プレスカブはじめました!

軽い気持ちで買った1997年製プレスカブは想像を絶する「ボロ」だった…そんなプレスカブに挑む管理人ガトーの記録。

第17夜 そしてキャブレターがオーバーフローですよ(苦笑)

2011-10-24 22:26:51 | プレスカブ

前回はマフラーに詰まったカーボンを取り除くために、パイプ洗浄剤を投入するも、マフラーから注入した洗浄剤が少しづつしか出てこないと言うお粗末な状況を綴ったが、今回も同じ様な方向性なお話しです(苦笑)

そんな訳で仕事が立て込んでいたので洗浄剤の除去作業は中断し、マフラーを軒下に置いたまま放置。
そして数日後、マフラーを上下左右に振ってみると中から相変わらず「サ~…サ~」と砂が移動する様な音がする…でも、マフラー口からは1滴も出てこないんだよなあ。

とりあえず、打つ手もないしマフラーをカブに装着しエンジンをフカして強制射出を試みた。
で、初めのうちはフカす度にドバドバと黒い液体を吐き出すプレスくんだが、徐々にエンジンの回転数が落ちエンストしまくり…仕方が無いので何度もキックを試みるもスカスカで圧縮を感じ無い状態に。
そして、たまにエンジンがかってもエアクリボックスからゴボゴボ音がし数秒でエンジンは沈黙。
そんな事を繰り返す内にエアクリボックスからガソリン臭がして来た…で、エアクリボックスを外してみるとエアクリボックスとキャブレターを繋ぐコネクティングチューブや↑のチョーク弁がガソリンでベトベトな状態であった。


嗚呼、オーバーフローですな(苦笑)




で、色々と調べたところオーバーフローはキャブレターの油面調整を行う事で解決できるとの事だが、バイク屋のおじさん曰く「カブはプラのフロートなんで油面調整は出来無いですよ。」との事。
道理でカブの油面調整を取り扱っているブログが少ないんだねえ。
そんな訳で、カブの場合フロートを交換する事で大抵は解決出来るとの事で新品パーツを取り寄せた…で、↑は新旧フロート&フロートバルブで左のオレンジが元から付いていたヤツで、右の白いのが今回購入したヤツ。




先日クリップ位置を一番上にした際、ジェットニードルを見たら微妙に部分部分が細くなっている様なんでコチラもついでに交換してみる。
このニードルなんだが、あいにく単品では売ってくれない様でクリップやM形の留め具などがセットになっているんだが、一番上のヤツ(←名前は?)はドコのパーツだ?
で、パーツリストの図を見てようやくコイツがキャブの中にあるパーツだと知りましたよ(苦笑)

嗚呼、ワタクシの様なズブの素人にゃあパーツリストやサービスマニュアルは、暗闇の中で見つけた一筋の光みたいなもんですよ♪





で、とりあえず組んでみた…う~む、フロートの色の違いくらいしか分からんなあ(苦笑)





コチラはデイトナの「メインジェット6サイズセット M #65-#90」。
ご覧の様にコチラは、専用ケースの小部屋に各サイズのメインジェットが入っていたんだがジェットに書かれた文字が小さいんで↑の様に番手を書いてみた。

そうそう先日、ジェットニードルのクリップを一番上にしても混合気の濃いんで次はメインジェットだと思い買ったんだが、今回のフロート回り交換でとりあえずコチラは使わず純正の#72のままで様子を見てみる事に。





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