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中学生が安倍首相に教育基本法改正の反対声明文を送ったら脅迫文が

2006-11-18 16:28:14 | 政治/社会
 “きっこの日記──中学生を脅迫するアベシンゾー”にとんでもないニュースが紹介されている。
 札幌の中学校で、改正教育基本法に反対する女子生徒たちが3日前に安倍晋三総理大臣に宛てて反対の声明文を送った。そうしたらあろうことか匿名の脅迫文まがいのものが彼女らに届けられたという。



STV札幌テレビ放送
2006年11月17日(金)「どさんこワイド180」

◆中学生の意見 匿名の大人が"批判"

"愛国心"とは、こんな卑劣な"心"なのでしょうか。「教育基本法」改正案について、札幌の中学生が安倍総理に、「反対の声明文」を送ったところ、「匿名の大人」から「抗議文」が届きました。15歳の"自由な意見"に"脅迫"ともとれる批判でした。

(衆院議長)「賛成の諸君の起立を求めます。賛成多数。よって、この法案は可決されました」
自民・公明与党だけの出席で衆議院を通過した「教育基本法」。ポイントのひとつは、初めて文言になる「愛国心」。賛否が分かれる問題です。
この「改正教育基本法」について札幌の中学校では、女子生徒たちが自ら勉強して、「愛国心を国民に強制するものだ」との結論に至りました。そして、この法案に反対する声明文を安倍晋三総理大臣あてにおととい送ったのです。
(女子生徒)「自分の国を大切にというのはいいが、間違った方向に進んでいるんじゃないか」「反対の人はしょうがないと思っている。動かないとこのままですよね」
こう話してくれた中学生。実は、きのうの約束では、普通にインタビューさせてもらう予定でした。なぜ、取材が匿名になったのか。

(抗議のメール)「阿部首相の送った中学生の意見書は何だ?お前ら、学校で何を教えているんだ」

この彼女たちの行動を知った一部の大人が、彼女たちに対する脅迫ともとれるメールを匿名で送りつけてきたのです。
(教頭)「生徒が自分で関心を持って意見を表明したのは素晴らしい。いろいろな意見を封じ込める残念な反響だ」
この学校では、生徒それぞれが意見を書いたカードを送る準備もしています。生徒たちが自分で考えて「押し付けだ」と感じた教育基本法改正案。「愛国心の強制」どころか、「言論の自由」さえも封殺しようという大人の行為に、15歳の心は深く傷つきました。
法案についての「賛成」「反対」があるのは当然だと思います。15歳の彼女たちは自分たちで考えて、著名もつけて安倍総理に反対の意思を表明しました。ところが、それを知った一部の大人は「匿名」で彼女たちを批判した。あまりにも卑劣ではないでしょうか。


 *上記動画ファイルのダウンロード
   Windows Media Player版 
   RealPlayer版 
 ●ダウンロードのしかた
 Windowsの場合はマウスのカーソルを合わせクリックするとメニューウィンドウがあらわれるので、「対象をファイルに保存」をマウスで選んで左クリック。
 Macは同じくクリックのあと「リンク先のファイルをダウンロード」を選択。

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6 コメント

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はじめまして。 (imacoco)
2006-11-18 19:34:02
お邪魔します。

中学生の彼女達は、素晴らしいですよね!

でも 彼女達を匿名で脅迫した連中… 卑劣です!

そんな程度の低い人間達が支持する代議士達が 最低な法案を可決してしまう…

少なくとも北海道のメディアは 日本ハムだけでなく、彼女達へのサポートも充分にして頂きたいと思いますね。

それにしても、彼女達は、これからも強く、堂々と歩いて行って貰いたいです。
imacoco さん (雑木帖@管理人)
2006-11-18 23:03:48
はじめまして。
このニュースを後追い報道し、危険な空気を検証しようという気のある新聞・テレビは今のところないようですね。
「危険な空気」とはいっても、この種の脅迫まがいの行為は大人の世界ではよくあることなのですが、中学生に対してまでというところに異様さと状況の深刻な進行ぶりがうかがわれます。
多くのメディアが大きな問題として取り上げることで、脅迫にあった中学生たちも夢と希望を抱くことができると思うのですが。
Unknown (ooasajinn)
2006-11-19 14:45:04
許せません。そしてこういうことを平気で行う人間がいることも。そして、「お国に反対するのが悪いのだ」と言わんばかりに、ネットで訳知り顔に彼女らを悪く言う連中も・・・こういう人(人か本当に?)は気づかないんでしょうね。実に危険な事に味方していることに。寓話「茶色の朝」のごとく自分達にも害があってから気づいても遅いのに。 
ooasajinn さん (雑木帖@管理人)
2006-11-19 15:41:57
昨日テレビで「チンギス・ハーン」の特集番組を見ていてちょっと不思議な気持ちになりました。
他国に対する征服を繰り返し、そのために多くの命を奪ったチンギス・ハーンは今の世の常識からいけば、許されざる帝国王でしょう。しかし、番組ではそういう対し方ではなく逆の英雄扱いのように受け取れました。
多分、この番組を見ていたほとんどの人は、番組のそういう扱いかたにあまり違和感は抱かなかったのではないでしょうか。
もし、そうだとしたらそれは何故でしょうか。
もう800年も前のことだからでしょうか。それとも、爆弾や銃器、戦車、戦闘機、軍艦などがない時代の戦いだったからでしょうか。チャンバラ劇などで、剣や槍などの戦は見慣れているからでしょうか。
理由はともあれ、僕が考えたのは、人間は本来的に好戦的な生物であり、それが根本にあってのものなのではないだろうかということです。つまり、今の時代にチンギス・ハーンを偉人のように見立てることに違和感を抱かない表層的な様々な理由は二次的なものに過ぎず、その土台には人間の好戦性というものがあるからではなかろうかということなのです。
大事なことは、人間がそれを自覚することではないだろうかと。

日本が戦前に回帰する、というとバカにする人もなかにはいます。でも、戦前と今とで生きている人間そのものが変わったわけではなく、当時と今との違いは体験、歴史を含めた様々な学問などの知識の獲得、集積、そして智慧以外にはありません。
ooasajinn さんの言われるように、「茶色の朝」の状況はいつの世でもどの国にでも常に起こりうるということです。
Unknown (ゆりかりん)
2006-11-21 15:45:00
本当に仰る通りですね。
「強い者だけが勝ち残れば良いのだ」「弱い物達は踏みにじられても仕方ないのだ」といった風潮を強く感じます。
まるでアメーバの頃の殺し合いと同じですね。
人類はチットモ進化して無いじゃないか?

我が子と同じ世代の子供達の心を踏みにじるような大人達が模索する社会ってなんでしょう?
子供達の心を壊しているのは、いつもこうした大人達の創り上げた社会だという事を実感してます。
ゆりかりん さん (雑木帖@管理人)
2006-11-21 22:20:46
大事なことは大事に扱う。子供にもわかるように。
こういうことは大事なのではないでしょうか。
署名をして総理大臣に宛てた意見書に対し、匿名で大人が脅迫のようなことをしてきた、しかも、ここのところ言論に対する実際の暴力行為が頻発している。世の大人は、それは跳ね返さなければならないことだということを態度できちんと示す必要があるのではないでしょうか。
具体的には、この件に関し各報道機関がちゃんと検証報道をやる、そうすることによって子供たちは匿名で脅迫のようなことをする大人は世の中では許されないのだということを学ぶ。
今のままでは、「うやむやになるようなことなんだ」ということにならないでしょうか。

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中学生を脅迫する安倍晋三? (kojitakenの日記)
11月18日の「きっこの日記」経由の情報。 中学生の意見 匿名の大人が”批判”(動画ニュース STV) 以下引用。 ”愛国心”とは、こんな卑劣な”心”なのでしょうか。「教育基本法」改正案について、札幌の中学生が安倍総理に、「反対の声明文」を送ったところ、「 ...
【コメント返答(3)】「大久保住民」さんへの答えに窮して、両さんに助けを求める?……の巻 (多文化・多民族・多国籍社会で「人として」)
2006.12.03.01:30ころ 前回のエントリーの最後でちょっとだけ触れま