
「切腹・日本人の責任の取り方」山本博文・著。
おもに江戸時代の武士が、どういう経緯で切腹に至ったかということを紹介しながら、武士の常識や藩主と藩士の関係を書いている。
武士の切腹(つまり死罪)の理由というのは、現代人の人権意識や責任の所在の考え方からすると納得のいかないことがほとんどだ。
自分が時代劇を見慣れているせいもあって順を追って説明されると、切腹に至る理屈も理解できないことはないが、到底了承することはできない。
それに「詰め腹」の場合、具体的な理屈のない場合も多かったようだ。
「ここは切腹させた方がよい」「混乱を収めるためには誰かに責任を取らせなければいけない」という曖昧な理由から一人の人間の命が奪われるのだ。
戦国の気風が残る江戸時代初頭は、上司の命令に背き切腹を拒否して出奔(逃亡)する武士もいた。
江戸時代以前は仕える大名を替えることも珍しくなかったからだ。
しかし太平の世になると、一度主君に背いて出奔すれば他藩に仕えることも容易ではなくなる。
そのため藩主、上司の命令に背くとどちらにしろ生きていけないことになり、出奔して路頭に迷うよりは、大人しく切腹を選ぶようになる。
本人が切腹すれば、「家」自体は存続を許されることが多かったから、という理由もあってのことだ。
そういうシステムを前提にして武士の世界が回っていたと言えばそれまでだが、まともな理由もなく、なんとなく現状をスッキリさせるために人生を終結させられたのではたまったもんじゃない。
戦国時代、合戦の末に敵に追い詰められて腹を切る方がまだ納得して腹を切れる。
ただ、切腹フェチの自分としては、そういう不条理な理由であっけなく命を散らしてしまう潔すぎる態度にも魅力を感じてしまうのだ。
★「切腹」の、地味だけど厳しい実情を知りたい人にはおすすめの一冊です。
●画像は切腹人の身分による畳の敷き方の違いを示した図。
こんな違いがあることは初めて知った。マニアックな資料だ。
おもに江戸時代の武士が、どういう経緯で切腹に至ったかということを紹介しながら、武士の常識や藩主と藩士の関係を書いている。
武士の切腹(つまり死罪)の理由というのは、現代人の人権意識や責任の所在の考え方からすると納得のいかないことがほとんどだ。
自分が時代劇を見慣れているせいもあって順を追って説明されると、切腹に至る理屈も理解できないことはないが、到底了承することはできない。
それに「詰め腹」の場合、具体的な理屈のない場合も多かったようだ。
「ここは切腹させた方がよい」「混乱を収めるためには誰かに責任を取らせなければいけない」という曖昧な理由から一人の人間の命が奪われるのだ。
戦国の気風が残る江戸時代初頭は、上司の命令に背き切腹を拒否して出奔(逃亡)する武士もいた。
江戸時代以前は仕える大名を替えることも珍しくなかったからだ。
しかし太平の世になると、一度主君に背いて出奔すれば他藩に仕えることも容易ではなくなる。
そのため藩主、上司の命令に背くとどちらにしろ生きていけないことになり、出奔して路頭に迷うよりは、大人しく切腹を選ぶようになる。
本人が切腹すれば、「家」自体は存続を許されることが多かったから、という理由もあってのことだ。
そういうシステムを前提にして武士の世界が回っていたと言えばそれまでだが、まともな理由もなく、なんとなく現状をスッキリさせるために人生を終結させられたのではたまったもんじゃない。
戦国時代、合戦の末に敵に追い詰められて腹を切る方がまだ納得して腹を切れる。
ただ、切腹フェチの自分としては、そういう不条理な理由であっけなく命を散らしてしまう潔すぎる態度にも魅力を感じてしまうのだ。
★「切腹」の、地味だけど厳しい実情を知りたい人にはおすすめの一冊です。
●画像は切腹人の身分による畳の敷き方の違いを示した図。
こんな違いがあることは初めて知った。マニアックな資料だ。











業者間では、”以前はリストラ代わりの中高年の切腹が多かったけど、この頃は新興企業の不祥事で若い人の詰め腹みたいなのが増えたわね。無念腹らしくてしっかり切る人が多いみたい。”などと言われたりしています。
現代風のドライな対応に妙なリアルさを感じます。
冠婚葬祭セレモニーホールみたいなところなんでしょうね。こんな企業があったらそこに就職してたと思います。できれば若年者専門の部署に就きたいです^^ 撮影されたビデオの編集とかやりたいな〜。切腹前の接待係は、逆切れされたり泣きつかれたりたりしたら大変そうですね。あんまり長い間切るのを躊躇している人は延滞料金請求されたりするんでしょうか。
雰囲気にこだわる人は山腹のお寺を改築したような施設で最期を迎えたいかもしれません。奇抜な物では歴史上の誰々になりきって切腹するコースなんかもあったりして。衣装やセット、エキストラなんかも雇うので高級コースになりそうです。介添え腹コースなんてのもあってもいいかもしれません。介添え人も選べるようにするとかなり高くなるでしょうね。経済的に余裕があれば自分の好みに合わせてカスタマイズしたいものです。