夫婦で遊ぶ熟年ライフ

私は眼の病気、つれあいは脚の不具合。互いに補いながら残りの人生を楽しんでいこう。

「異国の女」@チューリッヒ歌劇場

2013-09-29 19:13:30 | 2013年夏欧州プチロングステイ

ベッリーニ節を堪能しました  エーベルバッハのあと、時系列でアムスの続きをアップしようと思ってたけれど、昨夜の感動が冷めぬうちにこれだけ先に

やっぱり私はドニゼッティよりベッリーニのほうがメロディ的に好き。グルベローヴァをこれまでライヴで聴いたのはリサイタル(日本)、「アンナ・ボレナ」(リセウ)、「ロベルト・デヴリュー」(バイエルン)だけ。その中でオペラとしては今回が一番感動した。シノプシスは英語しか見つからなかった。

グルべさまの声は年齢とともに衰えてるんでしょう。高音でパワフルな部分では時折なめらかさに欠ける。「テンダのベアトリーチェ」DVDの頃のようなムチがしなうような鋭さもない。

それでも、最後の聴かせどころのアリアをきっちりキメるのはさすが  これは「テンダ」の最後のアリア「私に墓標が許されるなら」によく似たメロディの、しっとりと美しいアリア。こういうニュアンスのある絹のような歌い方のところではまだまだ他の追随を許さない。 女王(王妃?)として諦念したように、そして毅然と、王冠や首飾りをつけながら歌うシーンに目がうるうる

アリアの数としては主役よりも、兄の男爵(バリトン)のほうが多い。そのFranco Vassalloが素晴らしく、アリアの直後に声がかかったのは彼だけでしたね。アルトゥーロのDario Schmunckもとても感情を込めて歌えるテノール。この二人の二重唱が2つほどあり、声がよくなじんでた。

グルベローヴァを加えた三重唱、イゾレッタ役Veronica Simeoniを加えたアカペラの4重唱もゾクゾクするほど美しい。久しぶりに何度か鳥肌が立つのを覚えたオペラだった。

でも「ノルマ」や「テンダ」のように明らかに主役が目立つ作品ではなく、どちらかというとテノールとバリトンに聴かせどころが多い。グルベローヴァがこれを引退作品として選んだ理由はなんでしょう?女王として毅然と幕を引く役柄?

もちろんカーテンコールではグルべさまの喝采が一番大きかったものの、バイエルンのように10回以上も続くことはなく、6回くらい。根強いファンがいて、ウチの並びに座ってた30歳くらいの男性3人がブラヴァを連発してた

2番目に大きかったのはVassallo、意外にもSchmunckには何もなし。私は気に入ったけど、ルックスが売れない理由かも・・・近年は声よりルックスですからねぇ 

女王グルべさま

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バリトンVassallo

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右端がテノールSchmunck

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ちなみに「異国の女」の訳語は正しくないですね。ストレンジャーは必ずしも異国人ではなく、この場合も素性を隠した自国の女王なわけです。

Zürich, Opernhaus
Conductor   Fabio Luisi
Producer   Christof Loy
Sets   Annette Kurz
Costumes   Ursula Renzenbrink
Lighting   Franck Evin
Chorus master   Lev Vernik, Jürg Hämmerli
Dramaturge   Thomas Jonigk, Kathrin Brunner
  ~
Alaide   Edita Gruberova
Isoletta   Veronica Simeoni
Graf Arturo di Ravenstel   Dario Schmunck
Baron Valdeburgo   Franco Vassallo
Osburgo   Benjamin Bernheim
Il Signore di Montolino   Pavel Daniluk
Il priore degli Spedalieri   Reinhard Mayr

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エーベルバッハ修道院はワイナリー

2013-09-29 05:41:29 | 2013年夏欧州プチロングステイ

前回も書いたように、エーベルバッハ修道院はエーベルバッハ・アム・ネッカーの街ではなく、ライン川沿いヴィースバーデンの北、エルトヴィルという村にあります。

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ここは青池保子氏が訪れたという私の興味と、ウンベルト・エーコ原作ショーン・コネリー主演映画「薔薇の名前」のロケ地だったというつれあいの興味が一致  ちょうど9月の上映会のポスターがあった

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1136年に創設されたシトー派修道院ですが、1803年に修道院は廃止。同時代創設で現在もシトー派修道院として続いているのはやはりウィーン郊外のハイリゲンクロイツです。

ロマネスクの教会。シトー派らしく質素。「ファルコ」の世界ですねー

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修道院廃止後は救済院や精神病院、刑務所などどして使われた後、今はワイナリー。修道院時代のワインセラーと絞り器

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リースリングを1本買って、チューリッヒで空けました

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キンキラキンのイノシシ@エーベルバッハ

2013-09-28 05:40:45 | 2013年夏欧州プチロングステイ

アウトバーンでの事故もなく、今日(27日)チューリッヒ到着。今夜から3連夜オペラですが、なにはともあれ、エーベルバッハ・アム・ネッカーです

ラインの古城ホテルからエーベルバッハ修道院に先に寄ったんですが、その話はまた今度(エルトヴィルという町で、エーベルバッハ・アム・ネッカーとは車で2時間近く離れてる)

ではでは、「エロイカより愛をこめて」ファンにはお馴染みのエーベルバッハ少佐の日本語パンフ~~

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仔イノシシのあるプルファー塔前。ご存じない方に説明しますと、エーベルというのはドイツ語でイノシシなんですね。だからこの小さな街にはイノシシマークがあちこちにあります。

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ウチが泊まったホテルはパンフの1番目アルテス・バートハウス。15世紀の建物で、木の床が歩くたびにギシギシ

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このホテルにはキンキラキンのイノシシ像が  実物大で1mほどもある

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ジェームズくんが泣いて喜びそうですが、少佐はこんな品のないものは捨ててしまえ!と憤慨しそう

そして観光案内所にはこれまたカラフルなイノシシ

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地味な街ですが、ファンの方なら楽しめます!

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少佐の気分でぶっ飛ばしました@アウトバーン

2013-09-25 05:41:21 | 2013年夏欧州プチロングステイ

アムスの話はコンセルトヘボウの「アレッサンドロ」などまだ済んでないんですが、22日からケルン、ボッパール、そして今日はライン川はオーバーヴェーゼルの古城ホテル。

毎日移動でアップどころじゃありません。

ケルンからレンタカーですが、アウトバーンは猛スピード。無制限ではなく、一応制限速度はあるんですが、なんと130キロ みんなビュンビュン飛ばしてます。

ウチもエーベルバッハ少佐になった気分で130キロくらいで走ってみました が、みんなすいすい追い抜いていく。おそらく160キロくらいは軽く出てます。

ベンツとかポルシェは、やっぱりこういうスピードで走ってこそ走りがいがあるというもんでしょうね。

詳しくはまた書くとして、とりあえずケルン大聖堂の写真でもどうぞ

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明日はエーベルバッハ・アム・ネッカーだよ~~ん

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恐怖の自転車天国@アムス

2013-09-22 15:30:31 | 2013年夏欧州プチロングステイ

自転車が多いとは聞いていたが・・・・・ほとんど我が物顔で通るんです。

どこでも自転車専用道路があり、しかも双方向。そこをシャーっとかなりのスピードで走ってくる

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歩道からトラム停車場に渡るにも、その間に自転車専用道路があり、双方向から走ってくるので、よく右左を確認しないと危ない。つれあいは一度ひかれそうになった

道路の向こう側に渡るにも、自動車は赤信号で止まっていても、自転車専用道路は必ずしも信号通りではないので、自転車が空くのを待ってる間に自動車の信号が変わったりする

午後4時過ぎ頃から帰宅ラッシュが始まる。老若男女がシャーっ、シャーっと走ってくるのは壮観ではあります。自転車のおかげか、みんなスリムな体型で、太った人は見かけない。

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子供を乗せるのは、こんな自転車。

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あいにくと乗ってるところを写真に撮るチャンスがなかった(何しろ速い)けれど、この荷物箱みたいなところに子供を入れて乗せるんです。ハンドルから自転車の前輪まで離れていても、もちろんちゃんとハンドルで操作できるようになってます。

このポスターの心意気

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