ポンコツマニア (Saxohpone) / Ohtake

DER ZEIT IHRE KUNST / DER KUNST IHRE FREIHEIT

Low C#の押さえ

2009-04-01 16:00:07 | TuneUp-Custom & Repair
度々聞かれる事にスーパーダイナクションのカスタムでやっているLowC#キーの押さえ機構追加の部分があるのですが、ヴィンテージ楽器ではこの機構はありません。
スーパーダイナクションも一見マークシックス等の様な進化した機構が採用されている様に思われてる様ですが、SDAは基本的にヴィンテージの部類の古いキー設計ですのでこの押さえ機構はありません。

さて、何故このキーをLowB等のキーに連動して閉じる機構が新しい設計のサックスに採用されたか ですが、この機構があると無いとではLowの反応、響き、パワー、そして音色にまで次元の違う差が出てきます。
他Lowキーよりは小型とはいえ、十分大きいキーカップとパッド(質量が大きめ)で常時閉じているにしても小指で操作する場所なので押さえバネの強さには限度が生じます。Low側を吹いている時にはその振動でこのキーカップはバウンドしやすく、ベルに近い様でも息の内圧も加わり動的に息漏れを起こします。


そして、この押さえ機構にも大きく別けて二つのタイプがあります。セルマー等のLowBの軸からアームが伸びているタイプ。(写真の一番上と二番目)
ヤマハ等のLowBのカップの部分からアームが伸びている物(61系)やカップ根元部分で押さえているタイプ(今の82ZモデルやMk6の初期、写真三枚目)
ですが、理想的なのは前者のセルマータイプです。ヤマハが何故こんな設計を採用しているのかは少々理解に苦しむ所ですが、セルマーよりもこまめにチェック・調整をする必要があります。但し、小指を鍛えていてしっかり押さえられるならヤマハタイプ?の方がブロー限界は高くなります。

この部分の調整をたまに忘れる?事があるらしく、結構新品やリペア上がりのものでもここに隙間が生じている個体を見かけます、、、

特にシーソー機構のあるテーブルキーやY*S-61系のシーソーに準じた使い方ができるものの場合、LowBを押さえたまま小指の付け根あたりでLowBbを押さえた時にこのC#キーが浮かない(開かない)状態でなければいけません。

もっと判り易い状態としては、LowBキーを閉じた時にこの押さえの部分の隙間が無い というものです。
ヤマハ等のリジッドに近い機構の場合にはLowBキーを通常の演奏時の力で閉じた時にほぼ同時に隙間が無くなる位。セルマー等の長いアームによるバネ効果が得られる物の場合にはLowBがまだ完全には閉め切らない微妙にパッド・ホールに隙間がある辺りで押さえ機構部が接地してあまり抵抗が増えない程度にバネ効果での押さえ圧力がLowC#に与えられてる位がイイです。
最近のものではネジで調整できる様になっていますが、これがまた曲者で、振動でネジがずれたりしますのでネジロック剤は必需です。よくここのネジを一部潰して抵抗を付けようとするシロート作業がされてる事がありますが、そんなやり方は論外です。

写真では一番上が今主流のセルマータイプ(?)、二番目がオメガ、三番目がヤマハのYAS-61で82Z等は点線のキーカップ根元辺りにあります。
このLowC#の押さえがLowBのキーカップ直や近い所にあるとLowC#キーの浮き(パッドの歪み等)や振動が直接LowBに悪影響を及ぼしてしまうのであまり好ましい設計ではありません、、
勿論全くダメというわけではありません。繰り返しますがこのタイプの場合にはこまめにチェック・調整をしてください、、
リペアに出す程の事ではありません、、本来ネジをちょいと回せばすむ様にされているのですから、リペアに出されても料金が取れる様な作業ではありませんしね、、


SDAの様なリンク機構を介した構造でなくてもヴィンテージで一般的な小指キーにダイレクトに伸びているタイプのものでもこの押さえ機構を追加することは可能です。
Low付近のパワーも太さも反応も全然違ってきます。

感染・・・

2009-04-01 15:16:34 | Saxophone etc.
たま〜にアトリエで ブラインド試奏会? をやります、、
カスタム依頼を何度かされている馴染みさんだけでなく初めてのカスタム依頼や相談でこられた方等で偶々色々な完成したカスタムサックスが多数ある時などに遊びでやるのですが、これでブランドイメージや販売・流通値段や知名度と楽器そのものが持つ魅力とが比例していない事を思い知らされるらしく、今まで眼中に無かった入門モデルとされる楽器を入手する事になる方も度々、、
これは**ですと有名ブランドの名前を言って渡して吹いてもらうと 流石 と誉めるのですが、実は##なんですよ〜 と明かす なんていう意地悪な事も、、

私は第二第三のPan Americanを探すという気持ちで色々手を出しているので世に殆ど知られずに存在する魅力的な楽器を多々見つけてます、、、
これイイなぁ と思える楽器が、しかも安く見つかるのですが、そういった物が増えてきて嬉しい悲鳴というか何と言うか、、、あくまでもカスタム前提での話ですけど。

そんなこんなで、骨格の一本とは別に色々なサックスを持ち始める方が周りで増えてますね〜
それぞれにそれぞれの魅力がありますからね、、
骨格の一本を長持ちさせる為にもサブ等複数使うというのは重要ですし、、

まな板のサックス

2009-03-31 13:48:09 | まな板のサックス
というカテゴリーを作ってみました、、

入手してこれからカスタムする素材のメモというかリストというか予定というか、、、
途中まで進行中のも依頼以外の物とアトリエに来られた方等のお手つき?の無い物を、、

但し、出す前に予約が入ったりした場合には当然出せなくなります、、



今現在進行中や完了していて死蔵しない様に出そうと思うものと入ったばかりのものは

アルト
Conn New Wonderステンシル
最も音にダイレクト感のあると思われるニューワンダーアルトの更にステンシルという事でその性格が一層増している響きの物、、
明らかに他のアルト(ヴィンテージから今の物まで含めて)とは違う目の覚める直接感じる響きはなんともいえませんね、、、ステンシルなので左テーブルキーを今風に作り変え様と当初考えてましたが、いきなりその分上乗せされても手が出しにくくなるだけですので、どうしてもその機構が欲しい場合には追加カスタムの形で出来る様に最初はノーマルのキーにしておきます。ヴィンテージに慣れてる人には一般的な形状ですから、、
ベル・U字・二番のアレとベアと、ネックを合わせたいネックが使える様に本体側のネックジョイント部の作り直し。例えば今のセルマーやヤマハ等のネックが使いたければそれらが付くジョイントに。Connのマイクロチューナーのネックが使いたければそのサイズのジョイントに と、その加工を後から料金無追加で出来る様に準備、、

MARCATO (これはあまりにも反応も鳴りも良く、AntiguaやROXYよりもずっと知名度が低いのですが、驚きの性能・音なので格安サックスでもカスタムと個体によっては上級とされるモノを軽く凌駕するものもあるんですよ〜 というサンプルにアトリエに置いておこうと思います・・ 但し、アトリエで試奏して本気でこの楽器に惚れて予備としてでもずっと使いたいと思われる方が居れば、、)
カスタム内容は ベア、ベルU字二番の完全ハンダ、キーボタン6個を黒檀に、ネックジョイントはセルマー系と同サイズ



テナー
Buffet Crampon Super Dynaction
自分用のじっくり味わう為の嗜好品的な位置付けのSDA。元々は十分育てられた個体でしたが、メーカーの管体部の組み立て不良のまま半世紀も使われたので変な癖がノーマル状態ではありましたが、カスタムとその後の均しでとてもイイ具合になったも物。音色・響きの魅力と使用頻度の問題で手元に残したい気持ちも大きく、モヤモヤ中・・・ これも惚れた方がいれば、、 少なくとも、これだけしっかり鳴るカスタムSDAは世に2本程、、、
ヴィンテージ楽器の大半に同様の組み立て不良(ハンダ不良)による経年変化(悪化)があります。



バリトン
YBS-61
LowAでもヌケ・響きのいいテナー感覚で扱える ジャズ ソロ という用途に向けてカスタム予定。上下供に管の接合し直し、ベア化。他LowAバリトンとは違う作りの為、管の響きのイイモデルで他ではクランポンのスーパーダイナクションのLowAがこのタイプ、、
より楽に扱えるようにオリジナルのショルダー式にするかは最後に考慮、、

CONN New Wonder
アメリカ軍楽隊のモデルだった初期物でとても温もりのある木管的音色で自分で嗜好品的な位置付けでお気に入りのもの、、

Buescher Big B
ベア、管の接合完全化、パッドを通常の物が使えるようにしてより息漏れ防止向上とリゾネータをプラスチックにして音の温かみを増すカスタム
(Buescherが売りにしてるスナップ式のパッドは正直なとこ、あまり宜しい物ではない・・・むしろ欠点)

直管ソプラノのカスタム

2009-03-29 19:37:38 | TuneUp-Custom & Repair
U字管も無いのでベアにする位でしょうか? と聞かれる事が多いのですが、そんな事はありません、、

こうしたいな こうした方がいいな と思ったならそうすればいい というのがカスタムの基本ですから、、、
何もブランドや製品に絶対服従して与えられた状態だけに収まる必要はありません、、

直管ソプラノではベアにし、リブ構造ならその土台になってる部分を必要最小限に残して削り取り、管の響きを格段に上げる事もできますし、ネックと本体とを直付けにする(ジョイント部をもっと薄くシンプルな接続にする)とか、ネック部に付いているオクターブアームの土台をジョイント付近にまで移動させてネックの響きを素直にさせよく響く様にする(ネックに余計なものがついていると音が細く単純になりやすい)
等色々あります、、

循環を優先させる場合には管の抵抗は高めの方が息が楽ですから、逆にメッキや塗りを工夫する等もありますね、、

時計徒然・・・

2009-03-27 15:20:13 | etc
花粉の事もあり、極限の集中力を必要とする時計関係の仕事をボチボチ再開してます、、
二月三月は安全の為にシンプルな普通の時計のみにして、一応メインでやっているコンプリケーション関係は四月半ば辺りから、、

サックスで知り合った方にも結構機械式時計・アンティークウォッチが好きという方も居られて、コンプリケーションのコレクションをされている方では私の名前を聞いたことがあるという人も居られて、、、

ミニッツリピーター、永久カレンダー、トゥールビヨンといった定番コンプリやグランドコンプリケーションを主に扱ってるとはいえ、数としては当然?普通のモデルが多いです。
必然といえば必然なのか、メーカーとしてはパテック、バセロン、オーディマ、ブレゲが多いのですが、この辺りの時計を一通り通った方は次にスイス製やドイツ製とは違う煌びやかさがあるアメリカンアンティークに、、、
どんな時計を扱う時にも同じ集中力を使うとはいえ、やはりパテックやブレゲ等で擦り減らす神経は尋常ではありません、、
アメリカン〜 は何故かホッとします、、、
こういう普通〜な時計も勿論多く扱ってます、、


サックスで知り合った方からも徐々に時計を依頼される様にもなってきましたがサックスを長時間吹かれている方の時計の歩度が微妙に違ってくるのは、、姿勢が一定という事とサックスの音・振動がヒゲゼンマイやアンクルの動きに影響あるんでしょうね、、、


サックスに足を突っ込んだ当初、、 時計の仕上技術を導入して作り直した物を作ってみようと思いつつズルズルと流れておりましたが、去年時計の方でのお客様がサックスを始める という事で、入手された楽器の全パーツのブラッシュアップ等時計レベルの仕上をして欲しいという依頼があり、是非やりたかった事なので数ヶ月かけてやりましたが、こういう感性はアンティークのコンプリケーションをコレクションされているからこそ出て来るものなんでしょうかね、、、
全パーツの面取りや磨き、精度調整他、あの様なサックスは歴上含めて世界に一本ですね、、
自分でも一本欲しいので必ずやるつもりですけど、、

あまりにも次元が違い過ぎる事なので、メカ的にも仕上的にも時計とサックスを比べるのは究極の愚問なんですけど自分がやるカスタムサックスの一つの方向性としての究極はあの一本の様なものですね、、
ハンダなんていうチープなものは一切使わず、全てロー付けで組み立てる というのもやりたいですね、、
勿論、ハンダにはハンダなりにメンテナンス性という点での利点があるわけですけど、工芸品としてよべるレベルの物を作るとなるとハンダは抵抗あります、、
ティファニーのステンドグラス等例外もありますけど、、、(あれは柔らかい素材でガラスを挟むから全体の強度・耐久性が増すわけで)

まぁ、機械式時計の世界も今では手作りなんて呼べるものはほぼ無く、どんなに複雑な機構でもワイヤー放電加工機等で自動切削され、あとは表面を仕上て組み立てるだけというものになってしまったのでアンティークウォッチがもつ魅力や価値は無くなってしまいましたが、昔よりは安価に複雑機構が楽しめるようになったのは別の楽しみとしてイイですね、、


時計に興味を持った当初はバセロンが好きでしたが、コンプリケーションに興味持ってからはオーディマとブレゲに、、、
時計好きさんの中ではパテックが一番人気?でしたが、天邪鬼的に パテックパテックって・・・・・
なんて思ったりもしましたが、いざ時計の仕事をする様になると、、、 納得させられました、、、(あくまでもアンティークのパテックの話、、 今のパテは論外)
非常に高価なコンプリケーションだけでなく通常モデルの手巻きでも自動でも、自分で設計製作もしている立場の視点でパテックのOVH等をしていると気付くのですが、、

ここはこうした方が良い

と職人が思ったところはそのままそうしてる

というのが垣間見られます、、
コストは度外視です。今ならそんな事は絶対ありえません、必ずコスト計算が絡んで設計変更や妥協があります。
しかも、昔は本当に手作りなのでどんな難しい形状でも作っていました。
今はワイヤー放電加工機等の自動切削機で作るのが大前提なのでそういた機械に向いた形状にする事が必需です、、
機械パーツのラインにしても、職人の美的センスも加味された形状・ラインになっています。今だったら明らかに無駄・コスト高なモノとして却下されるでしょう、、


、、、えっと、、、 ?  ま、そんなこんなでもう直ぐこれ終るので次はバリトンの管組み立てにかかります、、
対極過ぎですが、こういうシンプルな普通の時計でも神経疲れますし、特にヒゲゼンマイ(ブレゲヒゲ)のかなり大掛かりな整形をしましたので、、、

楽器との一体感 骨格・芯・軸の一本

2009-03-27 14:35:42 | Saxophone etc.
サックスに限った事ではありませんが、楽器との一体感というのは非常に大切な事ですが、その一体感を得られる楽器は厳密には人それぞれという事になります。

どんなに高性能な個体でも合うとは限りません、、 気を使わず、そこそこの技量で十分正確に鳴るからといっても生理的にマッチしない事は珍しくありません。同時に、そういう楽器にマッチするという人もいて当然です。むしろそういうケースが大多数なのかもしれません。

不思議なことで、自分の表層意識で これが好き と思っても一体感の点ではそれでは合わない事もあります、、

今のサックスの世界では狭い世界から開放されて視野の広くなった人もまた増えてきていますが、まだまだ狭い世界に囚われて狭い範囲から楽器を選んでいる方もまた非常に多いのも事実・・・
こんなにも人は様々なのに数モデルでそれらをカバーできるわけがありません、、、
勿論、そこまでの一体感を必要としない人も多いでしょうし、その一体感というものがどういうものなのかを知らない(気付けていない)人も多いですからそれでもいいというか仕方ないのかもしれませんけど、、


また問題となるのは殆どの場合、一体感の得られる楽器は基本的にはその一本につきっきり?でずっと使いつづけて楽器が自分に育てられ、自分が楽器に育てられた状態で始めて得られるものだという事、、、
まぁ、管の組み立て状態が奇跡的にたまたま良くて、吹き込めば吹き込む程ちゃんと育つという個体がしっかり育てられた状態であれば大抵の人に一体感をもたらしてくれますが、多くの個体は吹き込めば吹き込む程途中までは育つものの、ある時期に不良部分が症状を現わし出して鳴らなくなるという物だったりします、、、


高性能なサックスであれば演奏で殆ど問題にならないし一体感らしきモノを感じる事もできるのですが、音色に幅広く表情を自分の意図通りにつけたいとか、高低の飛びが激しいといった場合に長い時間お互いにマッチング作業をしてきた様な楽器では出来た事がイマイチ思い通りに行かなかったりするんですね、、


心中する?骨格となる 一本 を持つ事はとても大切だと感じてます、、
同時に、その一本を何にするかの決断・覚悟もまた大変、、
一般的には憧れのプレーヤーが使っている同モデルにするとか、そういう思い入れは大切ですし、一番安心できる事だと思います、、
モデルの世の中の評価なんてのはショップやメーカーの戦略で大きく左右されるものなのでそれを判断基準にするのは後で苦しむ事にもなりかねないので私はお勧めできませんけど、、
先生が居る場合にも、その先生に意見を聞くというのもあまりアテにはなりません。その先生がどれほど様々なサックスの本当の実力を知っててモノを言ってるのかかなり怪しいものです。先生によっては客観的に教えてくれる人もいればコテコテの本人の先入観・知識のみに偏った事を言う人も居ますけど、、



その骨格となる楽器がある事で他様々にある美味しい楽器を味わう事ができます。骨格の一本が無い時にもそれは出来ましたが、それがある方が個々を味わい深く、そして自分がぶれる事もありません。
骨格が無いと あれもイイこれもイイ でフラフラしていて結局いつまでたっても自分の軸が定まらずにいる事態に陥ります、、(それもまた一つの方向性ですけど)
しかし、フラフラな状態は往々にして 楽器の個性 と 自分の個性 とを混同しやすく、この楽器は個性が無い等と言って実は単に自分に個性が無かっただけ というよくあるパターンになってたりしますからね、、、
楽器に個性が無いとしたら音色は本人の個性のみが出るはずですが、個性の無い音色等と自ら言ってる時点で・・・・自分に個性が無いと言ってるのと同じわけで、、

とまた脱線しましたが、、


一本の楽器だけで全てに間に合うとも思っていないのでキャラクターの違う楽器を複数使うのも珍しくないと思いますが、その場合でも骨格となる一本は必要だと感じます、、

骨格の一本を持っていたとしても、こっちの方が好いな〜 と感じる個体に出会う事は珍しくありません。ではそこで乗り換えるかというと、私の場合そうはなりません、、
一緒に育ってきた時間・思い出等がありますし体の一部という感覚がありますので、、 それがあっての一体感は単に鳴らし易いという事で感じる一体感とは全然別次元のものです、、

これは、、ぱっと借りて吹いたりショップで試奏した程度でこれイイ、これダメとやって今持ってるのよりこっちがイイとなればすぐ乗り換えるという事を繰り返してる内は得られない深い部分での一体感の話ですので 何のこと? と意味不明に思う方も居られるでしょうけど、、

深い一体感の得られない楽器を骨格の一本にしてしまうとこれまた苦しくなるか、いつまでたってもあれこれと買い換えていく事になりますので、最初に書いた 憧れや思い入れ を重視して選ぶのは好い事だと思います、、勿論それだけでなく、他人がそのモデルやブランドをどうみるかではなく、自分の感性がどう感じるかが重要ですけど、、
何故なら、一体感の度合いはそれに愛情持って接している時間に比例すると感じるからです、、


勿論、あまり物に愛着持てないという人にこんな話しても何の意味もありませんし、全ては人それぞれですから、、

それに、プロの場合にはそういう骨格となる楽器で仕事になるとは限りません。本当はこれが好きだけど仕事では仕方なくこっちを使っている という事は珍しいことではありませんね、、



どおでもいいことですが、自分の一体感のある骨格の一本は初期の164・オメガです、、
響きや音色ではスーパーダイナクションの方が好きですが、こちらは骨格ではないんですね、、 一体感はあるのですが、嗜好品的な一本です。
このSDAはカスタムによる響き、音色の深み、限界点が格段によくなっており、この時代付近のモデル(SBAや初期Mk6やConn、マーチン等)にある独特の味がやはり有り、ヴィンテージの中で一番人気のある時代の楽器として納得できますね、、
164とSDAはどちらも個性的でどっちの方がどう とはもはや決められません、、
嗜好品としても味わえるだけでなく、実戦的な実用性も骨格には必要ですので、まずはもっともっと演奏技術を磨かなきゃならない私には付き合いも長い164を という事です、、


カスタムの仕事をしていて、様々な名器がやってきます、、 アメセルSBAやらMk6やら、SDA、、、セルマー他コーン・マーチン・キング・ヤマハ・ヤナギサワ・カドソン・ポールモーリア・キャノンボール・ドイツや東の方のやら、ヴィンテージから最新モデルまで本当に千差万別に・・
その度に これイイなぁ〜〜〜!!! 欲しいな〜〜 と思う事ばかりですし、実際入手しちゃったりもします、、(でも死蔵しちゃかわいそうだ と手放す繰り返し)
でも私はこれ(164-OMEGA)と心中〜 と決めたので骨格は164のままです。骨格を入れ替えるのではなく好きな楽器が増える という状態ですね、、、

少し整理と仕事の拡張?

2009-03-26 17:42:26 | TuneUp-Custom & Repair
自分の楽器でも気付くと、やはりあまり使っていない楽器が出てくるんですよね、、
でも非常にお気に入り、、、、
ま、スーパーダイナクションのテナーとBUESCHERのバリトンですが、、
ネットショップの様にサイトに でもいいのですが、出すだけならただなのでヤフオクにも出しておいてもいいのかな と、、
悩みどころ、、音色・響きはどちらも一番気に入ってたりしますし、、
もっと演奏技術を磨かないとな〜 という思いから164を選択してるわけですが、、嗜好的楽器を味わっていたいしもっと実戦的なトレーニングを積まなければという思いもあり、、、 う〜む、、、


それはそうと、コーン・ニューワンダーのアルトのステンシルをカスタム素材として入手しました、、
ベア、U字組み立て直し、テーブルキーをシーソーではないタイプで今のサックスの様にして、ネックジョイントも作り直して今のセルマーサイズのネックが使える様にしようかと予定してます、、

こういうのでも今までのように依頼はべつとして、カスタムサックスとして出す物でカスタム前の素材の状態で紹介して、その中からチョイスしてやりたいカスタムオーダーをする という形式の方がより カスタム で好いのではないかと思うのですが、、

楽器で歌う

2009-03-25 10:50:05 | Saxophone etc.
毎度の事ながらあくまでも私個人の考えや感じ方にすぎない事ですが、、

やっぱり私は新しい安定した楽器(サックス)はイマイチ馴染めない、、、 嫌いなわけじゃなく確かに楽でそれはそれでイイのですが、、、、

私は 楽器で演奏する 楽器を鳴らす という感覚ではなく 楽器で歌う という感覚でサックスと接しているので最近の安定してきたサックスは前者の感覚になってしまいます。多少奏者がずれても未熟でも楽器がそこそこ矯正して鳴る事は通常一般的な音楽の世界では歓迎される事なのですが、ピッチの正確さよりも音の表情の幅の広さの方が私には重要な事なので自分がずらしたいと思った部分を勝手に楽器が矯正してしまう感じがどうにも 歌う という感じを阻害するんですね、、、

元々私自身は西洋12音階に固執してはいないので、、 便宜上一応12音階という基準はありつつそこからのズレは自分の感覚・好みで自由でイイ と思っているので、、
音楽にゲーム性はあまり求めていないのでピッチ合わせ競技的な思考はありません、、(勿論正確なピッチも出せた上でそれを言わなければ説得力?はありません)

エレキギターやベースを自作して演奏してた時も最終的にはフレットレスで落ち着いたのですが、私はサックスをチェロ・ヴァイオリンといった楽器の感覚で扱っています。音階的にも音色や音の響かせ方にしても、、

気持ちの持ち様に過ぎないのでしょうけど、楽器に矯正力があったりするとついピッチの正確さに拘り始めてしまい、自分が楽器の一部になってしまった様な感覚に陥ってしまいます、、 あくまでも楽器を自分の体の一部にしたいんです、、


誰も見向きもしない様なモデルから最高級とされるモデルまで様々に扱い、同様のカスタムをしてきて、大抵の楽器が好きになれるのは ピッチは自分でどうにでも合わせられる 総合的な音色は奏者次第 という事に気付いてしまったからでしょうか、、

道具に拘りはありますが、同時に拘りは無いともいえる感覚でいますが、これはスポーツでも同じで、アーチェリーをやっていますが(やっていた と過去形になりつつありますが、やめたつもりはありません〜)、アーチェリー(他スポーツでも)で周りを見渡すと、あたるあたらないを道具のせいにする人が殆どなんですね、、
しかし、私は初心者用の道具や何世代も古いモデルを使っていましたし、チューニングも完全じゃない状態でわりと簡単に優勝できましたし、練習時には世界記録以上の点数は普通に出せていました、、、
結局は使う人間次第 なわけです。アーチェリーの道具に矢を的の真中に自動的に飛ばす機能なんてありゃしません、、 当り前とえいば当り前過ぎる結論なわけです、、
自分が道具に対して拘るのは道具が持つ矯正補正力ではなく自分の体の一部になって自分の思い通りになってくれるか ですね、、
道具が勝手に補正して成績が伸びたなんてのは結果の紙の上の数字の話でしかなく、自分自身が磨かれ成長したわけではありません、、 私は自分自身を切磋琢磨・磨きたいんです、、

それましたが、、
サックスをヴァイオリンやチェロの感覚で扱っていると先にも書きましたが、ヴァイオリンやチェロの世界ではピッチが合わなければそれは奏者の責任だというのはあまりにも当り前な事です。そういう感覚が当り前なものとなっているとヴィンテージ含め、様々なサックスに色眼鏡を通さずに素直に接する事が出来、自分の体の一部にもっとも近い楽器を探す事ができる様になります、、
まぁ、狭い狭い世界にして数モデルの中だけで選ぶ という方が楽ですけど、、
自分のスタンスでは後ほど書く予定ですが 覚悟 が必要になってきますので、、

繰り返しますが今の安定してきた楽器を否定してるわけではありません。色々好きな楽器・性格がありますから、それも一つの方向性として好きな事にかわりありません。一台位は持ってても好いな と思いますから、、


楽器を演奏している という感覚になる楽器ではなく 楽器で歌えてる と感じる楽器というのは、自分の場合はどうしてもヴィンテージ楽器に多いですね、、
今の楽器の場合ではできるだけ管体から余分な物(ラッカーなんかも含め)を除去して管体面がよく響く物にして、、
管体をガチガチに固めて管内の脈効率で音をでかくしてる最新のサックスの中には従来のサックスで良く育った物に似た響きのするものもあるのですが、やはり何か違うんですよね、、 ただ大きく振動すればイイというのではなく、生き物の様なブルブル感がする物の方が自分の好みの楽器になりやすい様です、、


楽器に求める方向性として大きく分けるなら
響き・音色・表情の幅が生理的に体の一部となる楽器で歌う事を求める

楽器の演奏効率、楽さを求める
でしょうか、、
これはどちらの方が良いか悪いかではありません、自分がどちらの方向性なのか を見極めてから楽器を選ばないと遠回りになります、、(その遠回りも面白いのですが・・)
感覚的な事ですので人それぞれです。ですから、矯正力のある楽器でピッチをあまりずらさずとも歌う感覚で演奏できる人も勿論いるでしょうから、、
歌う=ピッチを外す(12音階から) という事ではありませんので


ま、ジャズの世界ではピッチも結構自由かと思いますが、そういう意味では自分のカスタムサックスはジャズ向き という事になるんですかね、、、
ピッチに雁字搦めに縛られた世界で使うには熟練が必要でしょう、、

これも繰り返しになりますが、そういう表現力の幅のある楽器を使って正確なピッチが出せないでこんな事言う様ならそれは単に未熟な人間の遠吠えでしかありません、、
さ、練習練習〜

ネックコルク

2009-03-24 22:56:57 | Saxophone etc.
ネックコルクは天然の一枚物が一番良い という様な認識?があるそうですね、、

私はそうは思いません、、
それは天然物至上主義的なあまり根拠の無いものだと思いますが、私は細かく粉砕したコルクを再度固めた所謂合成物の方が良いと感じています。実際自分の楽器では基本これですし、、

ところが、不況の影響がまさかこんな所に!? という事態が起こり、最近はこの合成コルクの使用を控えています。ストックがもう殆ど無くなって来ているからです。

新しく仕入れればいい・・・・・

はずですが、ネックコルクに使ってとても具合の良い合成コルクは何でもいいというわけではなく、良い物はあるメーカーのものだけだったのですが、最近あからさまにその質が落ちてしまい、他メーカーのものと同様のスカスカで実際使うとすぐボロボロになる物になってしまいました、、、


現在そういったスカスカな合成コルク(といっても、普通のやつがこれです)を再圧縮・再接着をして密度が高くかつ柔軟な物を自分の所で作る為の設備を準備中です、、

ま、どうせいつも 素材が無ければ素材から作ればいい と思い、行動してきましたのでコルク程度なら簡単なものです、、

一般的には天然一枚物が良いと思われてるので天然一枚物も使っていきますけど、、

揃えたいシリーズ

2009-03-24 22:42:55 | Saxophone etc.
コレクターじゃないので集めるとか揃えるという感覚あまりないのですが、中には気に入っていて揃えてしまいたくなるモデルというのはあります、、

Selmer USA - 162/164 OMEGA
BUFFET CRAMPON - SUPER DYNACTION
YAMAHA - Y*S-61
CONN - 26M/30M
CONN - New Wonder
PAN AMERICAN 58M/66M/62M
BUESCHER 400 Top Hat & Cane

とか・・・・

で、だからどうだという話でもなく〜

軍楽隊のBASS

2009-03-24 10:19:56 | TuneUp-Custom & Repair
コーンの U.S.Q.M.C. アメリカ軍楽隊のBASSが出てますね〜
ステンシルなんて書いてますけど、、
これはニッケルモデルなのかブラスモデルにシルバーメッキをしたのか、、 どちらにしてもレストアしてピカピカになってますね、、、 サテンシルバーを磨いたとなると大分薄くなってしまいますがUSQMCが読み取れる状態という事は問題ありませんね、、

軍楽隊(USQMC/USMC)に納品される楽器は特に丁寧に製造したものの中から更に選定していたとか言われますが、実際にUSQMCのサックスを何台かばらして(私の言う バラす というのは管体自体もバラすという意味です)みた所、やっぱり管の接合は不良しまくってるのが当り前でしたけど、、 でも実際に鳴りは良かったのですが、この経験から選定品だろうと誰々がイイといった個体だろうとメーカー製造のノーマル状態の楽器をそのまま使う気は完全に無くなってしまいましたね、、、

当初バリトンなんかでか過ぎて興味もつ事なんか無いだろうと確信していたのにいつの間にかバリトンが大好きになって、流石にBASSはその大きさ・値段からもう完全に別世界、間違っても興味持つ事なんか無いと悟った?程に思っていたのに、、
去年からバスサックスに非常に惹かれてます、、 一時CONNのバスを入手直前まで行ったこともありました、、
一応テナーをメインにした事で実はバリトンを殆ど使わなくなっていますのでバスがあるのが一番都合好いんですよね、、、 Bbなら割と簡単にC管として使う事もできますし、、(ま、1920年前後のCメロディーの音色・響きの魅力は捨てられませんからCメロディーはずっと使いつづけますけど)

何の映像で観たのか思い出せませんが、この時代のバリトンをクルクルっと本体を華麗に捻って水抜きしてるのがカッコよかった・・・・
NewWonderの後期からは水抜きホール・レバーが付くようになりましたが、音色・響きには無い方が好いですからね〜
私も危うくCONNのバリに水抜き機構を付けてしまおうかと思ってましたが止めておきました、、
メインのBUESCHERのバリには元々付いているのでこれは取り払ってしまおうと考えてます、、

サックスは次第に色々な物をくっつけて鈍重になって行くのが流行りですが、私は時代に逆行・・・・?


あ、話はBASSに戻って、、、 このバスサックスいいですね〜
本気でコーンのバスを物色していますが、バスだけはサテンシルバーの物にします、、

164 OMEGAは・・

2009-03-23 01:26:33 | Tenor
早々に嫁ぎ先が決りまして、入札者もいませんでしたので終らせました〜


土曜、日曜とロケでかなり無茶したので明日はおそらく動けないかと、、、

そういえば、28日の土曜は週末にしては珍しく?ロケの予定もなく空きました〜
午後2時から用事が入りました(おそらく2時間位)。

164 OMEGA 準備中

2009-03-20 23:43:37 | Tenor
ベル U字 二番管 の組み立て直し
ベア化
プラレゾ・パッド
音響処理

と、ほぼ骨格部のみに抑えたカスタムのオリジナルオメガ164(823087)を一応出品準備中ですが、、オークションでは28万の34万BuyItNow形式にする予定です、、
出品前にアプローチあればそのままアトリエでの取引となります〜

案の定かなり気に入ってしまったのでとっておこうと思ったのですが、、、SDAも含めてかなり悩みどころです、、、
お気に入りの楽器を複数持ってて、楽器を育てるという事を知っている方なら同様の悩みを持っている事と思いますが、、 ま、コレクションやストック的に沢山抱え込める方も居られますが、、、

しかし、164という本来の”オメガ”を知ってもらいたいという思いがあるのも確か、、、


私の164はメタルレゾ・High-F#除去・半ラッカーで少し違いますが、やはり完全にベア化してプラレゾという事もあるのか、かなり太く甘い且つダークなサウンドですね、、
何でもマーク6やアメセルに結びつけて釣ろうとする売り方は大嫌いなのですが、やはり例えるとなると育ったアメセルにあるあの真中辺に集中するプワっっと甘味のある鳴りがあるんですよね、、
かと思えば、164の設計思想は管を響かせる点が色濃いのでコーンの様な太さやブッシャーの様なスムーズな感じもあり、やはり最後に集約されたアメリカンプロサックスなんですね、、、
勿論シックスよりもパワーはあり、トータルバランスは確実に上です、、
オリジナルオメガの164は本当に数が少ないので時代的なタイミングも加わって知られずに存在する名器です、、
私がシックスを自分用の楽器として採用していない理由がこのオメガを知ってしまったから ですので、、(勿論好みは人それぞれ)

あ、カスタムのページには既に写真をアップしてあります。長辺1600とか2000位ある画像ですけど、、、、
元々ラッカー90%以上の個体だったので今回あまり指紋を着けないように作業しましたので、写りこみが多いです、、

パッドの開き

2009-03-20 12:11:38 | TuneUp-Custom & Repair
カスタムは基本的にベアにしてますが、、 オークションは調整まで全て終ってからの出品だと最後に楽器の性格を大きく左右するパッドの開きが選べないんですよね、、、
ベアでもラッカー等でも、この部分は非常に大きい問題で、この楽器凄い鳴る〜 と思ってもそれは楽器の設計による性質というよりもパッドの開きが大きくて凄く鳴る様に感じる というケースは多々あります、、
キャノンボールなんかも扱った個体の多くはノーマルの状態では結構パッドの開きは広めでしたが、それがあの鳴り方をしているといっても過言ではないかもしれません、、

私自身はベアにする目的はベラベラ鳴らすためではないので自分用の楽器はパッドの開きは狭目にしています。
狭目にすると楽器特有の個性が強めになってくる様に感じます。抵抗は強くなり、腹の支えはもっと必要になりますし、楽器が育つまで時間がかかる様です。
育たないと詰る部分もより強く詰る事になります。そのかわり音色はダークで渋くなりますし、同じ息なら音量も減ります。減った分の音量のエネルギーが多くの倍音となる訳ですから音色の深みは増すわけですが、、
私は大して速いパッセージは出来ませんが、それでもパッドの開きが狭いとスムーズですからね、、 以前にも書きましたが、よくバネを弱くすれば速いパッセージがやりやすくなる という半誤解がありますが・・
バネが弱いと特にトリルの様な条件では音の切れは悪くなりズルズルしたピッチの下がったトリルになってしまう事もあったりします、、


言葉の定義の問題にもなるかもしれませんが、 鳴り と 響き は別です。

鳴り はハイバッフル系のマウスピースを使うとかパッドの開きを大きくすれば殆どの楽器で得られますが響きはそうはいきません。奏者の奏法・技量と楽器本体の性格・育ち具合によるものです、、
響かせられないと鳴りばかりになってビャ〜ビャ〜と・・・


パッドの開き具合に注目している人は非常に少ないですし、メーカーが出してる基準値なんて楽器がアレだけ個体差ある現状では無意味に等しいですから、個々の楽器で調整する事になります、、
そもそも育っていない個体と育った個体では最適な開きは違ってきますし、ベアやラッカー、メッキ等の違いでもそれがありますからね、、 そして本人の好み、、
しかし、パッドの開きがその楽器を使っている本人がニュートラルが好いのか若干広い・狭い方が好いのかを把握してはいないというのが普通なのでやはりニュートラルにしておく事になります、、


ベア・ラッカー・パッド開き大・中・小 といった同じモデルで管を組み立て直した物を用意してそれぞれでどう違ってくるのかを体感できる様にしておきたいんですよね、、
ま、4台あれば後は予想できますから、、(場所くって仕方ないので用意するならアルトですけど)
今お気に入りのマルカートのアルト(旧モデル?)をあと三台集めるか、、、
(162やYAS61はその為にあと三台集めるには厳しいものが・・)


言葉じゃどうしようもありませんからね、、、チマタに溢れる個々(しかも範囲の狭い人も広い人も色々居る)の主観と先入観と見栄の入り混じった色々な評価をアテにしてたら一生誤解したまま狭い世界で終る なんて事にもなりかねません、、、(ま、あれこれ目移りしなくて済むので楽といえば楽ですけど)


アルトの保持

2009-03-13 23:33:35 | Alto
私、時計等で極限の微細精密仕事をするので指にあまり負担をかけられません、、
テナーやバリトンは勿論、アルトでも楽器の一部を体に当てて重量を指(主に親指)にもろにかけない様にして扱います、、
そこで、アルトでは小ぶりすぎるのでショルダー式にはせず普通のストラップ式で掛けますが、楽器の下を右足の上というか右腰の前辺りに違和感なく保持しやすいようにキーガードに黒檀の板を付けてあります。
最初は振動を殺さないようにと板バネを曲げて付けていましたが、そんなに振動が妨げられるわけでもないのでただの木の板にしました、、
G17だったかな? ただの接着剤です。