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イチローと清原


 イチローと清原。 
プロ野球選手として、日本人ならば忘れられない存在になるでしょうこの2人。
2人とも超有名ですが、ある部分で驚くほど対照的な存在でもあります。


 清原選手は高校生のころから日本中の注目を集め、プロ野球入団時には巨人から
の「指名すっぽかし」はあったものの、西部入団後は順調に大活躍し、2000本安打、
500本塁打、1500打点を達成した打者は日本プロ野球史上清原を含めても6人しか
いないのです。

 しかし・・・ しかしです。
清原選手は、通算400本塁打以上で打者三冠タイトルの獲得経験が一度もない唯
一の選手です。簡潔に言えば「タイトルを取ったことがない」と言っても過言ではない
のです。つまり、残念ながら「無冠の帝王」なのです!
(新人王、最高出塁率(2回)、最多勝利打点(1回)の経験はあります!)

 イチローは日本で7年連続首位打者、ベストナイン、ゴールデングラブ賞獲得など
の記録をひっさげてアメリカ大リーグへ。その後の活躍は皆さんもご承知でしょうが、
大リーグにおいて新人王、首位打者、8年連続200本安打、最多安打3回、盗塁王
などなど。張本選手の日本記録・通算安打3085本を抜くのも時間の問題で、燦然と
輝く世界の記録男で、「安打製造機」とか、アメリカでは、そのバットコントロールの
巧みさから「魔法使い」と言われています

 そのイチローは、アメリカ大リーグマリナーズにおいて、チーム仲間による暴行計
画事件が発覚し、その個性の強さからか、チームメイトからは「自分勝手なやつ」
と思われているようです。この暴行計画事件は事前に発覚し、事なきを得ました。
この計画の報道は、イチローの方に好意的に報道されましたが、イチローファンに
は衝撃ではあります。(この暴行計画を事前にストップさせた球団幹部は、計画に
参加した選手たちに“イチローのように結果を出してみろ”と言って計画中止させた
そうです。)
アメリカのスーパースターでは、イチローの様な個性の強さの人は珍しいことでは
なく、その記録のすごさを持ってすれば、個性的なのも認められるアメリカです。

 この個性が強く、チームから孤立しているかのような存在で一匹狼的イチローが、
清原選手の引退試合のために、わざわざ帰国して、引退試合観覧するというこの
事実。自己主張の強い・自尊心の強いイチローをわざわざ帰国させてまで引退試
合に出席させる清原のこの「大きさ」を私はスゴイと思うのです。
引退試合前の試合では、試合後に相手チームも参加しての胴上げの洗礼を受け、
引退試合ではイチロー・長渕までが参加しその引退を惜しむ。 その光景!

 世界の記録男イチローが、「無冠の帝王」清原選手の引退試合のために、わざ
わざ帰国して送る。素晴らしい引退劇・引退試合でした。

『世界の記録男のイチロー』 か 《無冠の帝王清原》 か・・・・・・
どちらも偉大ですが、皆さんは、どちらを好みますか? ^^
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