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少しくらいこんな時があってもいいじゃないか

野良猫と捨て猫…冬の間はどうしているのか

2016-10-21 20:45:38 | 日記
今日も朝から空気が冷たくて、寝起きにカーディガンを羽織りました。
東北の冬はとても厳しいけれど、この澄んだ空気がとても好きです。

寒いと言えば、子供は風の子なんて言うけれど。
昔、外で元気に遊んでいる子供を見た大人が、
「この寒い中、よく元気で遊んでいるなぁ」と、
感動にも似た気持ちでそう話したのでしょうね。

野良猫などは、寒い冬の間はどうしているのでしょうか?
外を歩くときは、猫を探しながら歩くという変わった趣味を持っている私ですが、
冬の間もたまにではありますが、猫を見かけることがあります。

一番ほのぼのとしたのは、エアコンの室外機の上で、丸くなっていた野良猫を見つけたとき。
田舎町に暮らす彼らにとって、最高の暖房器具なのでしょうね。
わずかな暖かさを求め、さ迷い歩く野良猫たち。たくましさを感じずにはいられません。
実は、小さな野良猫の多くは、寒い冬の厳しさを乗り越えられず、死んでしまうといいます。
南国と北国では大きな差があるでしょうが、
野生で生きるというのはどちらも厳しい環境であることに違いないでしょう。

飼い猫は暖かい家がありますが、捨て猫もあとを絶ちません。
飼い猫は急に捨てられても、その厳しい寒さを乗り越えることはできないのです。
野良猫たちは、夏が終わったらすぐに密度の濃い冬毛を生やしはじめ、寒い冬に備えるのですから。
そのサイクルが、飼い猫は身についていないのですね。

猫が苦手な方もいますから、猫を飼う時は死を迎えるそのときまで、責任を持って飼いたいですね。
そして自由気ままに生きていると言われている猫達も、実はその環境というのはとても厳しいものなのです。
犬猫の殺処分ゼロを目指して活動しているボランティアさんの話も聴きますが、
その地道な努力に心から尊敬とエールを送りたいと思います。

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