てくてくMac

Macな日々はトラブルの連続、まさに人生の縮図です。

間違えて消したデータを復旧させよう

2005年02月07日 | Macいじり
前回のつづき。
バックアップを取っていないデジカメ写真のデータを消してしまうというミスをやらかし、深刻な事態となってしまったところで前回は力つきていた。
皆さんはこんなことがないよう、再インストールのときは気をつけてね。

さて、ゴミ箱に入っているのとは訳が違い、通常は消してしまったデータにFinderからアクセスすることは不可能。
しかし皆さんご存じ通り、ゴミ箱から消したデータや再インストールで消えてしまったデータであっても完全になくなった訳ではない。つまりハードディスク上にはそのまま残っており、単にインデックスが切れている(参照ができない)状態になっているのだ。
したがって今回の場合もハードディスク上には残っている可能性が高いとみた。

こういった場合、それ専門のデータ復旧ソフトを使う必要がある。
ただし残っているデータの領域に別のデータが上書きされてしまうと2度とアクセスできなくなってしまうため、この状態で下手にOSXを動かしたり、復旧ソフトをインストールするのは危険だ。
そこでOS9.2からデータ復旧ソフトを起動し、OSXのパーティションのデータ復旧を試みた。

使用した復旧ソフトは以下の3つ。

 1.NortonUtility Ver.5.0(UnErase)
 2.DataRescue Ver.2.1.1
 3.DataRescue Ver.4.3.2(デモ版)

1と2はかなり古いバージョンであり、そのせいか残念ながらこの二つではいくら試してもデジカメ写真のデータを見つけることはできなかった。途方に暮れていたころ、バージョンが古いからダメなんじゃないかと思い、デモ版ではあったが、だめもとで3を試してみることにした。
すると、なんとほとんど完璧と言っていい形(ファイル名、フォルダ構成まで再現)で写真データを発見できた。これだけでもう感激。
まぁ、まだ発見できただけなんで実際に復旧できるかどうかはやってみないと分からない。まずは試しに1つだけファイルを選んで「復旧」ボタンを押す。
  :
思ったより時間がかかる。

-- 緊張 -- f(-_-;

だけど今まで泥沼のまっただ中に居たんだし、それに比べたら今はロープをつかんで這い出しているようなものか。とりあえずこいつにかけるしかねー。
そして復旧は終わった。泥沼から救出したファイルが指定した保存先に保存されていたので、覚悟を決めてダブルクリックすると、その瞬間、写真データが画面いっぱいに表示された。

うぉーーー!ありがとうDataRescue!あなたは最高の復旧ソフトです!
\(T▽T)/ヤター


かくして事態は回復の方向に向かい始めた。
しかし最初に復旧した写真は、実はあんまりいらないやつだったりして(笑)

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