昔が良かった。

古き良き時代というけれど。クルマ好きにとって、60年代、70年代は希望があった。

ぼやきながらの、GTV6の最終修正。

2017-07-22 00:16:49 | 11646

あまりに汚らしかったガソリンタンクを、簡単にペイント修正

     
はがれたペイント片を掃除機で吸うと、さらにぼろぼろと。
御覧のように、取付けバンドは、レンチのハンドルなしで簡単に、でネジが緩むほど。
適当にはがした後、錆取タワシで簡単に錆とり。

     
マスキングをして、缶スプレーではありますが、まあまあ見れる程度に。
取付けバンドの下のスポンジも正しく装着して、キッチリと取り付け。
見えないからと、手抜きするのは金儲け主義の販売店だけ。メカニックの工場では、手抜きは、人間としての恥です。内貼りも、止めのボタンぐらい、付けましょう。安いものだし。


ガソリンを入れに行くために、あのクネクネハンドルを外して、手持ちのボスを使って、ハンドルを付け替えてのですが、手持ちのボスでは短すぎて、すぐに神戸のFⅡさんに連絡して、ボスを捜してもらったのですが、(何年ブリだろう、長田さんの元気な声が聞けて嬉しかったです。Fですと言っても、すぐに思い出してもらえなかったほどの久しぶりでした。)
しかし話をしていると、この年式のものが在庫無いようだったので、元のクネクネハンドルを、使える程度綺麗に回るように修正しました。
プレスするのに、専用特殊工具やアダプターがないので、汎用工具を使ってのプレス修正。 スポーク部に、少し傷がついてしまったが、 単品のコラムにつけて回しても違和感がないくらいに、クネクネは修正できた。

  
前にも写真載せた、このクネクネハンドルが、下の写真のように、プレス修正。

     


なんとか、純正の形に戻せました。

この後、今日は、奈良の陸事まで、適当なワインディングロードの裏道を走り、エンジンとハンドルの感触をチェック。
陸事に行った目的は、ナンバーの封印をしていなかったので、封印取付けだけです。

陸事の封印係のオッチャンに、『古い車は、苦労するのう』と、車検証の登録日を見て言われてしまいました。 こちらも、『そのままおさめたら、うちの工場の恥やから、まともに修理してからやないと』ッテ。

帰り道では、少し、荒いステアリング操作と、アクセリングで、さらにチェック。
やっぱり、キッチリとアライメント調整された、ガタのないノンパワーのラックアンドピニオンの、手のひらに伝わる路面の感触は素晴らしい。どんなに優れたパワステでも、決して伝えられない細かいニュアンス、路面との愛のささやきが掌で味わえるのだ。これが好きで、私は116系が好きなのだ。
ハンドル位置の微調整は、ステアリングボスを変えるかどうかにもよるので、オーナーと相談してから。
アクセリングは、エンジンオーバーホールをしたという割には、レスポンスが悪くて引っかかる。異音は出ていないから、CPU関係の最終セッティングをまたもにしていないのかなって感じで、点火時期と、ボッシュのLジェトロチェッカーでフルテストしてみよう。多分アソコだとは思うけど。 まあ、あの割れたデスビキャップと、ローターの状態で、よそのIGコードを、わきから挿しこんだ状態で、平気で、私に持って帰らさせたくらいだから、細かいセッティングをチェックしていないと判断はできる。

ジャンクで安い車ならわかるが、それなりの価格で当方も買っているので、ここまで手抜き、荒らされていると腹が立つものだ。

明日は、あの寝ぼけて曇った恥ずかしいヘッドライトを、まともなドライバーが安全に走れるように、ヘッドライト交換もしなくては。

 

 


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