昔が良かった。

古き良き時代というけれど。クルマ好きにとって、60年代、70年代は希望があった。

GTV6のメンテナンス

2017-05-11 22:48:42 | ALFAROMEO


GTV6用のパーツが手に入ったので、作業開始。

車両にブレーキマスターが付いている画像を取り忘れてしまったので、いきなりのマスターO/H画像に入る。
   
この画像は、何の意味か分かりますか?

2枚目の画像を見てもらえたらわかると思います。
マスターの上の、リザーブタンクと、マスターのグロメッとの間に隙間があるのがわかるでしょう。わずか1ミリちょっとの隙間だけれど、これは重要な意味を持ちます。
なぜなら、キッチリとタンクが、マスターに取り付けられていない証拠だから。
タンクを外してみると、前に組み付けたメカニックの故意のいい加減仕事の証拠が3、4枚目の画像でわかります。
マスターの後ろ側、写真で言うと、それぞれの写真の左側のグロメットとタンクの間に、シリコン系の接着剤のようなものが塗ってありました。
ここは、ラバーグリスを少量塗って、しっかりと挿しこめば、タンクの先っちょのカリが、キッチリとグロメットの奥まで入るように設計されているのです。浮いているのは、しっかり遠くまで挿入されていない証拠なのです。作業したメカニックも、しっかり奥まで入れる自信がないへたくそだから、心配で、こういうところにシリコン接着剤を縫っているのです。
まあ、簡単に言えば、この作業をしたメカニックは、早漏で、キッチリ奥まで嵌めるのに、自信がなっくて途中でもらすかもしれないと、コンドームよろしく、シリコン接着剤で漏れを防いでいるのですね。塗るなら、ゼリーもとい、ラバーグリスが、まともなメカニックのすることなのですが。

   
取り外したマスターシリンダーは、内部状態は、車を受け取って、帰ろうとして、『車に乗り込みスタートさせて、表の広い道に出るまでに、ブレーキに違和感が。』と、以前のブログに書いた通り、非常に危険な状態だった。
写真の3,4枚目を見れば、誰でも解りますよね。
この症状は、以前にも書いた通り、ATEノブレーキカップで、8年目くらいから起こります。
アルフェッタや、75のように、マスター直下に、エキゾーストマニホールドのある車は、熱の影響もあり、ゴムが硬化して、カップに割れが入りやすいのです。
しかしながら、私がこの症状を見つけているのは、GTV6がほとんどです。
なぜか?  それはGTV6のほとんどが、まったく整備をまともにされていない中古の並行輸入車だからです。(伊藤忠時代は、キッチリと、法令に定められた4年に一度のブレーキマスターの分解と、インナーキット交換がされていたので、この症状は全く出なかったのですが、並行輸入時代になってからは、こういうところのトラブルは、結構出てくることが多くなりました。日本に輸入されるまで、何年も整備されていない車が、日本で新規登録されるのですから、仕方のないことです。)

このトラブルの違和感が、直ぐに解らないなら、私はクルマ屋をやる資格はないと私は思うのですが。(毎日乗って、慣れてしまって、それゆえに違和感を感じないオーナーと違い、毎回、トラブルのある車と、整備をしてトラブルを解消した車を乗り比べているメカニックなら、こういうことがわからないはずはないのだが、クルマ屋=メカニックということでもないので、わからない人もいるのだろう。


そして、新品に交換された、純正と同じ、黒いATE22マスター。

ちなみに、今回取り外した、ボディを金色メッキされた、外品マスターシリンダーの中身は、ATE22の、後期仕様の漏れ止めシールが1シールになったものと、まったく同じ仕様のものだった。 多分、日本に並行輸入されてから、1度は、マスターASSYで、外品に交換されているのだろうが、長らくブレーキフリュード交換のみで、本来の整備のできるメカニックにメンテされていなかった証だろう。

 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 今度はパナソニック ロード... | トップ | 初期Cレコ 刻印デルタの未使... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ALFAROMEO」カテゴリの最新記事