今年の東京都高等学校選手権で、50年間連続の男子総合優勝を果たすことができました。
これも多くの方々に支えられた結果であり、応援して下さった皆様には心より感謝申し上げます。
今回の東京都高校選手権では多くの選手がベストタイムを更新することができました。
しかし、競泳の指導者としては多くの反省を感じる試合となりました。
その理由は、出場している選手全員が満足する結果を達成しているわけではないからです。
私は今年で指導者として21年目を迎えていますが、その間、本当に心の底から満足する結果を残せたという試合は、一試合もありません。
インターハイで総合優勝したときも同様であり、全体的には良い結果だとしても一人でも目標を達成できていなければ、本当の意味で成功した試合とは言えません。
総合的な結果はどうであれ、一人一人が自分の目標を達成するレースができたとき、はじめて心から満足することができると思います。
個人の目標をすべて達成することができれば、チームの目標も実現することができます。
これから関東大会やインターハイ、国民体育大会など夏へ向けて本番がスタートします。
全員が目標を達成するために、次の試合へむかって前進します!
竹村知洋