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SMAPが出演した番組レポメインなブログです。たまに、ドラマや映画の感想などもあり。

『エヴェレスト~神々の山嶺』※ネタバレ注意

2016-03-26 23:16:51 | 映画
<あらすじ>
カトマンドゥを訪れた山岳カメラマンの深町誠(岡田准一)は、
エヴェレスト史上最大の謎を解く可能性を秘めた古いカメラを発見する。
失われたフィルムを追ううちに辿り着いたのは、
孤高の天才クライマー、羽生丈二(阿部寛)の存在だった。
「山をやらないなら死んだも同じだ」と語り、
他人を寄せ付けない人生を送ってきた羽生が取り憑かれた史上初の挑戦とは何なのか?
その目的に興味を持ち、羽生の過去を調べるうち、深町はその凄絶な生き様に飲み込まれてゆく。
そして、羽生に人生を翻弄されながらも愛し続ける女性・岸涼子(尾野真千子)とも出会う。
標高8848m、氷点下50℃。呼吸すら困難な極限の世界。垂直の壁が待ち受けるその場所で、
これまで誰も成し得なかった過酷な登攀に単身挑む羽生。
その挑戦を見届けようと後を追う深町。
男たちは自然の脅威の前に命を晒しながらも、
人間の限界を超えてただひたすら世界最高峰の頂を目指す。
彼らは生きて帰る事が出来るのか?その先には果たして、何があるのか……?





山男にゃ惚れる~なよ~♪←「山男の歌(ダークダックス)」
という歌詞が脳内に浮かんできました。
ぜんぜんそんな呑気な内容じゃないんですけど(^_^;)

山や登山が好きという人にはたまらなさそう?
なんでわざわざ苦しくて命がけでそこまで!?というタイプの人間には伝わり辛いものがありました。
熱い想いはビンビン伝わってきましたけど。
普通に生きていたら得られにくい達成感とか生きている実感とかをきっと求めているのだろうなと。
このわからなかった部分、映画の時代は自然を征服することに躍起になっていたのだという感想?を目にし、
そういうことだったのかとなんとなく納得。


個人的にはもっと男くさ~い感じでよかったというか、
尾野真千子さん演じる岸涼子はいらないかな~みたいな。
羽生にとって岸文太郎(?)の存在はものすごく大きかったであろうことはわかるのですが、
涼子との繋がりがどうにも…付き合っていたではなく、
兄を殺した憎い相手と想い続けるとかのほうが存在意義がまだあったような…。
だって、音信不通になって探しに行ってみたら、
現地妻と子どもをもうけて所帯を持ってたとか告白されるとか純愛wwwって感じですもん。
ネパールの往復代金だしやがれ!…の前にちゃんと報告してきっちり別れとけよ!問題がありますけど。
そこらへんだけリアルにされてもなぁ…。
ただまぁ、野獣丸出しフェロモンむんむんな容姿を見てしまうと、
そこらへんも本能のままに生きちゃうのね…と、妙な納得感があったり。
人間ドラマというか、人間愛?
…ぶっちゃけてしまうと精神的な同性愛を感じたのは、
岸に向かって「一緒に死んでやる」と叫んだところと、
深町とのラストのほうがよほど感じるものがありました。
こういうことを書くと男同士の友情を腐った目で見るな(;`皿´)と激怒されちゃうのでしょうが。
とにかく、感情が見えたか否かの話なので萌え~♪
と興奮したわけではないことを言い訳がましく書き残しておきます。
あの終わり方は良かったのではないでしょうか。
羽生の想いを背負い生きていく深町の叫びみたいな感じで。


風間演じる岸 文太郎、出演時間は短いながらもすごく印象に残る良い役でした。
自らザイルを切る時の表情は初めて見た顔だったかもしれません。
あの表情を見たさにもう1回行きたい衝動に駆られるものの、
やっぱり山モノは得意ではないので二の足を踏んでしまうという…。
映画ではバッサリカットだったという羽生の岸文太郎への感情とか、
原作を読んで補完しようかと思います。
時間があればですが(汗)





ではでは



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