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刺しゅうの喜び

2018-02-12 | 日記


山形での「野のはなとちいさなとり展」の納品を、今日ようやく済ませてちょっとホッとしています。
まだまだ雪深い、冷たい冬の山形。(想像ですが)
けれど確かに春はやってきつつある。
そんな希望のような思いを、刺しゅうの温かさに感じていただけたらなあと思いつつ、祈るような思いで荷物を送りました。

刺しゅう絵本「野のはなとちいさなとり」。
先日も嬉しいご感想を頂きました。
認知症を患う車椅子のご婦人が、「この本を見ていると癒されるわ」と言って下さったそう。
ご家族のお話でした。

制作中は自分の力不足に悩むこともあったのですが、頂くご感想を伺うたびに
自分の力を超えて作らせて頂いたのだと感謝が湧きます。

仕事なので、辛さを感じる事もあるけれど、刺しゅうはやっぱり楽しいです。
針を持ってものを作る事は私にとっては喜びです。

山形の個展は今週末から。
そして来月は高松です。
休んでいる暇はありませんが、明日も針を持てることに幸せを感じつつ…。






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2月の空

2018-02-05 | 日記



2月。
立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日は続きます。
冬のこの時期、晴れている日は雲が少なく、空の青さが本当に美しい。
一点の曇りもない 清々しさ。

心も曇りなくいきたいものですが、私は日々葛藤しています。
これでいいのか?この道で良いのか?こうあるべきでは?などなど。
葛藤が大きくなると、結構苦しいものです。

けれど昨日、ある人が励ましてくれました。
「葛藤するだけしたら、きっと次のステージが拓けてくるよ。葛藤しなくなって自己義認したらそれで終わりだよ。」
「応援してるよ。」と言って下さったその人の笑顔と言葉が暖かく心に染み込んできて、じわじわとエネルギーが湧いてきました。
ありがたい…。

「野のはなとちいさなとり」展の準備に勤しむ毎日。
昨年一年間は絵本制作で頭はいっぱいでしたが、今年は展示のために、いかにこの世界を広げていくか
やっぱり野の花と小鳥で頭いっぱいです…。

展示を見に来てくださった方々に少しでもこの小さな物語が心に響きますように。
そして空を飛ぶ小鳥や道端の草花に小さな幸せを感じて頂けたら嬉しいなぁと思います。
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これからの予定など。

2018-01-20 | 日記
お問い合わせを頂いております今後の予定など、5月までをここに記しておきます。

1月27日(土) ワークショップ(中野モノモノ)
2月17〜24日 「野のはなとちいさなとり」〜マカベアリス刺しゅうブローチ展〜 (山形市hakkasui )
2月17〜18日 布博 in 東京 (TRC 東京流通センター)
3月8日〜15日 「野のはなとちいさなとり」〜マカベアリス刺しゅう展〜(高松市 watagumo 舎)
3月15日〜19日 西荻にてグループ展に参加
3月31日 ワークショップ(西荻)
5月4日〜9日 「野のはなとちいさなとり」〜マカベアリス刺しゅう展〜(西荻窪 cadocco)

・3月までに共著での刺しゅうの本が2冊出版されます。
・3月末から4月のいつか、オンラインショップ オープン…したい…(あくまで希望ですが)



3月半ば以降になると少し余裕が出来るかな。。。という感じです。

年末にこちらに書いた「家族のアクシデント」という言葉に、各所よりご心配頂いてお電話やらメールやら頂きました。申し訳ない…。ありがとうございます。
病気や事故ではなく、一つの転機です。今は前向きに頑張っております。
そして私はますますお仕事に励みます!

今までとは違う、新しい事にも挑戦していこうと計画中。
皆様に喜んで頂けますよう。どうぞよろしくお願いいたします。
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ルーティーンワーク

2018-01-16 | 日記


夕方5時半になったら一旦針を置いて机を整頓し、部屋中に掃除機をかける。
そして夕飯の支度。
いつものルーティーンワーク。

今日も昨日も一昨日も、同じ一日だった。
ちょっとため息をついて窓を開けたら、暮れかかった空に、夕陽の光を受けた雲が金色に輝いていて、思わず見とれてしまう。
きれいだなあ。

毎日毎日が同じように見えて、一日一日はいつも新しい。
過去を思い出して懐かしんだり、未来に不安を抱いたり、心はいろいろだけど
私が手触り出来るのはこの今だけなのだ。

夕方の家事を終えて、再び針をもつ。
今、私に出来ることは何なのか、祈るような思いで。

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新年です。「野のはなとちいさなとり」個展の事など。

2018-01-04 | 日記


新しい年が始まりました。

今年は戊(つちのえ)の戌という60年に一度の特別な年だそうで、何事にも激しい変化があるという。
世の中を見回すと、確かに色々変わっていく節目の年である事を感じます。

そんな事を意識した訳ではありませんが、私も年末から年始にかけて、いつになく気持ちが引き締まっている感じです。
この6、7年、ひたすら針を動かして仕事をしてきましたが、今年はその続きという感じがどうしてもしない。
上手く言えませんが、全く新しい思いが自分の中から生まれそうな感じ。それが何かははっきりわからないのだけど、不思議な気持ちです。

さて、心の中はそんなですが、今日から本格始動のお仕事の方はいつも通りです。
ひたすら針を動かしています。
3月までは怒涛のようなスケジュールですが、一つ一つを心を込めてこなしていきたい。


「野のはなとちいさなとり」
発刊からまだ1ヶ月も経っていませんが 沢山の方に喜んで頂いているようで、本当に感謝です。
いつも感じている事を、祈るような思いでいる時に湧いてきたストーリーですが、それが伝わっているご感想も頂き、不思議な喜びも感じています。

世の中はますます激しく変化していくのだろうけど、空を見上げる時、野の花に目を注ぐ時、いつも変わらない清らかな空気を感じていたいなあ。
そんな思いが広がっていくと嬉しいです。

今年は2月に山形市、3月に高松市、そして5月に東京西荻窪で「野のはなとちいさなとり」展をいたします。高松と西荻窪では原画も展示する予定です。
絵本関連の作品他、いつものブローチやポーチなどの作品も展示販売予定。
また作品を通して、皆さまにお会いできますように。

「野のはなとちいさなとり」 Amazon →
出版社ミルトス→
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野のはなとちいさなとり

2017-12-24 | 日記



「いっしょにうたうって たのしいな。 ひとりじゃないって うれしいな」
寂しかった小さな鳥が、青い鳥と出会って 心開かれていくときの言葉です。

「野のはなとちいさなとり」
この物語を書き、制作を進めていくうちに、そう意識したわけではありませんが、主人公の小さな鳥が自分自身の姿と重なってきました。

子供の頃から一人遊びが大好きで、成長していく中でも一人で決めて納得して行動する方が自分に合っていると思ってきました。
大人になり、さすがに社会性や協調性も大事だとわかり、それなりに身につけてきましたが、根本的な考えは変わらなかったように思います。

けれども、ある時 人と心通じ合う喜びを知りました。
それは社会性や協調性などどいったものとは違う、自分の考えやポリシーなどもう関係ない、心が通い合うってこんなに嬉しいのかと思うほど大きなものでした。
そして自分で自分を囲っていたバリケードのような壁が崩れて、温かい風が流れ込んでくるような経験でした。

このお話の中で、どこまでそれが表現できたかはわかりませんが、刺しゅうという、ひと針ひと針制作した画面の中に、そんな温かみを感じていただけるのでは と思っています。

発売から一週間余り経ち、各所より嬉しいご感想も頂いて本当にありがたいです。

絵本の制作にあたっては、改めて沢山の人々の力を実感しています。
とりわけ、刺しゅう作家の私に「絵本を作りませんか」とお声がけ下さり、編集に携わって下さった出版社の社長さん、編集の方。そしてカメラマンの方には、感謝で一杯です。
皆で力を合わせてものつくりをする事は、普段黙々と作業している私にとっては とても新鮮で、嬉しく楽しい事でもありました。

本が印刷会社より出版社に届き、数冊を抱えて嬉しく帰宅した日、実は家族に大きなアクシデントが起こりました。
一瞬目の前が真っ白になるような出来事だったのですが…。人生色々です。
辛い事を辛いと言ってしまえばそれまでですが、何があっても大丈夫、何があっても笑顔で乗り切りたいと…。
そして、そんな時に見上げる空や木々や花々は、いっそう心に近く生命の歓びが伝わってくるようで…
そんなことを心から思える事にも感謝です。

クリスマス・イブの朝、皆様にも天よりの祝福がありますように。
そして来たる新しい年が希望に満ちた嬉しい一年でありますように、心からお祈りいたします。
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響き合う色

2017-11-15 | 日記


小さい頃、悪さをして叱られる事はあっても、褒められるという事はほとんどなかった。
いいことをして、褒めてほしいと思った事はあっても、褒められた記憶がない。
まあ 私はそんなものだろうと思って、多少ひねくれて育ってきたように思う。

なので、褒められることに慣れていない。
この仕事をするようになり、作品を「素敵ですねー」「いいですねー」
と面と向かって言われると、何とも恥ずかしくなるのです。
恥ずかしくて その場から逃げたくなる。
しかし、作品を発表している以上、また その代価をいただく仕事をしている以上
逃げるわけにはいかないし、「いや そんなに素敵じゃ無いです」というのもかえって失礼。
なので、中途半端な表情で「いや、はい…」ともごもごしてしまうのです。
こんなとき、スマートに適切な言葉で返せる人を見ると、ちゃんと褒められて生きてきた人は違う…と今更ながら恨みがましい思いになったりします。

恥ずかしくも、皆さんが褒めてくださることに「色使い」があります。
刺しゅう糸にはたくさんの色があり、図案によってどれを選択するかが、作品の良し悪しを大きく左右します。
図案の上に、ああでも無い こうでも無い と並べてみて悩むこと多々。

こんなとき、たまたま並べた糸たちが 響き合う ような感じがする時があります。
まるで、会うべき人に巡りあったような、そしてお互い会話をしているような。
それでパチっと配色が決まったりします。

この響き合う感じ…にたどり着くまで が長かったりするのですけれど
上手くいったときは嬉しくてスイスイと針が進みます。

人知れず、のこんな作業もやはり皆さんに伝わっているのですね。
今日も頑張ります。
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左利きの不思議

2017-11-10 | 日記


私は 左利きです。
お箸を持つのも、包丁も、ボール投げも、針を持つのも すべて左。

ところが、文字を書くのは右手。
小さい頃、親がそこだけは…と直したらしい。
今は左手で字が書けません。

しかし 絵を描くのは左手、でも直線を引くときは右手。
絵の中に直線を書くときは 右と左を無意識に持ち替えています。

この無意識が、自分でもいつも不思議に思うのです。
(右脳が…左脳が…という理屈もありますが)
大袈裟な表現ですが、自分の中に自分以外のものを感じるというか…。

そもそも 自分が自分だと思っているのは、全て意識の中にある事。
でも、内臓や器官の働きなど 沢山の無意識に支えられて 体は生きている。
空や大地や自然、周りの環境からも、知らない間に 色んな影響を受けている。

そう思うと自分が自分だと思っている事は 実はほんの少しなんではないか。

嬉しくても楽しくても 、そして辛くても苦しくても、沢山の人や ものや 自然の摂理に
支えられて 今生きている事自体、不思議で奇跡なのかも知れない。

…秋が深まってきたせいか、ちょっとだけ哲学的。
「自分なんか 自分なんか…」と悩んでいる人がいたので、思いを文章にしてみました。
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草花は友だち

2017-10-24 | 日記


制作に没頭していると どうしても一日家にこもりきり…という事になります。
朝 家族を送り出してから ずーっと1人 黙々と作業…気づくと、もう夕方近く という事が多々。

それでも 私は主婦ですから 買い物等々 家事のために2、3日に一回は外に出ます。
そんな時 マンションの自転車置き場で ふと 目に入る 草花の なんと生き生きして見えること…!
(どんだけ外に出てないの…ということでもありますが…^^;)
自転車を走らせて 見えてくる 公園の木々 葉のそよぎ …すべての花々や木々が
空を見上げて歌っているのか 喜んでいるのか…。
なんだか私も ワーと一緒に声をあげたい気持ちになったり。

先日 ラジオで聴いたお話が心に残りました。
仏教で仏様にお供えする大切なものを香華灯明 というのだそうです。
香りと花と灯り。
その中でも花は 絶対的な存在 自然の営みの象徴だと。
私たちが気付こうと気づかまいと淡々としてそこに在り そして命を全うする。
でも花の存在に気付いたときに 思わず笑みがこぼれる。心豊かになる。

日々の生活は きれいごとではないので、良いこともあるけれど
どうしようもない事もある。
けれど 少し目線を変えれば こんなに身近に天の思いをそのまま写して生きている植物たちがいて
それが本当に美しくて…何て素晴らしい世界に生かされているのだろう 。

そんな感動を今日も感じられる事が嬉しいなあ…としみじみ思う今日この頃です。
そして その感動を形にする力を どうしたら もっと身に付けられるか…模索の旅は続きます…。
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テレビが壊れました。

2017-09-30 | 日記

唐突ですが、テレビが壊れました。

地デジ化になるから液晶テレビに買い換えねば...という時期に買ったので、かれこれもう13年近く。
家電としては、まあまあな寿命なのでしょう。

今迄あったものが使えなくなる...というのは、ちょっとしたパニックです。
決まった番組をいつも観ていた家族は、観られないことにがっかり。不平不満。
「早く直すか、新しいの買おう」と迫ってきます。
番組を、その日の楽しみにしていたのなら、ちょっとかわいそうだな と思いつつも...。

何だか私としては ちょっと嬉しかったりもします。

いつも通りにテレビをつける時間が、とても静か。
普段なら聞こえない虫の声が聞こえたりします。
秋の夜の空気はこんなに気持ち良かったんだっけ...窓からの外気をここちよく感じたり。
家族の会話もちゃんと目を見て話したり。

テレビは、情報源として大切なツールでもありますが、随分と生活時間を左右させられるな〜と感じていたのも確か。
この際、テレビ無しの生活にしようか?と提案したら、夫以外の家族からはブーイング。

それでもなんだかんだ理由をつけて、何とかこの生活を引き延ばしたい...と密かに考えています。
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朝の喜び

2017-09-13 | 日記


朝起きて 北側の窓を開けて 見る空。
その 澄んだ空気の清浄さに 思わず息を深く吸い込みます。

どうしてこんなに清らかなのだろう。

陽が沈み ゆっくりと夜が来て そして 陽が昇り朝が巡って来る。
それだけの事なのに 昨日とは 違う空気、新しい朝。
こんな朝が用意されていたなんて...と 生かされている喜びが全身に広がりました。

心にかかるあの人にも こんな朝の喜びがあるといいなあ...。
天を見上げて 思わず祈りとなりました。

さて 年の初めより取り組んでいる制作、ようやく先が見えてきました。
私にとっては 大きな挑戦。
どうか皆さんに喜んで頂ける作品となりますように。
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空が見えない。

2017-08-24 | 日記


夜明け前に起き出して、作業机に向かい
針を進めていくうちに 明けてゆく空を見るのが好きでした。

...なぜ過去形かというと その空が 悲しいかな今は見えないのです。

窓の外のお隣さんが 建て直しで一旦は 無くなり
素晴らしく広い空が見えたのも束の間、
あたらしい建物は 前よりも大きく、低層住宅地の基準ぎりぎりまでの高さ...。
あんなに美しく見えていた朝焼けも今は見えない...。
都会に住む以上 仕方ない事ですが 想像以上に これはつらい事でした。

仕事の山を前にして 机にかじりついている日々。
なかなか進まない仕事と自分の力の無さに嘆く事 多々で
いつの間にか 下を向いていました。

昨日 どうしても出かけなくてならない場所があり
重い腰を上げて行ってきました。
たくさんの人々に会いましたが
ある若い女の子が
「いつも作品を見て 元気をもらってます。ありがとうございます!」と話しかけてくれたのです。
まっすぐな その目を見ていると 私の方こそ有難く、不覚にも涙が滲みました。

出来ない 出来ない と下を向いて 自分を責めることはやめよう...。

東の窓から空が見えないので 今朝は北側の窓から少し身を乗り出して
久しぶりに朝焼けを見て深呼吸しました。


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ガンバる夏。

2017-08-12 | 日記


8月。
暑い暑いこの夏ですが、ここ2日くらいは季節が進んだかのように涼しい。
有難いですが、こんな時に夏の疲れがどっと出たりするのですよね。

今年は年頭から 新しいお仕事を次々と頂き 有難くも 忙しい日々を送ってきましたが
これから年末にかけても なかなか息がつけない日々となりそうです。
じっくりと ものつくりに取り組みたいという願いが叶うのは当分先のことかも...
有難いことですが...。

今嬉しいのは 刺しゅうを通して様々な方々と出会い、ともにお仕事できる事。
それぞれが自分の持ち場を持ち 真剣に 社会と向き合い貢献している姿を拝見すると
こちらの背筋も伸び 新しい力がもらえる気がします。
刺しゅうをしていなかったら 出会えなかった人々や考えなかった事柄も沢山あることを思うと
やっぱり続けてきて 良かったな と思います。
目の前の仕事で手一杯の今ですが、もう少し心を広げて 周りも見渡せるようになる事が
今後の課題...でしょうか。

この数ヶ月は乗り越えねばならぬ山...というか山脈が目の前にそびえ立っています。
ベタな言い方ですが...ガンバロウ。。。
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心に響く本屋さん

2017-07-19 | 日記


夏は まだまだ これからですが、早くも へたり気味の毎日。
夏バテしたくないので、どうやったら食欲が湧くか... 台所に立つたび悩みの日々です。

今日は、まだ少ーし涼しい午前中のうちに 外仕事を済ませようと自転車を走らせました。
区役所 文房具店 そしてスーパー。
途中の楽しみは ちょっと本屋に寄ること。
本屋 、私は大好きです。まちを歩いていて 本屋を見つけると入らずにいられません。
何というか、知らない世界のとびらを開けてくれるもの(本) がぎっしり詰まった空間にいると
それだけでワクワクするのです。

今日は久しぶりに昔馴染みの本屋さんに入ったのですが...
何だか殺風景。本棚にまばらな空間があるのです。
いつもはカラフルな雑誌のコーナーも 平積みの量が減ってさみしい感じ。
うーん そうとは書いてなかったけれど、もしかして閉店間近なのかも...。
何ともさみしい思いで店を出ました。

インターネットの普及で 印刷物の需要がどんどん減り、
出版業界は生き残りに大変、本屋さんもどんどん廃業に追い込まれている時代。

けれども「確かに減っては来ているけれど、でも紙の文化は無くなることは決してないと思う。」
先日 話した編集社の方は力強くそう言っていました。心強くなる言葉です。

少し以前、話題になっている本屋に行ってみました。
そこは駅から10分以上歩く 立地が良いとは言えない場所にあります。
けれど入ってみると平日の昼間なのに お客さんはたくさん。
奥にはカフェ 、2階にはギャラリー という工夫もありますが、何より
陳列されている本たちが魅力的でした。

ジャンルごとに並べられているのが一般的ですが、
ここは例えば 植物のコーナーには 図鑑のような本とともに、野草料理の本
花の名前のついた小説 などジャンルを超えて 並べられているのです。
つい一冊一冊 手にとってみたくなる。
そこには店主のセンスが感じられ「こんな本もあるよ。面白いから読んでみて。」という声が聴こえてくるよう。
自分では選ばない本にもつい興味が湧き 読んでみたくなる。
本屋に行く醍醐味は ここにあるのではないかな と思いました。
店主の心が感じられる本屋さん。
インターネットの情報や 電子書籍では決して味わうことのない魅力 だと思います。

本屋さん 頑張ってほしいなあ。



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作為のない美しさ

2017-07-04 | 日記


先日、テレビで鹿児島のしょうぶ学園の事を取材した番組を見ました。
知的障害者と言われる方々が布と糸を使って制作する「ヌイ プロジェクト」。
様々なメディアで紹介され、その作品は目を惹くものあったので、是非観てみたいと思いました。

社会的な「制約」と全く離れた、ひたすら心に湧き出るものを制作されている姿。
その楽しそうな事...!

「何かを伝えたい」とか、「作品の意図」とかではなく心と手が繋がっているように制作している。

そうして出来た作品は、観る方の心を捉え、それぞれの感動となっていく。
解説者曰く「作り手と観る方、その間にあるのが芸術」だと。

なるほど...作り手のモノでも受け手のモノでもないのだなあ。芸術の感動は...。

沢山制約のある社会で生きて来たし、それもとても大事と思っているので、
今更 制約のない世界には入り込めない。

けれど、何かを作るとき、意図や伝えたい思いを持つ事自体、傲慢なのかもしれない。
ひたすら心に湧き出たものに従ってものを作る。
すごいなあ。

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