夫婦で遊ぶ熟年ライフ

私は眼の病気、つれあいは脚の不具合。互いに補いながら残りの人生を楽しんでいこう。

ベーシックインカム、スイスで国民投票されていた

2016-06-25 16:40:24 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は英国の国民投票が大きな衝撃を与えましたねー。国民投票といえば、6月5日にスイスで、世界で初めて国としてのユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)を問う国民投票が行われていたとのこと。

スイスの案は、市民権(つまり国民)を5年以上持つ成人ひとりに月額25万円(物価が高いので日本では15万円の感覚)、子供ひとりに6万円を支払うというもの。UBIが実施されると、年金も生活保護もなくなり、それらにかかる人件費などすべて廃止になります。支持派の理由の1つは、今後AIやロボットによる自動化で人間の仕事が半減するからです。

これに対し、反対派を代表する声は、生活水準が高いスイスで実施すると、UBIをもらおうと移民が押し寄せてきてたまったものではない、というもの。市民権を5年間以上持っているという条件だから、移民はあまり関係ないはずなのに。。。なんだか英国のEU離脱の理由と似てますね。EU域内で自由に行き来し仕事をする移民が自分たちの仕事を奪っているという声が多かったそうですから。アメリカのトランプ大統領候補も同じことを言ってます。移民を追い出してアメリカ人(白人)の仕事を取り戻すんだと。

でもねー、奪われたと思っている仕事が戻ったとしても、移民がやっている種類の仕事はやりたくないと思う自国民がほとんどだと私は思います。先進国では人間の貴族化がいわれてますからね。

それよりも、将来的に見れば、AIやロボットに仕事を奪われるほうがはるかにインパクトが大きいでしょう。これは欧米だけではなく、日本もそうです。なのに、この点についてまともに国民に話す政治家が日本にいないのはなぜ? 私が知らないだけ?? 

ちなみに、AIのほうが優れている職業には政治家も入ってるんですよ。感情でも賄賂でも動かず、ひたすら最適な決断をするし、日本のような多額の議員給与も不要になり、財政健全化はすぐです。

スイスの国民投票の結果は77%がノーで、否決でした。ただ、これは今後の議論のきっかけであり、UBIの国民投票はまた出てくるであろうとのこと。フィンランドでは8000人を対象にした実験が検討されており、オランダのユトレヒトでは来年1月にパイロットプロジェクトが開始される。アメリカはアメリカらしく、民間レベルで5年間の実験が始まる。ブロ友から紹介された記事(Y Combinatorが「ベーシック・インカム」の実験をまもなく開始)。日本でも実験してみるべきだと思うんですがね。

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介護離婚が増えれば政府はまた対策をとる

2016-06-22 14:58:04 | 日記・エッセイ・コラム

昨夏の改正は、それまで特老に入った妻や夫を世帯分離して補足給付を受けていた人が大勢いたからです。今後は離婚して法律上無関係にするしかないからと、介護離婚する人が増えると政府はまた対策をとるでしょう。

実際、アメリカでは5年間のルックバックという対策がとられてます。補足給付を申請する時点から過去5年間さかのぼって資産を調査されるんです。だから、申請する直前に離婚しても意味がないわけ。申請より5年以上前にしていないとダメなんです。(お前・あなた)のほうが将来特老に入る可能性が高い(ぞ・わよ)と、前もって離婚して相手の資産を低くしておきます?

ちなみにアメリカの特老は月額17万円どころじゃありませんよ。州にもよるけど月額70~90万円 貯金残高が23万円になるまでひたすら支払い、持ち家があればそれも売り払って支払わされます。残高が23万円になったら、あとは政府にお任せ。イギリスも同じシステムですが、月額は45万円と聞きました(5年前にイギリスの義父が特老で亡くなった友達の話)

こんなに支払わされてはたまらないと、アメリカ人も昔はあの手この手を使ってたんです。夫を特老に入れてから高額な支払額に驚き、貯金を全部現金で引き出して、タンス預金。家も息子名義に変えた人を知ってます。そういう人があまりに多いことに政府も気づいたんでしょう。確か2006年に、5年間のルックバックが施行されました。

日本の厚労省がこのルックバックを知らないはずはないので、介護離婚してまで補足給付を受けようとする人が増えれば、同じような対策が取られるでしょう。そうなると、離婚に限らず、子供に贈与したりとか、自分たち夫婦の資産を補足給付が受けられる範囲内に収めようと動かすなら、申請より5年以上前にしていないと認められないことになります。

でも日本の場合、1人1000万円まで認められているんですよ。アメリカの23万円と比べればメチャクチャ寛大じゃないですか。貯金1000万円以上の人だけが補足給付の対象外だというのに、それで文句を言うのはやはり虫が良すぎるんじゃないでしょうか。

追記:Cheeさんのご指摘により、アメリカは今は持ち家は対象外とのことです。以前(少なくとも1980年代)は持ち家も対象でした。

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いつになったら貯金を使うんですか

2016-06-20 15:38:41 | 日記・エッセイ・コラム

「介護額倍増で両親を離婚させるしか・・・」というニュースを読みました。昨夏の改正で、世帯分離していても、住民税が非課税の世帯でも、一定の預貯金があれば、補足給付を受けられなくなったんですね。

記事の1組目は、妻(80)の特老の費用(食費、部屋代、介護保険自己負担分なども含む)が、月約8万円から約17万円に倍増。年金は月約28万円。2組目は、特養の個室に入居する妻(88)は夫(80)と世帯分離をしているが、夫の年金収入で補助の対象外となり、月約7万円値上がりして約14万円。月23万円余りの夫婦の年金だけでは足りず、貯金を取り崩すようになった。

しかしですね、27年度の内閣府によると、高齢者世帯の平均所得は309万円(内年金211万円)。記事の2組共、年金額だけ見ても平均を上回っているんです。また、高齢者世帯の貯蓄額は全世帯平均の1.4倍で、2377万円。記事の2組のように年金額が平均を上回っているなら、おそらく貯蓄額も平均を上回っているでしょう。そして、高齢者世帯の貯蓄の目的は、「病気・介護の備え」が62.3%で最も多い、とのこと。

それなら、夫婦の一方が特老に入り、貯金を取り崩すようになったなら、このための貯金だったのだと受け止めて使えばいいじゃないですか。こういうときに使わないで一体いつ使うんですか? もう10年ほど前ですが、日本人は平均3000万円残して死ぬと統計が出ていました。夫や妻の介護にさえ、貯金を出し渋り、ひたすらため続けるんですか? 

いや、妻や夫のために使ってしまうと、自分の時に困るじゃないかというんでしょうか。でも、その後自分が特老に入り、貯金が底をついていたなら、その時こそ、負担限度額認定(年金などの収入・資産が一定以下の人に対して「自己負担上限額」という基準を設け、それを超えた居住費・食費の負担額が介護保険から支給される制度)を使えばいいじゃないですか。

年金額や貯蓄額が平均を上回る高齢者が相応の負担分を払うのは当然でしょう。利用者が出し渋るから、介護施設で働く人の給与が低いままなんです。記事では、自治体相談口に負担が高いというと在宅介護を勧められたそうです。それが嫌だから、特老に入れて世話してもらってるわけでしょう?

自分は介護したくない(できない)けど、費用は月額7~8万円以上も払いたくない(払えても)というのは虫が良すぎませんか? 離婚してまで、妻や夫の介護費用を出し渋りたいんですか?

月額14~17万円で、個室の部屋代、食費、介護費用まで含まれるなら決して高くはないです。17万円のケースは都心ですよ。ワンルーム賃貸マンションだって家賃は10万円以上するんです。それを考えると安いくらいです。

いざというときのためにとコツコツ貯金してきて、80歳を超えても介護費用に取り崩すのが嫌なら、いざというのは一体どういうときのことなんでしょう?

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家康と淀の縁組を秀吉が遺命していた!

2016-06-19 15:59:11 | コミック

大和和紀「イシュタルの娘 第13巻」をやっと読み始めました。これは、信長、秀吉、家康の時代を文人として一人で生きた実在の女性、小野於通の物語。この巻では、秀吉は家康に淀の方を正室として迎えるよう言い残していたというんです。びっくり ストーリー上の創作だろうと思ったものの、一応検索してみました。

するとなんと、この縁組を記述した資料が実在するとのこと。1つは奈良・興福寺の『多聞院日記』:「大坂にて去る十日(慶長4年9月10日)秀頼母、家康と祝言これあり候、太閤の書置(かきおき)ある由に候」

2つは『看羊録』という秀吉の朝鮮出兵で捕虜として連れてこられた朝鮮の儒学者の記録:「家康には秀頼の母を室として政事を後見し、秀頼成人の後に政権を返すように約束させた」。他にも五大老筆頭・毛利輝元重臣・内藤隆春の手紙などあるそうな。

ところが淀の方がこれを嫌がり、大野治長(淀の乳母の息子)に頼んで高野山に逃げた。家康は婚礼当日、満座の前で大恥をかかされた・・・ここまでは資料に基づいたストーリー。

で、この逃亡の解釈が、検索して読むとどれも、淀と治長、家康の愛憎ドロドロの三角関係ばかりなんですね。そりゃ、秀頼の父親は秀吉ではなく大野治長だったという見方が多いので当然かもしれません。

ところが「イシュタルの娘」では違うんです。治長が秀頼の父という線は同じだけれど、於通が淀に問いただすと:「治長は治長にすぎぬ。男として考えたことなど一度もない。太閤殿下と家康が勝手に何を約束したか知れぬが、この淀は承知した覚えはない。(わたしは)男の都合に合わせてやり取りされる品物か!?そんなことは妹たちを守るため嫌々側室となった太閤殿下おひとりで十分じゃ。ましてや、あのおなごを人とも思わず見下しておる徳川などに・・・わたしは男の思い通りに自分を売りとうない。そのためにどうなろうと後悔はせぬ・・・!」

この心意気 治長は世継作りに使ったまでってこと。このセリフの場面は、すっくと立つ淀の方の姿。もちろん、これは大和和紀の創作です。これが大和和紀の魅力なんだなぁ 大和和紀は私が子供のころから大好きな漫画家。「イシュタルの娘」の主人公、小野於通もそうだけど、コメディもシリアスもどの作品も、こういう、すっくと立つ女を描いてるんです。

淀の方は今年の大河ドラマ「真田丸」にも出てくるけれど、あのオツムの軽そ~なキャラはどうもねぇ。。。

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自動運転車で便利になるけど職も失われる

2016-06-17 15:01:19 | 日記・エッセイ・コラム

10年以内に自動運転車が普及するといわれており、その頃には私も高齢者になるし、私の視力では免許更新が難しくなっているかもしれません。そういう意味では、いいタイミングで普及するんじゃないかと期待してます。どれほど具体性があるのか検索していたら、社会的にはいろんな影響が出ると予測されていますねー。

今の自家用車の稼働率はわずか10%なんだそう。つまり自家用車は大半の時間をじっと駐車場でうずくまっているだけだというんです。ま、確かにそうですよねー、ウチなんか稼働率5%もいかないかも 車は個人が所有するものではなく、必要に応じてウーバーで呼び出す、社会で共有するものになると。そうすると車1台の稼働率は飛躍的に上がり、都市部で駐車場となっている土地が有効利用される。

自動運転車の内部は個室で仕切られ、その仕切りには外の風景が映し出され、相乗りでもバーチャルの一人通勤。グーグルなんかは一人一人小さな通勤ポッド型でという案だそう。

共有だと点検、修理、給油(給電)などすべて集中できるので、各地にあるGSも洗車も不要。そういう職も不要。タクシーや宅配配送車、バスなどの運転手の職だけじゃないんですね。

でもそうなると車の販売数は大幅に減る・・・ってことは自動車会社は自分で自分の首を絞めることになる? 米国では今後25年で販売数が40%減少。自動車工場も北米のGMとフォードだけで30か所から17か所に減少とのこと。

また自動運転車で事故が激減すると言われてます(事故は人為的なものがほぼ90%との研究結果)。事故が減るので自動車保険が大打撃を受けるとの見通しだそうです。

でもまぁ自動車だけでなく、AIも普及するので、20年後には今の仕事の半分が失われるとの論文も出てますから、今の子供たちはどうしたらいいんでしょうねぇ。私たちシニアは便利さを享受するだけで楽ですけど。。。やっぱりベーシックインカム?

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