夫婦で遊ぶ熟年ライフ

私は眼の病気、つれあいは脚の不具合。互いに補いながら残りの人生を楽しんでいこう。

板葺宮は石造りだった

2014-10-30 13:37:19 | 日記・エッセイ・コラム

飛鳥板葺宮は石造りだったそう  録画して見た「歴史秘話ヒストリア」でそう解説されていました(ココ) 今読んでる「天智と天武」関連でもあり、とっても興味深かった。

これまでドラマやコミックなどで大化の改新の時代を描くときは、どれも再現されている平城京のような木造の宮となってます。それが石造りだったとは では蘇我入鹿が絶命したのは石敷きの上だった? それに板葺宮というからには、屋根は板葺きだったのかな?この点は説明されなかった。 

当時の百済に石敷の都市だった遺跡が残っており、飛鳥寺西方遺跡にも石敷きの遺構が発見されたとのこと。番組ではCGを使って、どういう建物だったのか再現して見せていました。

水路も整い、須弥山石は水圧を利用した噴水だったそう。ヴェルサイユ宮殿より千年も前に東アジアの宮殿に噴水があったわけ? こういう技術は百済からもたらされたものですから。

そして斉明天皇と間人皇女が一緒に葬られたという石棺がすごい。巨石をくりぬいて作ってあるんです。いま斉明天皇陵とされているものではなく、牽牛子塚古墳だという説。このCGも興味深かった。正八角形の石の階段ピラミッド。益田岩船はこの石棺の失敗作だろうとのこと

最後になぜ石の都が消えたのかというのも説得力あります。白村江の戦いで唐・新羅連合軍に惨敗し、百済は滅亡。平城京は唐の都にならい、木造となったとのこと。

ウチから40分ほどの鬼ノ城が、白村江のあと、唐が攻めてくると考えて建造した砦ということで取り上げられていました。でも地元では鬼ノ城は5世紀だろうとの説でちょっと時代が合わないけれど、それを強化したということかも?  斉明天皇の母親は吉備姫王ですし、古代吉備国にも巨石信仰があったそうです。せっかく近くに住んでるのであちこち見にいこうかなぁ。

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老後をアメリカと比べると

2014-10-27 19:16:50 | 日記・エッセイ・コラム

老後を日本とアメリカとどっちで暮らすか、ここ数年来考えています。今回の里帰りでもつれあいの友達や弟・従兄弟の状況を見てきました。彼らの年齢は67歳から73歳くらい。はっきりいって低所得者が多い。弟や従兄弟は工員とかの仕事だったし、大学時代の友達も50歳前にリストラされ、そのままという不遇に見舞われてます。

その中で最も安定しているのが、ある従兄弟夫婦(73歳と72歳)。彼らにとって一番お金がかかるのは健康保険と固定資産税といいます。日本のような国保はないので年間所得に応じた保険料ではありません。

でも65歳以上はメディケアという老齢保険を組み合わせることができるので、二人で年間6500ドル(65万円)くらいとのこと。まだ60歳の私の友達は一人で年間12000ドル(120万円!)なので、アメリカでは安いほうでしょう。

その従兄弟夫婦の固定資産税は年間5000ドル(50万円)。日本と違って家の価格が値上がりするのはいいことだけど、固定資産税も上がるわけですね。この町の税率は約1.9%だそう。

というわけで年間11000ドル(115万円)は健康保険と固定資産税にかかる。アメリカでは悠々自適なリタイア生活をするには年間5万ドル(500万円)は必要というのも頷けます。だって従兄弟夫婦の家は大きくないから5000ドルだけれど、私の友達など固定資産税が10000ドル(100万円)ですからね。

ウチは両方で年間25万円くらいなので、従兄弟夫婦と比べても90万円の差。これで2カ月は海外旅行ができます。彼らはもともと海外旅行などしない人たちだからいいけれど、旅行に出るお金がなくなるのはつれあいにとっては大問題。

それに日本にいる利点として、つれあいは70歳を過ぎた今でも週2回2時間ずつ好きな仕事を続けているわけで、アメリカに戻れば彼らと同じように家で隠居暮らしをするだけ。

やっぱりウチのような少額年金生活者では、アメリカに戻ってもいいことはないなぁという結論に達しました。

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今ごろ「SHOGUN」

2014-10-24 16:21:38 | 日記・エッセイ・コラム

アメリカのテレビシリーズ「SHOGUN」を見ました。つれあいの里帰りで、友達が、最近再放映していたから録画したといってDVDをくれたんです。

つれあいは原作小説を読んだことがあるそうだけれど、私は全然見たことがなかった。当時、島田陽子がヌードになったとか騒がれていたような???

このテレビシリーズ、1回2時間くらいのが6回分もある。実在人物をもとにしたフィクションとのことで、按針は三浦按針、まりこは細川ガラシャ、虎長は家康、石堂が三成らしい。時代は関ヶ原の前。

第3回目まではイギリス人の按針とすでに日本で活動していたイエズス会宣教師たちの立場の違いに虎長が気づいてゆくという展開が興味深かったのに、その後、ただのロマンス物になってしまった

日本ではイエズス会はとても好意的に受け止められていませんか? 少なくとも私はそういう印象を持ってた、映画「仮面の男」を見るまでは。 映画の中でイエズス会のアラミスが陰謀家にに描かれていて、私はちょっと違和感を覚えたもんです。

当時つれあいにそう感想をもらすと、英語でJesuitといえば裏で権力者を操る陰謀家というイメージに決まってるよと言うのでびっくりしましたね。英語圏だけでなく欧米では長らくそういうイメージだったようです(ウィキにもある)。

「SHOGUN」でもフランシスコ会の修道士がイエズス会宣教師たちのせいで牢屋に入れられたと悪く言ってるし、宣教師たちは按針を生かしておけないと殺害を企んだりしている。

イギリス人の按針はこの時代(「エル・アルコン」の頃ですね)、すでに教皇側とは対立しているわけで、教皇に近いイエズス会宣教師(スペインやポルトガル)とは利害も対立。そこで按針は、イエズス会は教皇から日本を植民地にして良いと許可をもらってきており、権力者に近づいているのもそのためだと虎長に訴える。そんな許可がありえるはずがないとまりこが言い、虎長は無言。

こういういきさつもあってキリシタンを野放図にしておくと危険だという意識が日本の権力者に高まってくるのかと、ストーリーの展開を期待したのに、ロマンス主導になってしまいがっかり。

「SHOGUN」とタイトルつけるなら、もっと按針と虎長の関わりを描いてほしかった。 登場する黒船のイエズス会への利益についても説明不足でした(私の理解が足りないせいかもしれないけど)。

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雨の日のウォーキング@日本とアメリカ

2014-10-22 15:30:44 | 日記・エッセイ・コラム

2カ月半の夏の旅行はつれあいの脚を試す意味もありました。終わってみて、何も問題なく、念の為に持っていった肘で支える杖も使うことがなかった。2時間近く歩いても特に痛みは出なかったといいます。

ただ、少し疲れてくるとびっこを引くようになる。見た目に明らかで、ヴェニスで1週間合流した息子も私にそっとそう言いました。つれあいに調子が悪いのか尋ねると、本人は気づいてない様子。 

びっこは痛いからではなく、手術した方の脚の力が足りないからとのこと。あれだけ筋トレや水泳、ウォーキングをしていてもいまだに元通りではない。やめるとおそらく筋力がさらに落ちるので、ずっとやっていくしかないと本人も覚悟しています。

そういうわけで今日のような雨の日もウォーキングは欠かしません。日本では近くのホームセンターへ行って、1階と2階のフロアを端から端まですべての通路をジグザグに歩く。これでも45分くらいはかかるので、ちょっとしたウォーキングになるんです。

この夏里帰りしていたアメリカでのこと。雨が降ったのでターゲットへ。日本のイオンみたいなことろで、広さはホームセンターの倍はある。

ここで日本でと同じように、通路をすべて歩いていたわけ。店員などほとんどいないんだけれど、時々、妙な目を向けてくる店員がいた。それでもずんずん歩いていると、後ろから声がかかった。

「なにかお探しですか?」

「え? いや、ちょっと歩いてるだけです」というと、その店員はいかにも怪訝な顔をして立ち去りました。 おそらく何か盗んでやろうと物色していると思われたに違いない。 

日本では雨の日だけでなく、真夏の暑い日も冷房の効いてるホームセンターでウォーキングするんだけれど、胡散臭い目で見られたことは一度もないですけどね。

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安楽死という選択

2014-10-19 17:56:26 | 日記・エッセイ・コラム

前記事で書いたように自分なりに調べて読んだ中で、最もわかりやすく現状を説明してある日本語記事は以下です。明確にすべきは、安楽死=医師による自殺幇助 と 尊厳死=自然死 は異なるということです。

http://www.huffingtonpost.jp/foresight/euthanasia_b_5745918.html

例えば延命治療を拒否してそのまま死に至るのは尊厳死=自然死であり、自然死を待つことなく医師が処方した致死量の薬剤を服用するのは安楽死=医師による自殺幇助です。

もちろん↓のように安楽死合法化に極めて批判的な意見もあります。社会的弱者への乱用を恐れる意見はもっともです。

http://synodos.jp/society/1070

でも『「くぐりぬける力」を信頼する』という筆者の意見は、他の人への押し付けであってほしくないと思います。

オランダの「もう生きていたくないという高齢者なら、たとえ健康であっても安楽死を認める法改正を求めて運動していく」という意見に私は賛同します。見るべきほどのことは見つ、という心境が許されてもいいと思うからです。

そして↓の日本の医師がスウェーデンで見学したレポートとそれに寄せられた数多くのコメントは非常に興味深いものでした。

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=60441

これを読むと、日本では延命治療を拒否するというリビングウィルでさえ認められていない状況です。

その一方で、延命治療を公的医療保険の適用外にすべきという意見が出ています。麻生副総理の「さっさと死ねるように」発言もあったように、政府も考えているに違いありません。安楽死や尊厳死を合法化するより、このほうが手っ取り早いからでしょう。

リンクした2番目の記事にも次の一節:オレゴン州ではがん患者に対して「抗がん剤治療の公的保険給付は認められないが自殺幇助なら給付を認める」という趣旨の通知が届く、というのはよく知られた話

日本の平均寿命世界一が、延命治療が誰でも手頃な価格で受けられるためだとしたら皮肉なことです。

また、ある医師がコメントしているように、この不況下、親の年金を頼りに生活している家族から延命治療でできるだけ長く年金がもらえるようにしてほしいと要求されるという一面もあるんです。後期高齢者など自己負担が安いため、年金は十分残るからでしょう。

しかしそんなことよりも私は、個人の権利として安楽死=自殺幇助の合法化を望みます。

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