クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

専修大3年の選手の特別指定から、気になること

2008-05-29 01:42:16 | サッカー(その他)
専修大学(関東1部)3年のDF渡部博文が柏の特別指定選手となった。
専修大はここ2年強の大学サッカーで一番見ているチームの1つなので、
「ああ、あの選手が・・・」とすぐピンときたので、記事にしました。
専修の3年で、入学以来一番リーグ戦に出ている選手が彼ではないだろうか。
ベルマーレも神奈川大3年の三平を特別指定選手にしたし、
2010年春卒の有望大卒選手の獲得合戦は進行中のようだ。
湘南はここ2シーズン、大卒選手では「あたり」のほうだが
(いずれも特別指定選手ではないが)
さらなる特別指定選手があるか、気になっている。

一方、渡部とは別に、専修大3年で1人、気にし続けているDFがいるのだが、
彼の近況が気になっているところです。
今年途中からリーグ戦に出つづけているのは記録からわかっているのですが、
やはり実際にみてみないとね。
彼のことだから、試合に出続けているということは元気なのだと思うけど。
彼も来年のキャプテン候補だと思うしね。
とはいえ、プレーを1年もみれずにいるので
できれば来月の総理大臣杯予選で、彼のカバーリングとリーダーシップをまたみてみたいところです。

代表の試合の会場とチケット代は今のままでいいのか??? ~キリン杯での惨状をみてのボヤキ~

2008-05-28 01:47:56 | サッカー(代表)
日本代表の試合について、久しぶりに書く。
たまには代表の試合を見に行く人のボヤキではあるけど・・・


キリンカップは1勝1分で日本が2連覇したが、
第2戦は観衆27,998人、0-0。
俊輔が今年初のAマッチ出場が予想されかつ実現してもこの数字と結果。
結果は・・・まあ今回はさておき(本番の3次予選でどうなるかが一番の問題)
観衆27,998人って・・・実際、TVでみたさいスタはガラガラだった。
W杯初出場後のAマッチではワースト2の数字らしいし、
ここの主・浦和でいうならばさいスタ1年目(J1復帰1年目・まだまだ弱かった頃)の数字である。
代表をメインで見ている人ですら、足を運ばなかった人が少なからずいたということ。

私も一応、代表には関心はある。どちらかというと、ではあるが、強いほう。
3大会連続でW杯・日本戦をスタジアムで見ている1人でもあるし、
昨秋の五輪最終予選では国立でのホーム3試合ともみている
(いずれも平日夜だが、国立開催なので開始に間に合った)。
また、今回も録画だけどキリン杯は2試合とも見てはいる。
それでも、今回は足が運ばなかった。
さいスタは都心からの行きも遠いし、帰りも遠い(しかも駅までがとても混むのが想像できる)。
ただでさえチケットが高い(今回はカテ1が8,000円、カテ4が3,000円)のに交通費も高い。
いくら俊輔がいても、親善試合をそこまでして見に行こうという気にはなかなかならない。

Aマッチにサッカーファンの足を運ばせる努力を協会はもっとしてほしい。
協会は2月の3次予選の惨状から本当に何か学んでいるのか?
まさかチケットを直販すればそれだけでいいと?
1.せめて平日夜にさいスタでやるのはやめてほしい。
たとえ最終予選でも。試合後に帰るのに不自由するようなところなので。
(浦和の試合は県民だけ相手にしていればいいのだろうが、Aマッチは都民や他県民のことも考えるべき)
平日の首都圏でのAマッチは、いっそのこと全て国立でやってほしいくらい。
(3次予選の第3戦が平日(月曜)夜に日産スであるが、それもどうか。まずピッチが遠い・・・
ただ埼玉より横浜の方が人口がはるかに多いし、まだ電車も多く新幹線もあるのでマシではある・・・)
2.同じく最終予選以外のAマッチのチケットを安くしてほしい(ゴール裏なら2,000円に!)
3次予選だって、勝ち抜かないと話にならないレベル・位置づけの試合。


そうはいっても、3次予選が来週月曜から始まる。
これを勝ち抜かないと本当に日本サッカーの将来がなくなってしまうので、
注目はしたいところ。第6戦は都合がつけば行きたいところではある。
第3戦 6/2(月)19:20~ 対オマーン 日産ス
第4戦 6/7(土)17:15~ 対オマーン (アウェイ)
第5戦 6/14(土)17:20~ 対タイ (アウェイ)
第6戦 6/22(日) 対バーレーン 埼玉ス
(他試合との兼ね合いから開始時間未定)
(開始時間は現地時間)

日経夕刊に望さんの記事が3日連続で ~駆ける魂~

2008-05-27 01:39:15 | 湘南ベルマーレ(その他)
日経は平日は毎朝買って(少しだけ)読んでいる。
(日経はカタそうなイメージがあるが、
文化・スポーツ面は量こそ少ないものの質はピカイチだ)
とあるところで夕刊に望さんの記事があることを知った。
早速月曜に購入して読んでみた。
「駆ける魂」というコーナー。月曜は左上1/4のスペース。
↓によると、月から水の3日連続。
http://www.nikkei.co.jp/honshi/yukan/
(・・・なぜか湘南の公式サイトではこのことPRされていません・・・)


月曜はまだ柏時代までの話で、湘南まではきていない。
でも、プロに至るまで、そしてプロになってからのこと
(望さんの原点)が記されていたのは貴重。

これをご覧の方にも、火・水と日経夕刊の紙面で
ご覧になっていただけたらと思います。ちなみに50円。

しのぐべきをしのぎ、決めるべきを決めて完勝を引き寄せる(4-1横浜FC)

2008-05-26 00:13:24 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008 J2リーグ第16節 2008/05/25 13:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 4-1(前半1-0) 横浜FC
【入場者数】5,788人【天候】曇 22.0℃ 75%
【主審】吉田寿光【副審】名木利幸/蒲澤淳
【得点】16分(湘南)石原直樹(6)、64分(湘南)石原直樹(7)、
71分(湘南)阿部吉朗(3)、78分(湘南)オウンゴール、
88分(横C)御給匠
SH:19 -10  CK: 4 -8  FK:11 - 11
【警告】(湘南)02分山口貴弘(4) (横C)37分三浦淳宏
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

          25金永基

5臼井幸平  19山口貴弘   2斉藤俊秀   4三田光

       15北島義生   26永田亮太
10アジエル                24加藤望 
           
      11石原直樹    20原竜太     

SUBは
GK1伊藤友彦、MF28中村祐也、MF13鈴木将太、
FW7リンコン、FW18阿部吉朗
監督: 菅野将晃

選手交代は
45分:20原→18阿部吉朗
81分:24加藤→28中村祐也
81分:11石原→7リンコン



横浜FCのスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

           1小山健二

8中田洋介  3八田康介    32山田卓也  24根占真伍

       5エリゼウ    17三浦淳宏
11三浦知良                 13滝澤邦彦
 
       20池元友樹   9アンデルソン  

SUBは
GK21岩丸史也、DF2早川知伸、DF6太田宏介、
FW14チョ・ヨンチョル、FW16御給匠
監督: 都並敏史

選手交代は
45分:5エリゼウ→6太田宏介
54分:20池元→16御給匠
60分:11三浦→14チョ・ヨンチョル



昨日からの雨は開門直後に何とかあがったが、
ピッチは特に前半は水を多く含んだまま。
(これは今回はどちらかというと湘南サイドに味方したように感じた)
雨で心配された客足は、雨があがったからか
開始直後にはなんとか6,000人近くにまで達した。
7ゲートでは、最近はあまりない「NEVER ENDING LOVE」の大きな横長幕の掲出。
過去の神奈川ダービーと違って、今回は上位対決。順位が入れ替わる可能性もあった。
また、キックオフ直前にはカズと望さん(現役J2最年長1,2)が
ハーフウェイをはさんで握手そして一言二言かわすシーンもあった。

終わってみればシュート数は19対10、スコアは4対1と数字上は完勝だったが、
内容は終始相手を圧倒していたわけではない。
湘南が、前半・後半のそれぞれの開始直後の相手の優勢を決定機を許すことなくしのいだこと、
後半途中まではそう多くはなかった決定機で確実に決めたことが勝因と思う。



開始直後は横浜FCペース。
開始早々にアンデルソンに裏をとられた山口がファウルで警告通算4回目を受ける。
ただし、このシーンを除くと横浜FCに決定的に裏をとられることはなかった。
その流れを変えた要因の1つは、12分の永田のドリブルからのPA外からの強烈な
ミドルシュートだと思う(相手GKがなんとかセーブしてCKへ)。
この後、先制点をはさんでアジエル、望さんとPA外から強烈なミドルシュートを連発。
先制点もあろうが、これらによって相手が後に下がったように感じた。
そして、流れを変えた要因の1つは、アジエルが自由にプレーできたことにもあろう。
アジエルが何度ハーフウェイ付近で(中途半端にでてくる)エリゼウらをかわして敵陣中央へ侵入したか。
16分、アジエルがドリブルで敵陣中央に侵入して石原へパス。
石原は反転してシュート、GKがはじくとそのこぼれ球を頭でゴールへ押し込み先制。

終わってみれば前半は優勢で終えたが、後半開始直後はまたも横浜FCペース。
湘南は連戦の疲れ、そしてFWの選手交代が前線からの相手の追い込みが
なかなかうまくいかなくなったように感じた。
そのペースをさらに加速させようとしたのか、横浜FCは後半15分までに
交代枠3つを使い切ったが、結局決定機を得ることがなかった。
後半19分、阿部が敵陣中央で相手のパスをカット、すかさずアジエルにつないで
アジエルから石原へスルーパス。石原はGKとの1対1を確実に決めた。
加入1年目でケガの時期もあり、なかなか原みたいには相手の追い込みがうまくは
いかないだろうが、そんな中でも頑張りをみせた格好だ。

ここからは終盤まで湘南ペース。
阿部のゴールは、敵陣中央やや左で得たFKを北島がほんとに素早くリスタート、
北島からの浮き球のパスをPA中央付近でどフリーで阿部が受けてGKとの1対1を確実に決めた。
4点目は結果的にはオウンゴールだったようだが、敵陣深く左サイドライン際で
永田が相手との1対1でボールキープ、相手がさらに1人きた(中が薄くなった)ところで
いっきにタテに加速してから低いクロスをあげ、そのクロスにニアサイドで
阿部が詰めようとしてゴールが生まれた。
43分に、鳥栖戦のロスタイムの失点とほぼ同じような形(右サイドからクロスを許して
ファーサイドでフリーで大きな選手にヘディングシュート)で失点を許したのは
いただけない。完勝という感じを少し弱くしてしまったし。
とはいえ、決して多くはない決定機(得点シーン以外でGKとの1対1は1つか2つだったと思う)を確実に決めたことで、完勝を数字に示せたのは確かだろう。
試合終了後のウォーキングは前の試合よりも列が長くなったように感じる。



次節から4試合(その後は1試合お休み)、厳しい試合が続く。
仙台とのアウェイでの3位攻防戦、広島とのアウェイでの昇格圏攻防戦、
中2日で(順位は下でも)難敵の草津との対戦、
さらに中3日で鳥栖とアウェイでの上位対決(しかも相当蒸し暑いだろう)。
次節は31日(土)14時からユアスタで開催。
私は・・・今季はそう頻繁にはアウェイにいけないのですが(広島にはいきますよ)
いける方、たのんます。
今季は遠方アウェイでの上位対決が多いので、これをご覧の方にも
1人でも多く、1回でも多く遠方アウェイに足を運んでほしいところ。
特にこの3週間でのアウェイ3試合はいずれも重要なので、うち1回でも、と思います。
比較的ツアー代金も安い時期だしね。

今日の横浜FC戦の盛り上げ そして横浜FC戦以外でも・・・

2008-05-25 01:15:44 | 湘南ベルマーレ(その他)
第1クールを勝ち点25、4位で終えた湘南。
第2クール初戦は25日(日)13時から横浜FC(勝ち点23で6位)との上位対決。
この試合も順位をかけた直接対決。ホームの神奈川ダービーでもあり、
スタンドでもピッチ上でもなおさら勝ちたいところだが、

その横浜戦ではメインスタンド1ゲート階段下付近(場外)で
「勝利の花道」を2週間前の鳥栖戦に続いて実施
集合:11:10、選手バス到着は11:20~11:30を予定。
(但し、天候次第では中止とのこと・・・
正直なところ、雨で中止にする理由がよくわからない。
バスでスタジアムに横付けせざるを得ないからだろうが、
それならばバスのスタジアム入りを花道で彩ればいいだけでは?)

そして、選手入場時には、バックスタンド(7ゲート)でボードをいっせいに使用予定。
ただし、雨の場合はどうするか・・・・・
次善策が難しいかもしれない。

あと、これは横浜FC戦に限ったことではないが・・・
11日のEFS主催のサポーターズミーティングで
「意見」「みんなでやろうと決めたこと」「今後へむけての検討」など
いろいろ出た様子。
内容は以下リンク先に記載。
http://www.la12efs.com/

ここに記載のあること、鳥栖戦での取り組み、
そして個人的な意見から、ここではひとまず以下のように訴えたい。
・今年から(立っての)応援の位置を7ゲート中央よりに変えて、概ねは好評である。
 ただ、その中央よりの席が埋まりきっていなかったり、明らかに座って見たい人たちが
 (早くきて)座りたがるので・・・
→席の確保は1人1席だけ!(荷物で隣の席を占拠しないように)
→せっかく見やすい位置を陣取って応援するようにしたのだから(座りたい人を押しのける格好で)、
 もっと早く来て、応援エリアに人がいる雰囲気をもっと早い時間から出すようにしましょう!
 (思えば、J1,2年目の頃は自由席の人たちは場所取りで早くから並んでいたもの。
仕事の後とか、やむなき事情があるときは別にしてね・・・)
・勝利の後のウォーキング(ビクトリーウォーク、勝利のダンスなど呼び名はさまざま)を
 できるだけ7ゲート全体でやるようにしたいですね。

J2第15節 対愛媛(1-1)の記録

2008-05-25 01:12:41 | 湘南ベルマーレ(プレビュー・記録など)
2008年J2リーグ第15節 2008/05/21 19:04開始
松山市・ニンジニアスタジアム
愛媛FC1-1(前半1-1)湘南ベルマーレ
【入場者数】4,511人【天候】曇 18.8℃ 56%
【主審】大西弘幸【副審】相樂亨/越智新次
【得点】11分(愛媛)江後賢一、39分(湘南)原竜太(2)
SH:11 -11 CK: 5 - 11 FK:16 - 14
【警告】(愛媛)28分内村圭宏 (湘南)21分坂本紘司(4)


J-SPORTSで放送されたので(J2は毎節2試合録画放送)
私も試合の様子はTVから少しは伺えた。
(アウェイ側スタンドにいらした皆さん、お疲れ様でした・・・)
シュート数が結果としてイーブンだったように、お互いが攻め合った様子。
ただ・・・結果が引き分けなので、私の経験からは
疲れがドッとでそうな試合だと思う。
(特に斉藤さんが身体をはるシーンが多い・・・)
しかも坂本が次節出場停止に・・・

第1クール14試合は8勝1分5敗の勝ち点25と、昨年以上のペースではあったが
それでもこのペースではシーズンで勝ち点80に届かない。
5月は明らかにチームの状態がよかっただけに、
最後のアウェイ連戦で勝ちがなかったのが特に悔やまれる。
第1クール以上に遠方での試合が多い第2クールで勝ち点80ペースへもっていく為には
バックアップの充実や新しい武器が求められるだろう。
第2クール初戦は25日(日)13時から横浜FC(勝ち点23で6位)との上位対決。
この試合も順位をかけた直接対決。神奈川ダービーでもあるので、
スタンドでもピッチ上でもなおさら勝ちたい。

今季初、そして10ヶ月ぶりの勝利(関クラ2次・5-0栗の木)とその後の練習試合

2008-05-24 23:57:26 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
第32回日本クラブユース(CY)サッカー選手権(U-18)関東大会 
2次予選第1節
2008/05/24 15:30開始 伊勢原市・産業能率大学第2グラウンド
湘南ベルマーレユース5-0(前半2-0)FC川崎栗の木
【得点】25分頃(湘南)オウンゴール、37分頃(湘南)7菊池大介、
46分頃(湘南)6曽我洋右、65分頃(湘南)10鶴見正樹(PK)、
73分頃(湘南)7菊池大介

この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通り。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

           1柳川祐哉(2)

2伊藤義恭(3) 12甲斐健斗(2)  26岡崎亮平(1)  3安藤潤哉(3) 

       6曽我洋右(3)   14桂川直人(2)
8古林将太(2)                  5中澤高也(2) 
           
       10鶴見正樹(2)   7菊池大介(2)

選手交代は
12甲斐→25遠藤航(1)、3安藤→23関谷祐(1)、
10鶴見→9斎藤聖也(3)、7菊池→33吉田直人(1)、
8古林→28濱崎風大(1)
監督:チョウ・キジェ

過去の試合結果をみれば、関クラの2次予選の多くの試合が、
Jユースのプリンスリーグ勢にとっては確実に勝利した上で得失点差をいくつ稼ぐか、
という位置づけになっているのは否めないだろう。
しかし、いくらプリンスリーグ所属といえど、勝てないときは勝てないもの。
実際、昨秋には、Aチームで挑んだ県クラブユースリーグ・横浜FC戦で
いいところなく敗れたりもしているし、関東以上の公式戦では昨年7月末以来勝利がない。

関クラでは過去2年、「取りこぼし」こそなけれど思うような内容での勝利を
なかなかみせられずにいた(結果でみても、得失点差5を稼いだ試合は皆無だ)。
それだけに、今季プリンスリーグでああいう成績であった後での
この試合での5-0というスコアと内容は、もちろんまだまだのところはあれど、
チーム建て直しの第一歩であるとはいえる。

先制点は桂川の右CKがゴール前中央やや右で相手にあたってゴールインしたもの。
2点目は、菊池がドリブルからPA外の位置からグラウンダーでシュートしたものが
GKをはじいてゴールインしたもの。
3点目は、後半開始直後に右サイドで得たFK(桂川が蹴る)がゴール前に浮き球で入り、
それを曽我がヘッドで流し込んだもの。曽我はこのゴールを欠場のキャプテンにささげた。
4点目は、鶴見が自らPA内に突進して得たPK(PKを与えた選手は警告2回目で退場)を決めたもの。
5点目は、敵陣中央の関谷→右サイドの古林がクロス→ゴール前ニアサイドに菊池が飛び込み
ボレーで決めたもので、鮮やかなものであった。

危ないシーンもあったが、内容では湘南がかなり優位であったといえる。
なお、後半のCBは1年生2人。プリンスリーグと違って、
今回比較的余裕のある状況でコンビでプレーできたのはよかったのではないか。
(とはいえ、まだまだ課題山積み。これからさらなる精進を・・・)
また、終盤には、中3の吉田君もいい流れの時に試合に入ることができた。

次戦は31日(土)15時から、横河武蔵野と対戦。
初戦に勝てたからといって安心はできない。
実は2年前の9決初戦で、横河に敗戦を喫してしまって全国を逃したことがある。
驕らず怯まず、そして溌剌と次戦にもいどんでほしい。



17時半過ぎからは、Bチームによる練習試合(35分?ハーフ)も行われた。
夕方の試合で、雨も激しくなってきたからか
湘南側のギャラリーは父兄を含めても非常に少なかったが、
Bチームの試合をほぼ全てみれるのはなかなかないし、
スコア・内容とも勝ちゲームだったので、少々記す。

前半開始時の布陣:
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

           21黒澤隼(1)

19吉野順貴(2) 13坪井港(3)  31田中進之介(1) 33吉田直人(中3) 

       24吉澤迅矢(1)   20新村賢祐(2)
28濱崎風大(1)                 15臼井健太(1)  
           
       23関谷祐(1)    9斎藤聖也(3)

前半途中の選手交代は
9齊藤→16坪井亮(中3)

後半開始時の布陣:
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

           16松本健太郎(3)

22山根一真(2) 13坪井港(3)  31田中進之介(1)  17岡崎大輔(2) 

       16坪井亮(中3)  24吉澤迅矢(1)
30忠地紀明(1)                  27松田景吾(1)  
           
       2見留耀太(中3)  34佐藤慎也(1)

後半途中の選手交代は
13坪井→20新村賢祐(2)

Aチームによる勝利を受けてか、Bチームも勢いに乗った攻守をみせた。
スコアは前半が2-1、後半が2-0。
1点目は右CKのこぼれ球を新村が押し込んだもの、
2点目は敵陣中央で得たFK(関谷が蹴る)をGKがセーブしたこぼれ球を
進之が拾って中央へ折り返したのを坪井港が押し込んだもの。
前半の1失点は(確か)後方からのロングボールの処理を中央で誤って抜け出されたもの。
後半の1点目は見留のドリブルシュート、2点目は右CKを中央で見留?が押し込んだもの。

得点シーン以外でも、CBが中央でボールを得てから一旦他に預けている間に
タテに駆け上がってPA内までいってボールをもらい、シュートまでいったり、
SBがサイドからオーバーラップしてゴール近くまでいってシュートしたし、
サイドMFもJYの時にみせてくれたようなタテのドリブルでの突破をみせたし、
中央MFも、某プログラムに記載どおりの「局面を打開する」ドリブルを何度もみせるなど、
みていても面白いシーンはいくつかあった。
また、特に3年生はCBが1対1で球際に厳しくあたり、GKも1対1を止めるなど試合を締めていたし
中3生も周囲に遜色ないプレーをみせたと思う。
学年や立場、「現在地」はそれぞれ違えど、チームのため、己のために、
皆がそれぞれさらなる奮闘をみせてほしい。

2位を懸けた直接対決で、悔しい敗戦 そして2位陥落(0-2セレッソ)

2008-05-21 02:24:53 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008年J2リーグ第14節 2008/05/17 16:04開始
大阪市・長居スタジアム
セレッソ大阪2-0(前半1-0)湘南ベルマーレ
【入場者数】6,629人【天候】晴 23.1℃ 34%
【主審】牧野明久【副審】浅野正樹/田尻智計
【得点】11分(セレッソ)ジェルマーノ、89分(セレッソ)小松塁
SH:9 -11 CK: 4 - 6 FK:18 - 21
【警告】(セレッソ)43分アレー、51分尾亦弘友希、74分ジェルマーノ、87分相澤貴志
(湘南)54分臼井幸平(3)、64分山口貴弘(3)、72分アジエル(3)、89分リンコン(3)


2位を懸けた直接対決は、セレッソの勝利に終わり、
湘南は2位から陥落してセレッソに勝ち点で先行を許す格好になった。
セレッソは3位だが、勝ち点では2位仙台に並ぶ。1位は広島。
広島、セレッソ・・・戦力的(客観的?)にはJ1昇格ダントツの2候補に
勝ち点で抜かれたのは、湘南にとって非常に痛い。
今年のこの2チーム相手に、第1クールの敗戦で広げられた勝ち点差を取り返すのは
決して簡単ではない。今まで以上の何かが求められる。


湘南は決して敵陣深く攻め込めなかったわけではない。
シュート数をとるとセレッソよりも多い。
第一の敗因は、やはり決定力の差だろう。
ジェルマーノの40メートルダイレクトロングシュートが決まった一方、
終盤の臼井のPA内からのフリーのダイレクトシュートはバーを叩いた。
こればかりは一朝一夕にはいかないだろうが、日々向上させるしかない。
昨年の入れ替え戦のように、ロスタイムの最後のオーバーヘッドシュートが
入るかポストに当たるかで残留・降格が分かれることだってあるのだから。

第二の敗因は、相手の戦術、彼我の力量の差だろう。
マンツーマンで付かれたアジエルだけでなく、
望さんもマンツーマンとはいかなくても相手に押さえ込まれた。
要注意選手をきっちりマークし活躍させなかったセレッソと
その裏をかけずじまいでかつ個人でもなかなか打開できなかった湘南。
さらにセレッソの前線の3人と両ボランチ(片や馬力あり、片や展開力あり)の力量と
個人でなかなか打開できなかった湘南との差は感じた。
それでも湘南はよく攻め、終盤には敵陣深くでつなぎながら
臼井の決定機を演出したが、ゴールできなかったのは大変残念。


なお、選手起用については
・スタメンでの阿部起用は、阿部の2試合連続得点等を考えれば
 その気に監督がなるのはやむなしと思う。
 ただ、阿部が機能しなかったように見えるのも確か。
 阿部が、特に守備面での戦術を吸収するよう望む。
・むしろ、問題は後半の選手交代と交代要員だろう。
 まずなぜ中村がサブかがわからない。この試合で接戦は濃厚だったはず。
 追う展開は十分にありうる。単独での打開力がある(ありそうな)将太や
 永里ではダメなのか。実際中村は入らず、交代はFW2人どまり。
 この試合、特に後半は1対1での打開力のなさを感じただけに、なおさら。
 そしてFWで先に投入すべきは原だったのではないか。


さて、今回で警告累積3回が5人(あと1人は坂本)になってしまった。
臼井とアジエルが同試合で警告を受けると、途端に右サイドの攻め手を失う恐れもある。

水曜日の愛媛での試合、厳しい日程だがここで確実に勝ち点3をあげられることを
期待したい。

クラブユース(U-18)関東2次予選の日程・・・巻き返しを期待!

2008-05-19 23:52:53 | ベルマーレ(ユース等)ニュースなど
第32回日本クラブユース(CY)サッカー選手権(U-18)関東大会の
組み合わせと日程が関東CYのサイトにUpされていたので、
ベルマーレ関連の日程をここに紹介する。
関東から全国へ行けるのは9チーム。
グループリーグで2位以内に入るか、
グループリーグで3位に入って9位決定戦で連勝するか、のいずれかが
全国大会出場の為の条件だ。
CYでは心機一転の彼らの巻き返しを期待したい。


グループリーグ:4グループに分かれて実施(湘南はDグループ)
(1)5/24(土)15:30~ 対FC川崎栗の木 産能大G
(2)5/31(土)15:00~ 対横河武蔵野FC 産能大G
(3)6/ 1(日)14:00~ 対川崎フロンターレ 産能大G
(4)6/ 8(日)14:00~ 対FC町田ゼルビア 産能大G
(5)6/15(日)13:00~ 対浦和レッズ   レッズランド


順位決定戦:全試合那須スポーツパーク
・1~4位決定戦 (各グループの1位、計4チームが対象)
(1)6/21(土)15:00~ 対Aグループ1位
(2)6/22(日)12:45~ 対BorCグループ1位
※(1)で勝った場合は優勝決定戦、(1)で負けた場合は3位決定戦

・5~8位決定戦 (各グループの2位、計4チームが対象)
(3)6/21(土)12:45~ 対Aグループ2位
(4)6/22(日)10:30~ 対BorCグループ2位 
※(3)で勝った場合は5位決定戦、(3)で負けた場合は7位決定戦

・9位決定戦 (各グループの3位、計4チームが対象)
(5)6/21(土)10:30~ 対Aグループ3位
(6)6/22(日)15:00~ 対BorCグループ3位
※(5)で勝った場合のみ(6)へ進出

降格という現実・・・ここから這い上がってほしい(プリンス・0-2桐蔭学園)

2008-05-19 03:40:18 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
JFAプリンスリーグU-18関東2008 1部リーグ第8節
2008/05/18 11:00開始 横浜市・桐蔭学園高校グラウンド
桐蔭学園高校2-0(前半1-0)湘南ベルマーレユース
【得点】85分(桐蔭)24樋口翔斗(PK)、89分(桐蔭)27善積俊介

この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通り。
背番号、名前、(学年)の順。

           1柳川祐哉(2)

2伊藤義恭(3) 26岡崎亮平(1)  6曽我洋右(3)  3安藤潤哉(3) 

       7菊池大介(2)   4天野勇太(3)
8古林将太(2)                 14桂川直人(2)  
           
       9齊藤聖也(3)   10鶴見正樹(2)

選手交代は
14桂川→31田中進之介(1)、3安藤→23関谷祐(1)
監督:チョウ・キジェ


この試合の敗戦でもって、
3年目のプリンスリーグは、11戦中8戦目、3試合を残して
無念の2部降格決定となった。
8戦8敗・得点5・失点25というあまりにも不本意な結果・・・

この試合については
・攻撃の形はできていて、押し気味に試合を進めていたが、
 決定的なシュートは少なかった。そのことが終盤の悲劇につながった。
 攻めている時の迫力(=人数とその位置取り、勢い)をもっと増やしてほしい。
 それは、攻めるのが第一の役割の選手だけでは難しい。後方の選手も必要。
 例えばサイドを深くえぐった時に、逆サイドのPA内に選手が
 少なくともあと1人は顔を出すようにしてほしい。 
・押しながらも得点がない状況だったので、選手交代で
 打開しようとしたのはもちろんわかるのだけど、
 点を取りにいくためならば、最初に関谷を入れたらなあ、と思う。
 彼なら前線で変化をつけられるのだし・・・
・1失点目はCKでのPA内での競り合いの中でのプレーを湘南のファウル=PKと
 とられたもの。反対側のタッチライン外側からはよくわからず・・・
 小さなファウルはあったかもしれないが・・・不運な判定と思う。
 (高校生がプレーしてかつみている前で、判定に異議を大声で唱えたくはない)
 2失点目は前がかりになった(とはいえ、相手を圧倒したわけではない・・・)
 カウンターで、湘南の人数はそろっていたが相手の動きをチェックしきれず失点。
 


この無念の結果に終わった試合の後、選手たちも指導陣も悔しさこそあるだろうが
「ふつうの負け試合」の後の様子だった。
そこには、ベストを尽くしたけどダメだった、という清清しさも悔しさも
みえなかった。
父兄の方の一部からは指導陣に向かって怒りの声も飛び出す。
ここまでは我慢してきたでしょうが、降格という現実を前にその思いは察して余りある。
・・・子供がベストを尽くせている環境だと父兄の方が思っているなら、
怒りではなく「よく頑張った」という声がその場で父兄の方から出ると思うのだけど・・。

チームとして、今は決してうまくいっているとは思えない現実。
本当にベストを尽くしているか(プレーも指導も)?
ベストを尽くせる環境(指導も含めて)か?
お互いが信頼できているか?
このままで「ベルマーレユースにいてよかった」と選手も指導陣も思えるか?

降格という現実を前にして、ここで一度は問いかけざるを得ない。
この窮状から脱してほしいから。もう一度、トップレベルの舞台に立ってほしいから。
そして、今いる選手、指導陣に「やがては来るであろう」チーム卒業の時に
「ここでプレーして、指導してよかった」という思いをもってほしいから。


そして・・・いろんなことを検証してほしい。選手も指導陣も。
人のせいにすることなく。
選手に対しては・・・
「悔しかったら、もっと考えよう、もっとうまくなろう、そして這い上がろう」と。
・選手は選手で、まずは何が自分の長所・短所なのか、それは
 他のチームメイト(ライバル)と比べてどうなのか、をよく見直してほしい。
・特に、1年生が積極起用されているのは、2・3年生にとっては面白くはないと思う。
 もちろん起用するほうの判断もあるが、そのせいだけにせず、
 「自分に何が足りないか、何を伸ばせばいいか」を今一度見直してほしい。
・また、毎試合ビデオを撮っていると思うけど、そのビデオを有効利用してほしい。
 特に、個人のプレーやミスはビデオをみなくても自分でわかるだろうが、
 市船戦の1失点目のように組織的に(みんなで)マズイ状態をつくってしまった場合は
 「みんなで」その場面を「冷静に」検証してこそはじめて今後に生かせると思うから。
・これは前の試合で書いたことでもあるけど、特に攻撃面でもっと意外性を出そうよ。
 練習や形はもちろん大事だが、それにとどまらない発想、判断、動きも大事ではないか。

指導陣に対しては・・・
・まず、ムードづくりができていますか?
 今年、それまで3年間いたコーチがいなくなったけど、
 それが特にチームのムードづくり・気持ちの切り替えでマイナスになっていると
 感じるのは、私だけでしょうか。今いるコーチ陣でその役割を果たしてほしい。 
・起用法について・・・いろいろとあるけど、
 例えば、1年の時に(本職の)CBで公式戦で使っていた3年生DFを、これだけCBが
 いなくて困っている中でこそCBで使ってほしいと思うのは私だけでしょうか。
 彼ならうまく1年生CBをコントロールできるでしょ、と思うだけに。
・ケガ人が多くでているのは、もちろんプレーしている選手の問題もあろうが、
 それだけではないでしょう。成長期のカラダ、人工芝に合った練習をしているか?
 また、いかにも心技体とも疲労がたまりそうでかつそれが抜けない練習や遠征の日程を
 組んでいては、それだけでもケガのもとではないか。
 ただでさえ、平日の選手たちの夜の帰宅は22時半以降、
 しかも朝8時台から学校でしょ・・・

いろいろと書きました。
ここに書いていないことでも、見直すべきことは多くあるでしょう。
「人のせいにしないで」、それぞれが自らを見直してほしいです。
そして・・・
今度の土曜(15時半から産能大で栗の木戦)からの関東CYで
臥薪嘗胆を期して、4戦4勝で全国進出を決めてほしいです。
このままで終わってほしくないです。もう一度、ピッチ上で笑ってほしいです。