ギリシャの巨匠、偉大なる映画監督テオ・アンゲロプロスの訃報が届きました。ご冥福をお祈りします。
24日にバイクにはねられ、脳出血により搬送先の病院で死去したのだそう。病気だったというのではなく、76歳の現在も達者で新作『The Other Sea』の撮影に入っている時だったというからあまりにも無念。事故で脳出血だなんて、永遠と一日のような一日を送ることはできたのだろうか。
映像詩人テオ・アンゲロプロスに魅せられた一人である私は、アンゲロプロスの映画をスクリーンで観ることには結構熱心でありました。わざわざ北千住に足を運んだりもしたし、特集上映の機会で232分の『旅芸人の記録』を二度観たし。この監督の映画だけは必ず映画館で、そして何度でも体験したいという独特の魅力を持っていました。ああ・・・。
『第三の翼』(仮題)(The Dust Of Time)の日本公開も決まっているはずなのになかなか具体的に公開日決定のニュースを聞かぬまま年があけ、つい最近もオリヴェイラのアンジェリカとアンゲロプロスの第三の翼は一体いつやってくれるのよ、フランス映画社さん!と話題にしていたばかりだったのに、まだ観ぬうちに監督の訃報なんて・・・。一週間前も私は新宿紀伊國屋のDVD40%OFFコーナーで『エレニの旅』を手に取ったのだった。うー。
アンゲロプロスの映画などを愛しすぎてしまうと、一般的にありがちな目まぐるしく変わるカットの多い映画の落ち着きなさが辛くて仕方ないんだよね。細かいカットでクローズアップの連続だとかは本当にしんどい。もっと長回しを。もっとロングショットを。アンゲロプロスの映画魂は永遠なれ。
IMDB
Filmography
放送 (1968)
再現 (1970)
1936年の日々 (1972)
旅芸人の記録 (1975)
狩人 (1977)
アレクサンダー大王 (1980)
アテネ/アクロポリスへの三度の帰還 (1982)
シテール島への船出 (1983)
蜂の旅人 (1986)
霧の中の風景 (1988)
こうのとり、たちずさんで (1991)
ユリシーズの瞳 (1995)
キング・オブ・フィルム/巨匠たちの60秒 (1995)
永遠と一日 (1998)
エレニの旅 (2004)
それぞれのシネマ 〜カンヌ国際映画祭60回記念製作映画〜 (2007)
第三の翼(仮題) The Dust Of Time (2009)
24日にバイクにはねられ、脳出血により搬送先の病院で死去したのだそう。病気だったというのではなく、76歳の現在も達者で新作『The Other Sea』の撮影に入っている時だったというからあまりにも無念。事故で脳出血だなんて、永遠と一日のような一日を送ることはできたのだろうか。
映像詩人テオ・アンゲロプロスに魅せられた一人である私は、アンゲロプロスの映画をスクリーンで観ることには結構熱心でありました。わざわざ北千住に足を運んだりもしたし、特集上映の機会で232分の『旅芸人の記録』を二度観たし。この監督の映画だけは必ず映画館で、そして何度でも体験したいという独特の魅力を持っていました。ああ・・・。
『第三の翼』(仮題)(The Dust Of Time)の日本公開も決まっているはずなのになかなか具体的に公開日決定のニュースを聞かぬまま年があけ、つい最近もオリヴェイラのアンジェリカとアンゲロプロスの第三の翼は一体いつやってくれるのよ、フランス映画社さん!と話題にしていたばかりだったのに、まだ観ぬうちに監督の訃報なんて・・・。一週間前も私は新宿紀伊國屋のDVD40%OFFコーナーで『エレニの旅』を手に取ったのだった。うー。
アンゲロプロスの映画などを愛しすぎてしまうと、一般的にありがちな目まぐるしく変わるカットの多い映画の落ち着きなさが辛くて仕方ないんだよね。細かいカットでクローズアップの連続だとかは本当にしんどい。もっと長回しを。もっとロングショットを。アンゲロプロスの映画魂は永遠なれ。
IMDB
Filmography
放送 (1968)
再現 (1970)
1936年の日々 (1972)
旅芸人の記録 (1975)
狩人 (1977)
アレクサンダー大王 (1980)
アテネ/アクロポリスへの三度の帰還 (1982)
シテール島への船出 (1983)
蜂の旅人 (1986)
霧の中の風景 (1988)
こうのとり、たちずさんで (1991)
ユリシーズの瞳 (1995)
キング・オブ・フィルム/巨匠たちの60秒 (1995)
永遠と一日 (1998)
エレニの旅 (2004)
それぞれのシネマ 〜カンヌ国際映画祭60回記念製作映画〜 (2007)
第三の翼(仮題) The Dust Of Time (2009)










かえるさんはきっとテオ・アンゲロプロス監督の訃報に付いて書いておられるのじゃないかと思い来させて頂きました。
撮影中のことと聞いて私も残念でなりませんでした。
そうですか、『The Other Sea』という作品だったのですね。
>永遠と一日のような一日を送ることはできたのだろうか
ここを読んでちょっと泣きそうになりました。
私は『永遠と一日』しか観ていなかった不甲斐なさですが、あの作品も死という絶望の淵から永遠の生を思い描く瞬間があったように思いましたので。
ご冥福を祈りたいです。
そうなんですよ、本当に。70歳を過ぎた人がやがて亡くなってしまうこと自体は想像できることではあるけれど、まさかまさか映画の撮影を行っている時に、バイクに(それも非番の警察官が運転していたものだそうです)はねられて・・・。というのには信じられない思いもあったし、残念無念でなりません。アンゲロプロス監督自身も悔しいだろうなって。撮影中の新作のことは詳しいことはわかりませんけれど、『エレニの旅』を第一部とした20世紀三部作の三部にあたる作品のようですので・・・。
死を待ちながら向き合う時間なんてない方が精神的には幸せなのかもしれないけれど、あまりにも突然で『永遠と一日』を撮った監督らしくないよーって思ってしまいました。
特集上映の機会でもないと、旧作を観ることはなかなかできないとは思いますが、新作『第三の翼』が公開された際には、ぜひとも劇場へおでかけくださーい。