カバ社長の日記 caba note

壁画やオブジェの制作会社ビッグアートの社長日記。「面白くなければ人生じゃない」がモットーの熱い熱いカバ社長の物語です。

夏のインターン「アートで街を元気にする」

2009-06-24 16:32:06 | アートの求人
当社では、5年前からインターン生の受入れを積極的に行ってきました。
もともとのキッカケは次の通りです。
・私たちの仕事を全く知らないで入社してくる人が多く、入社してもすぐ辞める人が後を立たなかった。
・私たちの仕事は会社数が極端に少なく、一般の人に知られる機会がほとんどない。
・絵や造形が好き ということと、それを仕事にすることは同じではないということ。
それから
・本人の思っている自分の能力と求められる能力レベルとの間に大きなギャップがある。
という問題も大きいですね。

つまり、当社のインターンの目的とは、
・私たちの仕事の本質や実態を体験を通して知ってもらうこと。
・本人の適性があるかどうかを確認するするための双方にとってのテスト期間であること。
・会社の考え方や社風、職場環境が本人に合っているかどうかを確認すること。
など、いわゆる会社と応募生のお見合い期間だと思います。
入社してから、こんな筈じゃなかったということがないようにするのが目的です。

しかしながら、実際に実施してみるといろいろな障害や問題が多いものです。
入社を希望する人ははさまざまな分野から集まってきます。
絵画系(洋画、日本画)、彫刻、工芸(木工、金工、陶芸など)、グラフィックデザイン、インテリアデザイン、プロダクトデザイン、空間演出デザイン、舞台美術、ディスプレイデザイン、テキスタイルデザイン、染色、ファッションデザイン・・・・果ては経営学に至るまで本当に千差万別です。

当社の仕事は、企画プランニングからデザイン、制作、現場施工というように最初から最後まで一社で完結するという、アート制作会社としては珍しいスタイルをとっています。
ですから、インターン生各自の得意分野で参加しようとすると、その人に合わせて仕事があるわけではないのでなかなかタイミングが合わないという問題があります。
またその人の不得意分野で参加しても、期待した成果が出しにくいことになります。
そのため、希望者の方にご迷惑をかけたり、参加をあきらめるというケースも発生しました。
といって、実践ではない模擬的なインターンでは、あまり意味もないし、小さな会社には負担が大きすぎます。

いくつかの学校にインターンの実態について聞くと、どこもなかなか成果が上がっていないということでした。
インターン受入れ企業も、業務への支障が大きいということで受入れに消極的な企業が多いとのこと。

しかし、いい人材の採用や双方の意識のギャップを埋めていくにはインターンの意義は大変大きいと思います。

そこで、次回からインターンのあり方、進め方を抜本的に改善することにしました。

それは、個々の狭い専門分野に注目するのではなく、「人の役に立つために自分に何ができるのか」を実践する能力、つまり「職業人としての基本」が身に付いているかに主眼を移すことにしました。
事実、今までの経験から言って、専門分野で何を学んできたかということは、一旦社会に出てしまうとあまり関係ありません。
また、専攻した分野と本人の能力特性に大きなギャップがあるケースも多く見かけます。
最近は、絵画科出身でまったく絵の描けない学生はちっとも珍しくありません。
逆に理工学部出身で絵のうまい人、センスのいい人だっています。
私自身、アートやデザインの仕事を本業にしていますが、出身は工学部しかも航空宇宙工学です。

インターンの具体的な詳細内容についてはまた別の機会に触れることにして、要点だけお話しします。
・皆さんの専門分野は何でも構いません。(勿論アートやデザインに関係した方がいいですが。)
・目の前に客の入らないお店や、人が寄りつかない建物があります。(実在のお店や建物です。)
・あなたはそこのために自分の能力を使って何ができますか。

ビッグアートの仕事は、「アートを使って、困っている人(店、企業)を助ける」という仕事です。
「アートを使って、人の問題を解決する」
「アートを使って、人の夢を実現する」
それが、ビッグアートの使命です。

今世の中は不況にあえぎ、私たちの住む街から「人々に愛されてきたお店や歴史的建物、街並み、自然」などが次々と姿を消しています。
地方出身の人などは、帰郷のたびに変わり果てた町や村の姿を見て危機感を募らせている人も多いことと思います。
今、自分の住んでいる町のために、自分の育った故郷のために何かできることはないのでしょうか。
「アートは街の不況やお店の閉店とは関係ない」と思っている美大生や専門学校生は多いと思います。
しかし、人を楽しませたり、ワクワクさせることのできる、つまり人の感情や気分に大きな影響を与えられるのは「アート」が一番だと思います。
事実、私たちはアートで人の流れを変えたり、お店の集客力をアップする仕事で実績を上げてきました。
今こそ、私たちが活躍する時代だと実感します。

アートで街を元気にする。

インターンで、そのことをぜひ体感してください。

そしてアートの素晴らしいパワーと可能性を感じてください。

この夏のインターンは、熱い熱いビッグイベントになりそうです。


P.S. 夏季インターン:7月20日~8月30日(最低2週間)
   参加希望の方は、まず求人エントリーから会社説明会に申込んでください。

     インターン応募要項


     エントリーシート

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