突然ですが、
きょうはペンキ屋でございます。
SLOWHANDは、あれから屋根の形ができあがり、その全体像が明らかになりつつあります。
ただ、白木の柱と屋根の形状から、一見すると完璧な和風建築物。
近所では「うどん屋さんができるらしい」と、もっぱらの噂です。
「う~ん、これから香川に修行に行っても開店が遅れるし‥‥」
ご期待を裏切って申し訳ございませんが、
やっぱり、予定どおりcafeやらせてください。
ところで、きょうはペンキ屋でございます。
一日中、塗って塗って塗りまくりました。
予算の都合で塗装は自前でやることにしたためです。
でも、大変です。ホントに。
ペンキを混ぜて、板を並べて、塗って、広げて乾かして、また次を塗って‥‥。
足は痛いは、腰は痛いは、肩は痛いは、腕は痛いは‥‥。
偉い!ペンキ屋さんは偉い!
こんなに大変な仕事を、早く、きれいに、楽しくやっているんですから。
また一つ勉強しました、プロの仕事。
SLOWHANDの外壁ですが、
さて、どんな色に仕上がるんでしょうか。
自宅cafeとか紅茶教室に来ていただいた方は、自宅をご覧いただいたかと思います、それがヒントです。
ではお楽しみに‥‥。
レイラです。
おかげさまをもちまして、本日、棟上げの運びとなりました。
(昨日からパパとママが「明日はムネアゲ、ムネアゲ」って言ってるから
てっきり、ママのスタイルが良くなる行事でもやるのかと思ったら‥‥
なわけない)
現場には早朝から大型クレーンが待機、
御神酒や塩でお清めしたあと、いよいよ作業開始。
工事は着々と進み、昼過ぎには待望の「棟上げ」が完了。
「さあ、鉢盛り囲んで祝宴じゃ~!」と思いきや、予算の都合で省略。
こぢんまりと、お饅頭とスローハンド特製水出しアイスコーヒーでの乾杯となりました。
いや~、それにしても、きょうの大工さんたちの手際の良さには驚きました。
次から次へと材木を切ったり、組み合わせたり。
「プロの仕事だなー」と、つくづく感心しました。
知識と経験が積み重ねられた、そう「匠の技」とでもいうんでしょうか‥‥。
SLOWHANDの記念すべき節目の日、
パパとママはとっても大切なことを学んだようです。
基礎が終わったので次のステップ「足場」が組まれました。
「ほーっ」って感じ。
レイラのお家よりすっごく大きい。(あったりまえだ)
いよいよ週明けは、柱や梁が組み立てられて「棟上げ」の予定。
どうか建築に関わる皆さんのケガや事故がありませんように‥‥。
看板娘のレイラです。
パパの投稿より、私のブログが楽しみっておっしゃる方が多いので、
今日はレイラが書いちゃいま~す。
さて、これまで出張カフェやってて、
よく「お店の”SLOWHAND スローハンド”ってどんな意味ですか?」
って尋ねられたんですね、
そこで今日は、名前の由来についてお話ししますね。
実は、SLOWHANDは世界3大ギタリストのひとりとして超有名な
エリック・クラプトンが1977年にリリースしたアルバムのタイトルなんだって。
’77年といえば、パパは青春真っただ中、
当時パパがあこがれだったアーチストのアルバムタイトルを、そのままお借りしたってわけです。
SLOWHAND・スローハンドっていうのは、ミュージシャン仲間がクラプトンにつけたあだ名で、その意味には諸説あるみたい。
クラプトンがのんびり屋だったからとかいうのもその一つだけど、
最も信ぴょう性が高いのは、
ギターを弾く時の手の動きがゆっくりしているからという説らしい。
その真意は、ギター・テクニックがあまりにも卓越しているため、
指を早く動かしているのに、ゆっくり見えてしまう、
あるいは、ギター奏法を極めているため、さほど早く動かさなくてもすばらしい演奏ができる、というものです。
いずれにせよ、歴史に残る名プレイヤーのあだ名を頂戴しているんだから
パパってすっごい度胸者‥‥。
噂なんだけど、お店ではBGMに1970年代のロックを流すらしいよ。
どんな音楽流そうと勝手だけどさ~、店の名前に負けないように
コーヒーの腕も磨いてもらいたいもんだよ。
あっ、パパが何か言ってる、
「いとしのレイラさんよ、その名前に負けないように、おまえもいい女になんらんとなっ!」
‥‥‥わ、わかった‥‥‥
先日、親しい友人宅で久しぶりの夕食会を開きました。
先方のご主人、料理の腕前はプロ並み、というかプロ以上かも。
ご主人のおいしい手料理と冷たいビールで盛り上がり、
あれやこれやと話題は尽きません。
その時の話、
「紅茶のオレンジ・ペコって、オレンジの味がする?」
実は、「オレンジ・ペコー」の本来の意味は「紅茶の大きさ」のこと。
加工された紅茶の葉っぱは、網目を通して一定の大きさのものを集め、
茶葉のサイズ別に箱や袋に入れて出荷されます。
サイズによって、だいたい4段階に等級区分され、
その最も大きなサイズをオレンジ・ペコー(OP)と呼んでいます。
ところが、紅茶メーカーがブレンド名としてオレンジ・ペコという商品を
販売していて、これがまたおいしいことから、とても人気が高く、
オレンジ・ペコは商品名と理解されているようなんです。
中には、オレンジの風味をつけたブレンドもあるようで、
オレンジの味がすると思われている向きもあるようですね。
さて、宴もたけなわ。
SLOWHANDのオヤジ、ご主人に負けてはならぬとつまみを作りに台所へ。
ところが、「イテテテッ!」。なんと包丁で、指を‥‥。
オヤジは叫ぶ、「カットバン、カットバン!」
ところが通じず、誰も無反応。
そう、「カット・バン」は方言、というか商品名。
正式には「救急絆創膏」と呼ぶそうです。
ちなみに、「サビオ」、上品ないい方で「バンドエイド」も同じ。
皆さん、気をつけてくださ~い。
方言丸出しにしてたら、いざというとき通じませんから‥‥。
なお、オヤジの傷は浅く、唾をつければ治る程度の軽傷でしたので、
ご心配なく。
それともう一つ、そのお宅の奥さんの方も料理はうまいので、念のため‥‥。