Cのぶらぶら歩き

ツーリング記事を中心に

今年1年

2011年12月31日 | Weblog


今日は大晦日。あっという間の1年である。

今年1年を振り返ってみると、どうも3.11までの記憶が薄い。

ここも年初からほとんど更新してこなかったので、記憶の糸口がないというのもあるが。

覚えているのはせいぜい初詣くらいか。

今年は“あの時”から始まった感じだ。



それにしても、大変な1年であった。まさかまさかの巨大地震とその後の大パニック。

この地方は地盤が固いので地震に強いと言われていたものだが、超巨大地震の前では人の言うことに大した意味はなかった。

地球の動きに人の意思や希望など関係ない。

倒壊するコンクリートの建物と給油を待つ車の長蛇の列を見て我目を疑ったが、全ては現実であった。

巨大地震はこの地に住む人々の仕事や生活に甚大な影響を及ぼした。我友は震災による仕事の悩みから自ら命を絶った。

時が経ち、放射能のことを除けば自分は過去形で話すことができるが、まだ住む場所もままならず、リアルに苦しむ方々がおられる。



復旧に尽力する地元の人たち。

荒れ果てた海岸沿いも目に見えて綺麗になってきたが、以前の生活を取り戻すまでにはまだ相当の時間を要すると思う。

それに海のそばにはもう住めないであろうし。

1000年に一度の巨大地震と言うから、あと1000年は同じ地震津波は来ないと思いがちだが、そうでもないらしい。

北海道沿岸にも巨大津波の痕跡があるという。



重く長い道のりではあるが、希望を持って前に行くしかないのであろうな。

記憶が薄れる前に再度の巨大地震・パニックへの備えも必要だ。



来年は平穏な年となりますように。

皆様よいお年を。
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復旧

2011年12月18日 | Weblog


“ら・ら・ミュウ”がリニューアルオープンしたというので昨日行ってみた。

ここは福島県いわき市の小名浜港。3.11の津波で大きな被害を受けたのである。



魚売り場。

客は思ったより少ない。団体客がまだ来ないのかな。
県外では、ここがリニューアルオープンしたということがまだ周知されていないのであろう。
駐車場は半分くらい空いていたか。観光バスが少ない。
放射能を心配する向きもあろうが、事故発生時の風向きの関係で、ここいわき市の放射線量は相当低いのである。



正月が近いからか“するめ”がたくさん置いてあった。
マグロの大きな切り身が安い。マグロ一パックとヒラメをセットで買う。



水族館“アクアマリン福島”が見える。
7月に再オープンしていたのか。

ここは津波が押し寄せた際の避難誘導が適切であったと言われている。



これは7月9日の画像。
岸壁に近い歩道部分がボコボコで、あの時の揺れと津波の激しさがわかる。



小名浜漁港。



これはサルベージ船だろうか。船尾に船を引き上げている。



復旧まではもうしばらく時間がかかるだろうな。

“うろこいち食堂”もまだ復活していなかった。

近くの水産物販売店は以前のように営業を再開していた。



白河ラーメンの店“天空”でワンタンメンを食す。



街はクリスマス一色。

あれから9ヶ月か。1年は早い。
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キンギョシス

2011年12月12日 | Weblog
キンギョ死んだ。

原発事故の避難時に置き去りにしたキンギョの最後の生き残り。

なんか悲しい。

たかがキンギョ、されどキンギョ。

お前はよく頑張った。

虹の橋の彼方で幸せな“魚生”を送れますように。
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2011年12月11日 | Weblog


田舎道をだらだらと走っていたら、大きな虹が見えた。

何かイイコトがありそうな気がしたので、年末ジャンボ宝くじを買った。

でも、きっと当選番号にはかすりもしないと思う。

いつも賞金とは言えない7等ばっかし。

たまには1等当たっておくれ。

虹といえば虹の橋があるけど、うちで飼っていたトリはここにいるのだろうか。

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仙台ぶらり

2011年12月03日 | Weblog


仙台

先日、初めてクルマで行ってみた。
仙台といえば東北の中核都市だが、まだ数えるくらいしか行ったことがない。
東北地方に住みながらこの町にあまりなじみ馴染みがないのは、いつも東京に目が向いているからか。

15年前にかつての上司と仙台駅ビル内の寿司屋で飲んだのを思い出した。
仙台在住の元上司Ⅰ氏は元気だろうか、しばらく連絡を取っていないが。
クセのある人柄だったが、度胸と男気があって、リーマン生活を送る上で心の拠り所であった。



「杜の都」と呼ばれるだけあって、立派な街路樹が列をなす。
これだけ緑が多いと、空気も澄んでいるように感じる。

駅前近辺をさらっと見た限りでは大震災の傷跡は見えなかったが、旧道沿いとか市内からちょっと離れたあたりに行くと民家の瓦屋根とか道路が損傷しているのが目につく。
我大学時代の後輩が住むマンションも半壊の認定を受けたとか。精神的にも大変だと思う。

我地方は地震に加えて放射能の被害もあるが、まあ自分の住む所はしっかりしているからまだ恵まれているのかもしれない。



アーケードをぶらついてみたら、大きなバルーン人形が目に入った。
何だろうと思ってみると、「仙台四郎」の文字。
たまに会社なんかで見かけるあの写真のお方だ。
仙台四郎さんが立ち寄る店は必ず繁盛したのだとか。
我も仙台四郎さんの福にあやかりたいが、このようなお方は欲の深い人間は嫌いなんだろうな。
まずは、自助努力ってとこか。



阿部蒲鉾店で“ひょうたん揚げ”を買った。
これは仙台名物の一つらしい。
アメリカンドックの蒲鉾バージョンってとこか。
ケチャップをたっぷりつけてほおばる。

サクサクして美味い。

コメント (2)
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