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ライブレポートとCD評

fuse(WE WANT fuse)

2013-07-15 09:16:19 | ライブレポート
7月12日(金)

井上淑彦(Ts,Ss)
田中信正(P)
坂井紅介(B)
加納樹麻(Ds)
於:Dolphy

久しぶりにDolphyのライブに行った。
Dolphyのライブは昨年3月のfuse以来だ。
前週のclepsydraに続き、井上淑彦さんのリーダーグループだ。
店の前の階段で常連客のN野さんに会う。
演奏が始まる前に店主と話をする。
ベースの岡田勉さんがずっと病気療養中なのだが、秋にDolphyで野力奏一さんが中心になり「励ます会」をやるそうだ。峰厚介さん、鈴木良雄さん、村上寛さんに加え、何と増尾好秋さんも出演する事になったそうだ。
渡辺貞夫ファンだったら、ヨダレの出そうなメンバー構成だ。
そのメンバーでレコーディングした「Laughing Heart」というCDがDolphyにも置いてあったので、買った。収益金は全て岡田さんの治療費に寄付されるそうだ。

ドラムが家庭の事情で欠席の角田健からピンチヒッターで加納樹麻に代わったメンバー構成で、この日は「WE WANT fuse」と名乗っていた。
井上さんは今日は暑いからと髪を後ろで結っていた。
私を見つけて1週間前のclepsydraのライブに行ったお礼を言われた。
演奏した曲はfuseの曲ばかりである。今年初めの3daysは行かなかったので、今年の新曲は初めて聴く。
1部は新曲が続く。
fuseにしてはわりとオーソドックスな曲想の曲が続く。
紅介さんのベースが低音でうなる。ノブさんは相変わらず裸足でピアノを弾いている。
2曲目の「クーガのダンス」が面白かった。
1部の最後は2枚目のアルバムから「グラスホッパー」。
加納さんは以前から知っている実力派ドラマーだが、このあたりの曲を聴くと、やはりfuseのドラマーは角健だなと思う。ドラムソロでスティックを客席に飛ばしてしまう猛獣のような破壊力が角健にはある。
2部の最後は1枚目のアルバムから私の大好きな「breath in-out」。
アンコールは2枚目のアルバムから「fireworks」。
今日も先週のclepsydraに引続き「ずっと。。。」はやらないのかなと思っていたら、観客が許さなかった。
アンコールの拍手が鳴り止まず、今日はやらないつもりだったという「ずっと。。。」を演奏した。
先週聴いたclepsydraも大好きなのだが、今日は久しぶりに本格的なジャズを聴いたと思った。ジャズの持つスリル感をこのグループは味あわせてくれる。
10月には角田健を加えてfuseとしてライブをするそうだ。楽しみだ。
仕事が遅番でなければ良いが。

ライブが終わった後、私の横にDolphyのHP製作者が来て、色々話をしたが、次の日も仕事だったので、早目に切り上げて帰った。

1部
雨宿り
クーガのダンス
追憶
Grasshopper

2部
who is it
冒険
ビーラビド
breath in-out

(アンコール)
Fireworks
ずっと。。。

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