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ライブレポートとCD評

三大交響曲

2017-08-21 11:29:11 | ライブレポート
8月21日(日)
読売日本交響楽団
指揮:鈴木優人
於:東京芸術劇場
曲目
シューベルト交響曲第7番〈未完成〉
ベートーベン交響曲第5番〈運命〉
ドボルザーク交響曲第9番〈新世界〉

東京芸術劇場に行くのは初めてで池袋駅で降りてから道がわからなかったので少し焦ってしまった。
しかし、地上に出て少し探したらすぐわかった。
祭りをやっているようで芸術劇場の広場に屋台がたくさん出ていた。
席は3階席一番前の左から2番目だった。
ここのコンサートホールは1,999席で、サントリーホール、みなとみらいホールと同程度だ。
3階席だが、演奏者の顔ははっきり見る事が出来た。
始まる前に入口で配布されたプログラムを見た。
楽器別にメンバーを写真付きで載っていた。
私の高校時代の2つ上の先輩(コントラバス)で2年前に定年退職された喜多さんがエルダー楽員の欄に載っていた。

3曲共超有名曲で生で何度も聴いた曲だ。
4月頃、生のオーケストラが聴きたくなり、自分の仕事の休日と合うコンサートを探してチケットを買った。
2年前の同時期も読響のチケットを買ったのだが、職場が変わり休日のローテーションが変わって仕事になったので泣く泣くチケットを知り合いに譲った。
読響を聴くのは初めてだ。というか日本のオーケストラでN響以外を聴くのは初めてだ。
指揮者は30台と若い人で名前は知らない人だ。
1部は未完成と運命。
運命はテンポが少し早い、というか軽やかだった。例の主題も重くない。
15分の休憩があり、ロビーに出た。
バーカウンターがあり、アルコールも売っていた。
クラシックのコンサートでアルコールを売っているのは初めて見たような気がする。
新世界は自分が高校1年の時に演奏したので、色んな思い出がある。
演奏を聴いていて当時の早志先生の顔が浮かんでくる。
そういえば当時の先生は今日の指揮者とほぼ同じ年だったな。
フルートのソロを聴くと2つ上の美人のフルートの先輩を思い出す。
ホルンにも2つ上に強烈な個性の人がいたな。
色んな事を思い出して演奏に集中出来なかった。
ただ、弦楽器は音がキンキンしていたし、金管楽器は大人しく聞こえて、外国のオーケストラと比較すると迫力不足だった。
弦楽器の配置を見て驚いた。
客席からステージを見ると時計回りに第1バイオリン、チェロ、ビオラ、第2バイオリンと並んでいる。
以前ウイーンのオーケストラ(ウイーンフィルではない)を聴いた時も、同じ配置をしていて驚いた。
最近はこういう配置が流行っているのかな?
不満はあったが、久しぶりに生のオーケストラが聞けて良かった。
以前、1万円札が軽かった時は外国のオーケストラを聴いていたが、最近は千円札が重く感じているので国内のオーケストラで我慢するしかない。
でも、また機会があったら聴きたいな。シェヘラザードとかマーラーの1番とか聴きたいな。

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