楽しい出来事を思い出してくださいと言われた時、その楽しい思い出にひたっていられる時間が短く、すぐに悲観的な物事を思い出してしまうのだそうです。






サニーブレインが活発な人は、ネガティブな事柄を避け、より楽しい方向に目が向く傾向にあるのだそうです。

本の中では、マイケル・J・フォックスへの取材内容が書かれていました。

楽観主義というのは、悪いことは一つも起こらないというやみくもな思い込みではなく、悪いことが起こったとしても自分は対処できるという自信の元に落ち着いていられる状況であるとあります。

現実から目を背けない楽観主義が、マイケルのような過酷な状況でも未来に希望をもてる力になっているのです。





この本の中には、サニーブレインを活発にできる、認知バイアストレーニングという訓練方法が書かれいていました。


例として、被験者に以下のような設問を出題し、二つの選択肢から単語を選ばせます。


「その医者はエミリーの成長を調べた」

「彼女の *** は2cm大きくなっていたのだ」

選択肢は「身長」と「腫瘍」

この場合は「身長」は楽観的バイアスを伸ばし、「腫瘍」は悲観的バイアスを伸ばします。


このような設問で、選択肢を両方とも楽観的バイアスを伸ばす単語にし、そのトレーニングを一定期間続けた人は、楽観的な思考能力が高くなったのだそうです。




人は「良きもの」を求めます。

明るく楽しく生きている人は「良きもの」として認識されるはずです。

明るく楽しく前向きに生きていると、人や運が巡ってくるのは「良きもの」だからなのかもしれません。




どんな状況であれ、生きていかなければなりません。

滅びる運命を持つ肉体が、その力を全部出し切って活動を終える時までこの人生を生きて行くつもりで、私たちは自分の意思で生まれてきたはずです。



幸せだと感じる時間が長い生活は、本当に楽しいし幸せなものです。

苦しい人生より、楽しい人生を送った方が絶対にいいはずです。

それは環境や所有物や健康状態が左右するものではありません。

すべて心の持ちようで決まることです。




苦しくて辛い出来事が起きてしまった時は、それをどう自分で消化できるのか、苦しい中でもがいて自分を定めるしかありません。

地球レベルの私たちには、まだすべてがわかるわけではありません。

納得いかない、理解できないことが起こってしまった時には、一時考えるのを止めて、まずは今自分が生きていくことを大切にするべきだと思います。

わからないことはわからなくていい。

でも自分を苦しめる状況からは早く離れてしまってください。

出来事は勝手に起こってしまったものかもしれませんが、苦しみは自分が作っているはずです。




幸せは、自分の行動や考え方の方法を変えるだけで、手に入るものなのだと思います。

方法はあります。

ちょっとしたことで人生は変わるのかもしれません。


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