ふらんす座への招待

俳句をあそぼう

句会レポート

2017-03-05 16:34:48 | ふらんす座
2月26日(日)

              一人来て二人で帰る桃畑

 参加者  たかし、喜哉、突波、ジロー、還水、鈴鹿、草径、究、尚

互選句
 落ち椿しゃきっと立ちて着地せり           たかし
         特選  鈴鹿、尚
 忘れる事多くなりけり小正月
         入選  究、尚
 凍て空に突ささりたる避雷針
         入選  草径
 葉がくれのかたかごの花向直す
 うす紅に染まる椿の春へ向く

 椿咲きさみしいと言ひさうになる          喜哉
         特選  還水
         入選  突波、究
 枝先に雫の光り小鳥来る
         入選  鈴鹿
 うつむきて開く椿のリリシズム
 シュッとしても結局チョコレートは無しか
 黄のいろに椿の蕊の詳びらか

 春ショール彼がいるとかいないとか         突波
         入選  喜哉、還水
 春の朝夢の整理をして起きる
         入選  還水、究
 春となり花子太郎と記入例
         入選  還水、究
 福耳の形ださうで福寿草
         入選  尚
 椿落つ皆んなが揃ふまで二人

 ああんしてもつとああんして春雷          ジロー
         特選  喜哉、突波
 包帯に血の色すこし春の雪
         特選  草径
 アパートの廊下の奥の椿かな
         入選  草径
 名ばかりの階段ありて春の雲   
         入選  鈴鹿
 着信のバイブに春の蠢ける
         入選  鈴鹿

 風光る幸薄き君微笑めば              還水 
         入選  突波、草駅
 三越はマダムの時間春動く
 老嬢の愛でし人形冴え返る
 紅椿右翼青年痛飲す

 言の葉のつぶやきふたつ沈丁花           鈴鹿  
         入選  喜哉
 気管支の絨毛の動き春きざす
         入選  尚
 毛づくろう如月の雨猫不乱
 落ち椿枝に未練はなかりけり

 菜の花や隙間だらけの鶏足寺            草径   
         特選  究
         入選  喜哉、ジロー
 落椿少女の拾ふ首飾
         特選  ジロー
 観音を底に隠して雪解川
 叡山の北北西に座禅草

 飛び跳ねる小鳥がピッピ春が来た          究 
 ひと目みて椿のように落ちてゆく
 黒猫と椿と肴日本酒で

 手の中の砂落つ如く二月逃げ            尚
         入選  喜哉、突波
 恵方巻夜会巻みな遠巻きで
         入選  ジロー
 椿柄師と過去思い筆を取り
 去りゆくは二月と同僚風吹きぬ
  
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