3月11日の朝読みは、「祈りの力」でした。遺伝子研究者、村上和雄筑波大名誉教授の話でした。
科学者が非科学的な話しを…と思いましたが、アメリカの病院のデータから「人から祈りを受けた」心臓病の患者さんは人工呼吸・透析治療が少なかったということです。
精神面に大きな影響がありそうです。まわりの思いを患者さんも受けとめ「悲しませたくない」といった気持ちが生じ、自分自身の免疫機能が向上するのではないのでしょうか。
このように世界の医療現場でも手術や薬物療法だけでは説明できない治癒力向上事例が数多く報告されております。
村上先生(1936年(昭和11年)生れ、現在77才)は科学者である一方敬虔な宗教者でもあります。1983年高血圧を引き起こす原因となる酵素「ヒト・レニン」の遺伝子解読に成功。パスツール研究所やハーバード大学を抑えての快挙で一躍注目を集められました。
坂村真民先生が「念ずれば花ひらく」といわれる教えにも通じるものがあると思います。