浸潤癌ではなかったにしろ、
どうやら悪い細胞がまだいるらしい。
経過をみるか、全摘するかの2択だった。
全摘ってことは・・・
頭中は不可の文字でいっぱいになった。
血の繋がりのないものが継ぎ、
そして繫がりのない者同士の子。
繫がりのある者が継げばいいとは思うが、
夫婦もまた繫がりなど無いのだから、
繫がりがどうのこうの言っている自分がおかしいのか。
拘りすぎているのか、
時代に取り残されているのか、
両親も回りも繋がりがどうのこうの、
言う人などいない。
だが、、、私は考えてしまうのだ。
私でいいのか?と・・・
母がどれだけの思いで生きてきたかを思うと、
私でいいのか?と・・・
生きてさえすれば今頃、母は幸福感に満ちた人生になっていたのではないかと。
もうOD数え切れないほどしているやつが、
今更、どうのこうの言えるわけもないが、
それでも諦められない。
どうせなら末期だったら良かったのに・・・