お菓子教室Cakes&Tea(ケーキ&ティー) わかこのお菓子な生活


福島県会津若松市にある洋菓子、パン、和菓子の教室です。

クリスマスプレート

2007-12-16 | 雑貨

Xmas_2  今年のクリスマスはお気に入りのクリスマスプレートを教室を始めてからの9年分を一度に飾りました。(今年のクリスマスはまだのため1998年から2006年の9年分です)

 このお皿、イヤートプレートになっていて毎年1枚づつ出るのですが、あるチェーン店で毎年クリスマスのパーティーセットを買った時にプレゼントで付いてくる非売品のものです。(ク~リスマスが、こ.と.し.もやぁてくる~♪のCMのお店です)

 もともと、ロイヤルコペンハーゲンのイヤートプレートやクリスマスプレートに憧れていた私。この時期あちこちでコペンハーゲンのイヤートプレートが売られていますが、価格は5000円~1万円プレミアが付いた年号のものだと十数万円するののもあります。私には手のだせる金額ではありませんでした。

 そんな時、出会ったこのクリスマスプレート。最初の1枚は、フリーマーケットで見つけました。

その時のプレートは1996年のもの。気付いたら集めていて、今では昨年までの11年分全て揃えてしまいました。(^^;)今年のクリスマスはまだなので持っていませんがここまで揃えたら集め続けたくなってきてしまいました。

 そして、このイヤートプレートは日本の有名メーカー『たち吉』で作られたもので1995年から製造を始め今年のクリスマスで13年目になるそうです。

 つまり、1995年のものと2007年を除いて全て持っていることになります。こんなに揃えている人ってあまりいないかもしれません。Photo_3

 実は、たった一枚の1996 年のプレートしか持っていなかった頃、有名雑貨メーカーの『マニー』のクリスマスプレートを3年分購入してお気に入りだったのですが、私にとっては『ロイヤルコペンハーゲン』よりも『マニー』よりも一番安いけど『たち吉』のクリスマスプレートが一番のお気に入りです。


生クリームデコレーション(ショートケーキ)

2007-12-16 | 食・レシピ

 お菓子教室を始めて9年目の今年…。生クリームデコレーションの講習はおためしコースから数えると10年目の講習になります。

 生クリームデコレーションの講習と言えばふんわりスポンジ生地の徹底的な作り方の説明と、ナッペ

 生クリームデコレーションは今まであちこちで講習してきましたが、期待以上の講習だったとかなりの評価をいただいています。

スポンジケーキの周りに生クリームを塗る作業をナッペというのですが、基本コースでは毎年、スポンジ生地の講習、実習の後のスポンジ生地が冷めるまでの間、練習用クリームを使いナッペの練習を15~30分くらい実習しています。

実際、説明を聞いただけでは簡単に塗る事ができないナッペは、コツや技術が必要なので、せっかくお菓子教室に参加したからには、ナッペの仕方だけでも覚えてもらいたいと思っての実習です。実際お菓子教室で練習してから本番なんてところは、全国探してもほとんどないと思うけど、お菓子作りの好きだった私が習ってみたかったお菓子教室の理想の形なのです。

ナッペの練習をやると、実習時間をオーバーしてしまう事も多いので、遅くならないようにするには、私の時間配分にかかっていて、遅れそうな時は私も洗い物で大忙しです。

それでも、このナッペが習いたくて12月の基本コースを何回も受講してくださる方も何人かいらっしゃるくらいこの練習が好評なので、ずっと続けていこうと思います。

この10年間で私にもかなり進歩がありました。始めの数年間は専門学校で習ってきたとおりに、そしてお菓子屋さんに勤めていた時に上司の方に教えていただいたとおりに説明してきました。でも、自分もナッペがうまくできなくて苦戦していたように、生徒さんも苦戦しながらもきれいに塗るのは難しく、ほんの一部の方しかきれいと言える仕上がりにはなりませんでした。

ところがここ数年、私の説明の仕方も変わってきました。教えてもらったとおりの説明ではなく、自分なりにどう伝えたらわかりやすいかと言うのが変わってきたのです。そしたら、ナッペが難しいのはかわらないものの、短時間の中でも2人に1人はなんとかきれいと言える仕上がりに変わってきたのです。お菓子屋さん時代にナッペが上手くなるまで時間のかかった私は、自分があの時こんな説明を受けたかったと思うくらいです。(^^)

本当にナッペがきれいにできるのはいくつかのポイントを同時にこなしていかなくてはならないのでかなりの技術が必要です。でも、そのたくさんのポイントをクリアして、生徒さんがナッペがきれいにできると嬉しく、説明にも気合が入ってしまいます。でも、その反面、短時間でコツをつかむ事ができる人をとてもうらやましく思います。(^^)いくら説明を受けてもきれいにできなくて、憂鬱になる生徒さんもいるけれど、不器用な私にはその気持ちがよくわかるのです。

初めてのナッペが上手くいかなくて当たり前のことなのですが、日本人にとって一番親しみのあるデコレーションケーキをシフォンのような柔らかいスポンジ生地に少しでもきれいにナッペできたらかなり自慢できると思います。

 今まで2百近いお菓子を教えてきた私ですがその中で一番好評で一番、自身のあるケーキだと思っています。