カバ社長の日記 caba note

壁画やオブジェの制作会社ビッグアートの社長日記。「面白くなければ人生じゃない」がモットーの熱い熱いカバ社長の物語です。

暑中お見舞い申し上げます。

2005-07-19 12:35:34 | カバ的アングル

ようやく梅雨も明けたようです。
今年の梅雨は、カラッ梅雨かと思ったら豪雨で全国あちこちに大きな災害をもたらすなど、
大暴れをして去って行きました。
この夏は、猛暑になりそうですね。
夏は夏らしく、秋は秋らしく、冬は冬らしく、春は春らしく、メリハリのある季節が大好きです。
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企業体験や研修は早く参加した方がトク!

2005-07-18 20:41:31 | アートと仕事


昨日でビッグアートの会社説明会を終了しました。3月から全10回の説明会を終えて、感じること。それは、学生たちが仕事のことについて考えたり、仕事を探し始めるのが遅すぎるということです。
卒業間際になって初めて、アート制作会社があることを知ったという人がほとんど全員。当然、そのための技術やスキル、知識といった準備はほとんどしていない。受け入れる会社としては、ゼロから再教育しなければならない、というのが現状です。美術系、デザイン系の学校さん、何とかなりませんか。このままでは、美大や専門学校の存在意義がなくなってしまいます。
入学時から、さまざまな職場体験をしたり、産学共同でプロジェクトに取り組んだり、新しいビジネス開発を行ったり・・・。やれることはたくさんあります。デュアルシステムという言葉を最近耳にします。ぜひ、学校と企業とで学生たちの雇用を創造していくべき時代が来ていると思います。
学生さんにも提案します。ダブルスクールよりデュアルシステムのような企業での体験や研修の方が、得られるものもグーンと大きいし、なにしろ自信がつきます。自分の能力を客観的に見つめるいい機会でもあります。
ビッグアートの例では、入社試験だけで入社した人は過去5年間、半年以内に全員退職しています。
それにひきかえ、壁画塾(プロ養成所)やインターンを経て入社した人は、全員2年以上は残っています。仕事をイメージだけでとらえるのは危険です。実体験をして、手ごたえで感じて欲しいものです。
ビッグアートでは、美大、専門学校の一年生から参加できるインターンシップを今年から始めます。また、有志の学生さんたちと既存の業界を超えたビジネスにチャレンジしたいと思います。早くから目標を持って、残された在学期間を最大限に生かしてください。
学生生活を終わってから仕事を探すのではなく、就きたい仕事を見つけてから、戦略的な学生生活をおくる、これが私の提案です。
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近所の懐かしい風景が消えた!

2005-07-07 12:14:56 | カバ的アングル
私が子供の時、田舎でよく見かけた風景。そんな昔の風景が自宅のそばにあり、私のお気に入りの場所のひとつでした。50年以上は経っていると思われる一本の大きな木が敷地をすっぽり覆っていて、周りには雑木、古い井戸、そしてほぼ中心には誰も住んでいない廃虚の家。その一角だけが50年以上も時間が止まったままの異空間。いろいろな物語が、頭に浮かんできそうな豊かな空間です。

ここに越してき来てから18年間、妻や子供にとってこの風景と場所は生活の一部でした。ここで採れた柿や栗や野びるがわが家の食卓を飾り、松ぼっくりを拾ったり、犬(ロッキー)の運動場でもありました。近くに住む人や通りかかる人の多くが、どんなにかこの風景に心和まされたことでしょう。

ところが先日、突然、宅地造成が始まりました。きっと地主のお年寄が亡くなり、相続問題でこの土地を売却することになったのでしょう。私は、ショベルカーやチェンソーでズタズタに切り裂かれ、殺されていく大きな木をぼう然と見守っていました。

このまちの大きな財産が一瞬にして消え、どこにでもある普通の住宅地に変貌してしまったのです。古いものを切り捨てることは簡単にできても、同じものを作り上げるには50年、100年という長い年月と努力が必要です。個人の所有物とはいえ、このようなまちの共有財産が、個人の事情によって消えて行くことに、言いようのない悔しさと寂しい思いが込み上げてきました。

日本の文化や歴史に培われてきた私たちの心は、一体何処に行こうとしているのでしょう。経済偏重が豊かな心を踏みにじって行き、日本中が画一的で薄っぺらなものに変化して行くことに対して、不安と危機を強く感じます。

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