茶の葉の声に耳を澄まして    Tea−literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

釉(ゆう)

2009年08月24日 | Weblog
ずいぶん前になりますが
優しい水色の器を見つけ
その色をどう表現したらよいか
いくら考えても
言葉が見つからないことがありました
そうか
色は
いろいろなんだ
この器の水色は
その時の火と土と
様々な偶然でうまれたもので
一期一会のものなのだなと知ったものでした

その器は
蜜柑の木を燃やした灰を
釉薬にしたものと聞きました
不思議と
このような明るい水色になると
教えていただきました

そっか
釉薬には
灰や粘土の他に
鉄や銅、コバルト、チタンなどの金属がありますが
灰は
何の灰でもいいわけ・・・?
その時のこの密かな発見は
ずっーと静かなわくわくどきどきとして
胸にしまわれたままできましたが
今日
またまた
何とも柔らかい色合いのお茶碗に出会ってしまい
ときめきがとまりません

「たなごころの器」展
手にすいっとおさまる
まあるいお茶碗たちが集まりました
感動したのは
その釉薬たちです
私が引き寄せられたのは
林檎釉
林檎の甘酸っぱさが伝わるような器です
他に
え〜、そ、そんな植物で〜
というような楽しい作品がたくさんありました

土も
植物の灰にあったものを探し
試行錯誤の結果選んだという
とある里の土
「これでないとこの色がでない」そうです
植物も
「さいたま県の椿」というように
その出身がしっかり記されていました


当然
今、私の頭の中は
お茶の木を焼いた灰で釉薬をつくって
器を焼くことでいっぱい♪
土はその畑の土がいいです!
  
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