度々聞かれる事にスーパーダイナクションのカスタムでやっているLowC#キーの押さえ機構追加の部分があるのですが、ヴィンテージ楽器ではこの機構はありません。
スーパーダイナクションも一見マークシックス等の様な進化した機構が採用されている様に思われてる様ですが、SDAは基本的にヴィンテージの部類の古いキー設計ですのでこの押さえ機構はありません。
さて、何故このキーをLowB等のキーに連動して閉じる機構が新しい設計のサックスに採用されたか ですが、この機構があると無いとではLowの反応、響き、パワー、そして音色にまで次元の違う差が出てきます。
他Lowキーよりは小型とはいえ、十分大きいキーカップとパッド(質量が大きめ)で常時閉じているにしても小指で操作する場所なので押さえバネの強さには限度が生じます。Low側を吹いている時にはその振動でこのキーカップはバウンドしやすく、ベルに近い様でも息の内圧も加わり動的に息漏れを起こします。
そして、この押さえ機構にも大きく別けて二つのタイプがあります。セルマー等のLowBの軸からアームが伸びているタイプ。(写真の一番上と二番目)
ヤマハ等のLowBのカップの部分からアームが伸びている物(61系)やカップ根元部分で押さえているタイプ(今の82ZモデルやMk6の初期、写真三枚目)
ですが、理想的なのは前者のセルマータイプです。ヤマハが何故こんな設計を採用しているのかは少々理解に苦しむ所ですが、セルマーよりもこまめにチェック・調整をする必要があります。但し、小指を鍛えていてしっかり押さえられるならヤマハタイプ?の方がブロー限界は高くなります。
この部分の調整をたまに忘れる?事があるらしく、結構新品やリペア上がりのものでもここに隙間が生じている個体を見かけます、、、
特にシーソー機構のあるテーブルキーやY*S-61系のシーソーに準じた使い方ができるものの場合、LowBを押さえたまま小指の付け根あたりでLowBbを押さえた時にこのC#キーが浮かない(開かない)状態でなければいけません。
もっと判り易い状態としては、LowBキーを閉じた時にこの押さえの部分の隙間が無い というものです。
ヤマハ等のリジッドに近い機構の場合にはLowBキーを通常の演奏時の力で閉じた時にほぼ同時に隙間が無くなる位。セルマー等の長いアームによるバネ効果が得られる物の場合にはLowBがまだ完全には閉め切らない微妙にパッド・ホールに隙間がある辺りで押さえ機構部が接地してあまり抵抗が増えない程度にバネ効果での押さえ圧力がLowC#に与えられてる位がイイです。
最近のものではネジで調整できる様になっていますが、これがまた曲者で、振動でネジがずれたりしますのでネジロック剤は必需です。よくここのネジを一部潰して抵抗を付けようとするシロート作業がされてる事がありますが、そんなやり方は論外です。
写真では一番上が今主流のセルマータイプ(?)、二番目がオメガ、三番目がヤマハのYAS-61で82Z等は点線のキーカップ根元辺りにあります。
このLowC#の押さえがLowBのキーカップ直や近い所にあるとLowC#キーの浮き(パッドの歪み等)や振動が直接LowBに悪影響を及ぼしてしまうのであまり好ましい設計ではありません、、
勿論全くダメというわけではありません。繰り返しますがこのタイプの場合にはこまめにチェック・調整をしてください、、
リペアに出す程の事ではありません、、本来ネジをちょいと回せばすむ様にされているのですから、リペアに出されても料金が取れる様な作業ではありませんしね、、
SDAの様なリンク機構を介した構造でなくてもヴィンテージで一般的な小指キーにダイレクトに伸びているタイプのものでもこの押さえ機構を追加することは可能です。
Low付近のパワーも太さも反応も全然違ってきます。
スーパーダイナクションも一見マークシックス等の様な進化した機構が採用されている様に思われてる様ですが、SDAは基本的にヴィンテージの部類の古いキー設計ですのでこの押さえ機構はありません。
さて、何故このキーをLowB等のキーに連動して閉じる機構が新しい設計のサックスに採用されたか ですが、この機構があると無いとではLowの反応、響き、パワー、そして音色にまで次元の違う差が出てきます。
他Lowキーよりは小型とはいえ、十分大きいキーカップとパッド(質量が大きめ)で常時閉じているにしても小指で操作する場所なので押さえバネの強さには限度が生じます。Low側を吹いている時にはその振動でこのキーカップはバウンドしやすく、ベルに近い様でも息の内圧も加わり動的に息漏れを起こします。
そして、この押さえ機構にも大きく別けて二つのタイプがあります。セルマー等のLowBの軸からアームが伸びているタイプ。(写真の一番上と二番目)
ヤマハ等のLowBのカップの部分からアームが伸びている物(61系)やカップ根元部分で押さえているタイプ(今の82ZモデルやMk6の初期、写真三枚目)
ですが、理想的なのは前者のセルマータイプです。ヤマハが何故こんな設計を採用しているのかは少々理解に苦しむ所ですが、セルマーよりもこまめにチェック・調整をする必要があります。但し、小指を鍛えていてしっかり押さえられるならヤマハタイプ?の方がブロー限界は高くなります。
この部分の調整をたまに忘れる?事があるらしく、結構新品やリペア上がりのものでもここに隙間が生じている個体を見かけます、、、
特にシーソー機構のあるテーブルキーやY*S-61系のシーソーに準じた使い方ができるものの場合、LowBを押さえたまま小指の付け根あたりでLowBbを押さえた時にこのC#キーが浮かない(開かない)状態でなければいけません。
もっと判り易い状態としては、LowBキーを閉じた時にこの押さえの部分の隙間が無い というものです。
ヤマハ等のリジッドに近い機構の場合にはLowBキーを通常の演奏時の力で閉じた時にほぼ同時に隙間が無くなる位。セルマー等の長いアームによるバネ効果が得られる物の場合にはLowBがまだ完全には閉め切らない微妙にパッド・ホールに隙間がある辺りで押さえ機構部が接地してあまり抵抗が増えない程度にバネ効果での押さえ圧力がLowC#に与えられてる位がイイです。
最近のものではネジで調整できる様になっていますが、これがまた曲者で、振動でネジがずれたりしますのでネジロック剤は必需です。よくここのネジを一部潰して抵抗を付けようとするシロート作業がされてる事がありますが、そんなやり方は論外です。
写真では一番上が今主流のセルマータイプ(?)、二番目がオメガ、三番目がヤマハのYAS-61で82Z等は点線のキーカップ根元辺りにあります。
このLowC#の押さえがLowBのキーカップ直や近い所にあるとLowC#キーの浮き(パッドの歪み等)や振動が直接LowBに悪影響を及ぼしてしまうのであまり好ましい設計ではありません、、
勿論全くダメというわけではありません。繰り返しますがこのタイプの場合にはこまめにチェック・調整をしてください、、
リペアに出す程の事ではありません、、本来ネジをちょいと回せばすむ様にされているのですから、リペアに出されても料金が取れる様な作業ではありませんしね、、
SDAの様なリンク機構を介した構造でなくてもヴィンテージで一般的な小指キーにダイレクトに伸びているタイプのものでもこの押さえ機構を追加することは可能です。
Low付近のパワーも太さも反応も全然違ってきます。













