普通の日々

ごく普通の日々の事

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

廃止議論に必要なもの

2016-11-07 03:26:42 | ニュース関連
「死刑」から目を背け続ける不思議な先進国ニッポン (週プレNEWS) Infoseek NEWS
【日本の死刑制度で私が何よりも不思議なのは、近年、「袴田(はかまだ)事件」や「免田(めんだ)事件」などの再審で元死刑囚の冤罪が明らかになったにもかかわらず、死刑制度に関する議論すら高まっていないことです】
【その結果、本当は無実かもしれない人たちが死刑判決を受け、自分の刑がいつ執行されるのかもわからないまま、刑務所の中で何十年にもわたって「死の恐怖」に晒(さら)され続けるかもしれない…という可能性について、なぜこれほど無関心でいられるのでしょうか?】
【日本でも、まずは国民が「死刑の是非」に正面から向き合い、オープンな議論をすることが重要だと思います。しかし現実は、法務省は情報の開示に閉鎖的で、政治家もメディアもこの問題を大きく取り上げようとはしない。これだけ多くの冤罪事件が起きているのになぜなのか? 私はそのことが不思議でならないのです】

 まあ、日本警察の捜査能力に疑問点があるのは確かでしょう。何せこの20年位の間にも宇和島・氷見・志布志と凄まじいレベルの冤罪事件を起こしているんですから。しかも何れの事件も捜査そのものは適正だったとして、捜査した連中の処分や謝罪は殆どない訳です。自白強要や証拠無視を“適正”とする連中の捜査能力には不安しかない、そこを改めない限り日本警察は今後も冤罪事件を起こす事になるでしょう。それを考えると冤罪での死刑という絶対に避けなければならない事態についての議論が必要なのは分かります。それに死刑制度の犯罪抑止効果が微妙だろうというのも分かります。逮捕される事を想定しない連中が死刑を恐れる訳ないんですし。ただ、日本で死刑廃止の議論を活発化させるのに重要なポイントはこれじゃないですよね。
 例えば複数の死傷者が出た事件が発生したとします。目撃者やカメラ映像あり、物証も多数あり。更に逮捕された犯人はスラスラ自供していて冤罪の可能性はゼロ。但し、反省も謝罪もなし。チャンスがあればまたやるとまで言っている…『死刑を容認する世論は8割を超えるとされている』のはこういう人間の屑ともいえる犯人の存在を想定しているからだと思うんですよね。死刑ではなく塀の中で死ぬまで3食医療付きで生かしておく必要が何処にあると思える存在を想定しているからだと。
 なのにこの記事に登場する外国人記者はそういったケースには全く触れない訳です。インタビューしている側も何故か触れていない。宣言を出した日弁連も私が見た報道では触れていない。でも、そこに触れずに『死刑を容認する世論』を変化させるのは無理だと思いますよ。先程出した人間の屑であっても死刑としてはならない合理的な説明若しくは説得、そして死刑を代替えしうる重さのペナルティの提案。死刑廃止を議論するにはまずはそれが必要でしょう。冤罪や世界的な流れといった理由だけで議論を進める事は出来ないでしょうから。
『社会』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 詐欺被害拡大 | トップ |   
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ニュース関連」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。