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家族のごはん

2017-05-17 22:54:44 | 
お年寄りがある日遠い目をしているのに気づいたことがありますか?

はるか彼方を見ているようで

実は空がとても近く大きく感じるようになるんだと

そんな風に聞いたことがあります。


東京でひとり暮らしをしている姑が昨年ごろから

どこか覇気がなく

人の話も聞いてるんだか、

遠い目をするようになっていました。


私はその理由をなんとなくではありますが知っていました。

家族という存在が思い出という過去のものに変化し始めていたと思います。






先日、母の日でしたね。

私はあることを意識してお重につめました。

全部一つのお鍋でごった煮。

体裁を考えた飾り包丁などもなく

ザクザク、トントン、グツグツ。

いつもの家族のごはんがこの日のコンセプト。


姑を訪ねお重を持って行ったとき

「忙しいのに、手間をかけちゃったんじゃないの?」と姑。

「いつもお家で作るご飯だから、一緒に食べよう」

お重の蓋をあけたらすごく喜んでくれました。


そこには体裁などを気にせず

「家族」というスパイスの入ったいつものごはん。

それがいいのだと私は思っています。


この日の姑はすごくおしゃべりで

元気復活。

彼女の口から「みんなで食べると美味しいね」と。

これが遠い目の理由だったと思います。


近くにしゃぶしゃぶ屋さんができたみたいで

「今度行かない?」と

少し先の未来に誘ってくれました。


「たまにピザが食べたいなあって思うんだけど

最近は一枚買ったら何だかもう一枚無料でついてくるんでしょ。

そんなの2枚になったらひとりじゃ食べきれないんだよね」

なんとBOGOを知っていたか。。。

今度みんなで一緒に食べよう。


「みんなで一緒に」という言葉には

未来を見つめる力があります。

そして家族で同じご飯を食べると

家族の考えていることや気持ちが伝わってくるのだと思うのです。


姑、現在80代半ばでありますが100歳まではかる~く生きる予定であります。


 



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