屋号力研究所

この地球にはすてきな屋号がいっぱい!すてきな屋号をつくるヒントを提供するブログです。テーマは屋号とミッションです。

「月草」(NO.0068)

2009-01-29 09:02:25 | Weblog
今回、ご紹介するすてきな屋号は
奈良にある雑貨のお店「月草」(NO.0068)です。

今年25周年を迎える 「くるみの木」を育てられた
石村由紀子さんが2004年の夏、

奈良の秋篠の地に

2部屋だけのゲストハウスと

大和の食材をふんだんに使ったレストラン
「食の円居 なず菜」と

懐かしくて新しいモノがいっぱい詰まった
「ざっか 月草」をつくられました。
(「秋篠の森」)

古都 奈良。

ほんとうにいいところですね。

数年前からつれあいに連れられて
1月には「くるみの木」を訪れるようになったのですが

今年1月、縁あって石村さんとお食事する機会を
いただきました。

屋号の「月草」ですが、

月+草=!

既存のことばも新たな出合いあると、
新しい世界が生まれるのですね。

懐かしくて新しいモノがあるお店。

月草。

なるほどです。

石村さんは今年、本を出版されるそうです。

拝読できる日がとっても楽しみです!

くるみの木

●屋号力研究所 塩見直紀(京都・綾部) 2009.01.29
半農半X研究所 塩見直紀ホームページ

「セガレ」(NO.0067)

2008-12-24 04:09:43 | Weblog
今日、ご紹介するすてきな屋号は

農家を継がずに、東京で働く農家の息子(セガレ)のユニットである
「セガレ」(NO.0067)です。

今年も数々のすてきな屋号と出合いました。
想いのこもった屋号に優劣はないのですが、

どれか1つに
「2008年 屋号力大賞」をあげないといけない
としたら、ぼくはこのセガレに贈るでしょう。

すごく可能性を感じます。

セガレというユニットは

2007年6月、
スクーリングパッドの農業ビジネスデザイン学部
1期生として知り合った3人が

「農家の倅」ということで意気投合し、
結成されたものです。

東京にいながら、

親のため、農家のため、
地元のためにできることはないか

と考え始め、
現在は、さまざまな魅力的な取り組みに
チャレンジされています。

ホームページに書かれている

農家を継いでいない後ろめたさを抱えつつも、
東京にいながら農業のため地元のためにできることはないかと
日々、新しい農業とのかかわり方を模索中

という苦悩がまたいいです。

セガレが目指すことは

親孝行、農家孝行、地元孝行、日本孝行を
継続していくこと。


農家のセガレ(漢字では「倅」と書きます)は
世界中にすごい数の人がいるはず!

数式にするとこうです。

世界÷セガレ(セガル)=!


セガレは2009年も注目です。

セガレのミツシさんとはスクーリングパッドの
農業ビジネスデザイン学部の講義に呼ばれた際、
お出会いさせていただき、
とってもインスパイアされました。

過日はありがとうございました!

セガレ


●屋号力研究所 塩見直紀(京都・綾部) 2008.12.24
半農半X研究所 塩見直紀ホームページ

「唐草屋」(NO.0066)

2008-08-18 03:44:20 | Weblog
今日、ご紹介するすてきな屋号は

京都麩屋町にできた風呂敷のお店
「唐草屋」(NO.0066)です。

消えゆく日本の文化をどのように次世代に伝えるのか。

京都から風呂敷文化を発信されます。

小さなお店のメッセージカードには
こんなすてきな言葉がありました。

「包」という漢字の字源は、
胎児が母親の胎内に優しく包まれ、
守られている様を表しています。

風呂敷を通じて。モノを慈しみ
大切にする気持ちを
皆様に感じていただけたらうれしいです。

●屋号力研究所 塩見直紀(京都・綾部) 2008.08.18
半農半X研究所 塩見直紀ホームページ


「月光荘」(NO.0065)

2008-04-02 16:38:14 | Weblog
今回、「屋号力研究所」が
ご紹介するすてきな屋号は銀座の画材屋さん

「月光荘」(NO.0065)です。
http://www.vesta.dti.ne.jp/~gekkoso/index2.html

すてきな屋号にはきっとすてきな謂れがあるはず。

月光荘の由来はというと、

歌人の与謝野鉄幹、晶子夫妻が、
創業者の故・橋本兵藏さんを可愛がり

大空の月の中より君来しや
ひるも光りぬ夜も光りぬ

と詠み、「月光荘」と名付けたそうです。

月光荘。

すてきな屋号ですね。

あ、これも天文系。

種と風と天文系と。

時代の流れはこれかな。

●屋号力研究所 塩見直紀(京都・綾部) 2008.04.02
半農半X研究所 塩見直紀ホームページ

「Bija(ビージャ) 」(NO.0064)

2008-03-25 09:24:18 | Weblog
今回、「屋号力研究所」が
ご紹介するすてきな屋号は

浜松に誕生したエコでフェアトレードなカレー屋さん
「Bija(ビージャ) 」(NO.0064)です。

「Bija(ビージャ) 」とは、
サンスクリット語で「種(たね)」。

ぼくは「種」や「風」に関する屋号が
これからも増えるだろうと予測してきたので
うれしい誕生です。

種って、不思議ですね。

あの小さなもののなかにすべてが詰まっているのですから。

漢字が伝わる以前の「やまとことば」では

「た」は、「たかく、たくさん」という
広がりをあらわすようです。

「ね」は、「根っこ、根源」です。

偶然ですが、それを教えてくださった
やまとことばの先生が浜松におられます。

「Spice Cafe Bija(ビージャ)」は
「ap bank」の融資を受けておられるそうです。

(大変だけど)それもまたかっこいいですね。

この春休み、行ってみたいと思っています!

●屋号力研究所 塩見直紀(京都・綾部) 2008.03.25
半農半X研究所 塩見直紀ホームページ

「五行(ごぎょう)」(NO.0063)

2008-03-24 04:43:14 | Weblog
今回、「屋号力研究所」が
ご紹介するすてきな屋号は
「五行(ごぎょう)」(NO.0063)です。

「五行」は
博多、京都、西麻布、銀座にある
ラーメンダイニングというコンセプトの話題の店。

五行といえば、陰陽五行説ですね。

陰陽五行説とは

万物を構成する要素として、
「木・火・土・金・水(もっかどごんすい)」の
5つの要素と考えます。

宇宙に存在するすべての物は
五行の相互作用から生まれると言う説です。

中国哲学、中国医学、風水思想の原点ですね。

木は燃(=火)えて土に帰る。

土はやがて地中に金をつくる。

金はその表面に水をもたらす。

水は、木が育つのに欠かせない。

木火土金水。

五行という名を選ぶということは
どういうことか。

深いこだわりを永遠に重ねるということです。

コンセプトのチカラ、すごいですね。

●屋号力研究所 塩見直紀(京都・綾部) 2008.03.24
半農半X研究所 塩見直紀ホームページ

「ユーラシア404」(NO.0062)

2008-03-22 14:57:43 | Weblog
今回、「屋号力研究所」が
ご紹介するすてきな屋号は
「ユーラシア404」(NO.0062)です。

「ユーラシア404」は、2003年春まで
小樽の断崖の上で、カフェバーとして営業されていました。

ぼくがつれあいと行ったのは
子どもを授かる前のこと、
1991年くらいだったと記憶しています。

店内もキャンドルくらい。
中も外も暗闇です。

そのなかを函館本線が
ときおり走り抜けていきました。

遠くには漁り火も見えます。

期限を決めての経営だったとのことですが、
もう1度行ってみたい場所の1つです。

ユーラシア404。

いまはなき伝説的なお店です。

●屋号力研究所 塩見直紀(京都・綾部) 2008.03.22
半農半X研究所 塩見直紀ホームページ

「カフェ・ド・シンラン」(NO.0061)

2008-03-19 21:09:19 | Weblog
今回、「屋号力研究所」が
ご紹介するすてきな屋号は

「カフェ・ド・シンラン」(NO.0061)です。
http://www.sotokoto.net/lohasbar/

SOTOKOTO LOHAS KITCHEN & BAR。

「ソトコト」がプロデュースしたカフェ。

雑穀と自然派野菜など活かし、
健康と環境に配慮した食事が楽しめます。

場所はなんと築地本願寺境内。

カフェ・ド・シンラン。 

古きものが最も新しく、かっこいいのですね。

●屋号力研究所 塩見直紀(京都・綾部) 2008.03.19
半農半X研究所 塩見直紀ホームページ

「宙(SORA)」(NO.0060)

2008-03-13 10:38:51 | Weblog
今回、「屋号力研究所」が
ご紹介するすてきな屋号は
「宙(SORA)」(NO.0060)です。

2008年3月9日(日)、福岡市南区で
ステキな生き方シンポジウムが開催され、

半農半Xについて講演する機会をいただきました。

シンポジウムと交流会の終了後、
主催の九州産直クラブ代表・中村肇さんが
2次会先として、連れていってくださったのが

自然派ダイニングバー「宙(SORA)」でした。

無農薬野菜など自然素材を活かした
おいしいマクロビオティック料理と
こだわりのお酒をいただきながら
すてきな時間をすごさせていただきました。

屋号の「宙(SORA)」、すてきな名前です!

また天文系ですね。

ウィキペディアによると

「宇」は空間全体、
「宙」は時間全体(過去・現在・未来)を意味し、
「宇宙」で時空(時間と空間)の全体を意味する
(漢代の書物・「淮南子天文訓」)

「宇」は「天」、「宙」は「地」を意味し、
「宇宙」で「天地」のことを表す

そうです。

大地の素材をおいしくいただくということで
「地」をあらわす「宙」という屋号を
選ばれたのかな。

福岡方面にお住まいの方、
ぜひ行ってみてください!

つれあいの実家は下関。
勉強のためにも、連れて行きたいです。

※自然派ダイニングバー「宙(SORA)」
福岡市中央区高砂1-22-2
アーク七番館2階
092-522-8623
営業時間 18:00~24:00
定休日:日曜・月曜 全席禁煙です。

●屋号力研究所 塩見直紀(京都・綾部) 2008.03.13
半農半X研究所 塩見直紀ホームページ

「たまにはTSUKIでも眺めましょ」NO.0059)

2008-02-15 18:06:50 | Weblog
今回、「屋号力研究所」が
ご紹介するすてきな屋号は
「たまにはTSUKIでも眺めましょ」NO.0059)です。

2月3日の節分の日、
東京・練馬で講演する機会をいただきました。

そのとき、仕込み等で忙しいなか
駆けつけてくださったのが

東京の池袋でオーガニックバー
「たまにはTSUKIでも眺めましょ」を
されている高坂勝さんでした。

たまにはTSUKIでも眺めましょ。

すてきな屋号ですね!

天文系って、やはりいいのかも!

今度、東京に行くときはぜひ
うかがいたいです。

高坂さん、その節はよろしくお願いします!

高坂さんのエコ・ブログ:
http://blog.ameba.jp/genre/eco/

地図:http://caretaker.blog.ocn.ne.jp/tsukimap.jpg

●屋号力研究所 塩見直紀(京都・綾部) 2008.02.15
半農半X研究所 塩見直紀ホームページ