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池田大作に膝を屈した安倍と小泉

2006-10-18 18:35:23 | 記事・創価学会
『週刊文春』 2006.10.19

 池田大作に膝を屈した安倍と小泉

 9月22日、番記者にウソをついて創価学会のドンに面会した安倍首相。
 訪中では手土産に「皇族外遊」も。「闘う政治家」がなぜ「媚びる政治家」──

 九月二十二日、自民党総裁に就任したばかりの安倍晋三官房長官(当時)は朝から落ち着きなく、頻りに目をしばたたかせていた。
 午前十一時から“参院のドン”青木幹雄党参院議員会長との会談が入っていたが、これが原因でナーバスになっていたわけではない。
 党本部での会談を早々に終えると、安倍氏は官邸に戻り番記者たちとの退任前の記念撮影に応じた。夜討ち朝駆けの毎日に明け暮れた記者たちに労いの言葉をかけつつ、官邸に隣接する官房長官公邸に戻るようなフリをして、安倍氏はその場を立ち去った。
 だが、安倍氏の乗り込んだ車が向かった先は公邸ではなく、創価学会本部をはじめ関連施設の立ち並ぶ新宿区信濃町だった──。
「各社とも安倍氏を見失ったときは大騒ぎで、入閣候補者に会いに行ったとの憶測も流れました。結局、安倍氏側は、公邸にいたが所在を示すランプが消えていただけと説明しました」(政治部デスク)
 午後二時前、安倍氏を乗せた車は創価学会本部から少し離れた関連施設に到着した。安倍氏が部屋に入ると、そこにはにこやかな表情で歓待する池田大作名誉会長の姿があった。
 会談前日、安倍氏は創価学会の秋谷栄之助会長に自ら電話していた。総裁就任の挨拶に訪れる旨を伝えると同時に、「できれば池田名誉会長にお会いしたい」と依頼していたのだ。
 だが、池田名誉会長は政治利用への警戒心から、少なくとも最近十数年間は政治家と面談していない。では、なぜ総理就任直前の安倍氏とは会ったのだろうか。
「実は安倍氏の父、晋太郎元外相は池田氏と非常に懇意だったのです。選挙で学会から支援も受けていました。そうした縁から安倍氏は父の秘書時代から秋谷会長と面識があるのです。また、祖父の岸信介元首相も二代目の会長である戸田城聖氏と親しかったので、学会とは三代にわたる付き合いなのです」(創価学会に詳しいフリージャーナリスト)
 安倍氏と池田氏は、岸元首相、安倍元外相との思い出話に花を咲かせ、「あっという間に二時間近くが過ぎた」(安倍氏周辺)という。当然のことながら、安倍・池田会談は双方合意のもと「なかったこと」にされた。安倍氏にとって一宗教団体のトップとの会談が公になれば、総理就任早々に世論の批判を浴びることは確実だったからだ。
 それから約一週間後の二十八日、やはり関連施設で小泉純一郎前首相が池田名誉会長と向き合っていた。
「在任中には公明党さんには本当にいろいろお世話になりました」
 先の衆院選では二百九十六議席と大勝した小泉・自民党だったが、過去には学会の協力なしには危うい場面もあった。退任後の総理自らが池田氏のもとを訪れ、感謝の辞を述べるという異例の事態が、公称八百万世帯を誇る創価学会の威力を物語っている。
 公明党と創価学会とは、建前上は政党と支持団体という位置づけだが、小泉前首相の言葉は両者が実質的に一体である実態を表わしているともいえよう。そして総裁就任の挨拶に訪れた安倍氏の狙いが、十月二十二日に投票日を迎える衆院統一補欠選挙での協力にあることも、小泉前首相の言葉から明白である。
 だが、かつて安倍首相は創価学会を「戦闘集団」と批判していた過去がある。安倍氏が一年生議員のころ細川政権によって自民党は野党に転落していた。
「(註・細川政権という)旧連立が、創価学会というきわめて強力な戦闘集団(とりわけ選挙においては)と手を組んだ、異常で強権的な政権であった(中略)そうすると、この政権のあり方には大変大きな問題と危険性が存在してくる」(『「保守革命」宣言』栗本慎一郎氏他との共著)
 また、九四年十一月に開かれた創価学会に批判的な「四月会」の集会に参加して、こう発言している。
「父の代から創価学会に支援していただいた。ところが、『憲法二十条を考える会』の集まりに参加した翌日、公明党の地元幹部から電話があり、『考え直さないといけない』と言われた。恐ろしい団体と思った」
 ところが、首相就任後に参加した九月三十日の公明党大会で安倍首相は、「連立政権の基盤強化が日本のためだ」と力説した。“ブレない政治家”だったはずの安倍氏は、首相になって“変節”したようだ。
 安倍首相が訪中する前日の十月七日、創価大学で池田名誉会長への二百番目の名誉学術称号授与式が行なわれた。

 首脳会談実現の「ハードル」

「久しぶりに姿を現した池田氏は、周恩来元総理との交友に触れながら『日中の平和友好は絶対に崩れない』と語り、今後は環境問題などで日中が協力すべきという方針を打ち出しました。そこで、『安(あん)ちゃんにもよく言っておいた』と発言したそうです」(前出・フリージャーナリスト)
 九月二十二日に行なわれた安倍氏との会談の内容をさりげなく示唆したのだ。
 …(略)…


『週刊新潮』 2006.10.19

 「池田大作」に仁義を切った「安倍首相」

 安倍晋三首相が創価学会の池田大作名誉会長と極秘に面会していたのだという。
「複数の新聞が報じたところによると、会談が行われたのは都内の学会施設。自民党総裁選の2日後、首相就任前の9月22日のことです。会談は安倍氏側から申し入れたもので、この席で安倍氏は来年の参院選での協力を要請し、日中関係についても意見交換した。28日には小泉純一郎前首相も池田氏に会ったとのことです」(政治部デスク)
 安倍事務所、創価学会とも会見の事実を否定するが、「池田氏は10月7日に北京師範大学から名誉教授の称号を受けましたが、実は安倍氏はこの時、池田氏にあてて祝電を送っています」
 と言うのは、ある学会ウォッチャー。
「安倍家と学会の関係は、昭和33年に日蓮正宗総本山の大石寺で行われた大講堂落慶法要に、首相の祖父・岸信介首相の名代として父・晋太郎氏が出席して以来。ただ数年前、池田氏の代理人が晋太郎氏の墓参を申し出たところ、晋三氏はそれを断った。池田氏はこれに激怒し、以来、両者の関係はギクシャクしていたはずなのですが……」(同)
 だが、安倍首相にも様々な#事情”がある。
「22日に行われる二つの衆院補選は自民にとって2勝が義務付けられていますが、大阪は学会票の上積みがなければ絶対に勝てない。新政権最初の選挙で躓くわけにはいきませんからね」
 とある自民党ベテラン議員秘書。ジャーナリストの乙骨正生氏はこう言う。
「小泉前首相も就任当初は学会と距離を置いていましたが、劣勢だった02年10月の補選を前に学会と手を結び、1ヵ月後の公明党大会で池田氏の撮った写真を絶賛した。安倍氏の場合は、その時期が早かったということでしよう」
 選挙のために、仁義を切ったということなのか。


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