部長ブログ@箕面市役所

箕面市役所の部長が、市のホットな話題を語ります!
市の動きや仕事紹介、副市長、教育委員会委員などのつぶやきも。

河川と災害

2012年05月31日 | みどりまちづくり部

 みなさん こんにちは、みどりまちづくり部長の山田です。
 山のみどりが美しく輝く時季、田植えが始まりましたが、日本近海の海水温が1.2~1.3℃上昇し、近畿地方は温帯性気候から亜熱帯性気候になってきています。
 また、台風の発生場所もフィリピン周辺から日本よりの場所でも発生するようになってきています。  
 更に、海水温が27℃以上の場合、台風の勢力は拡大を続けます。
 このようなこともあって昨年の台風12号は、今までの台風と違って三日間も近畿周辺に居座り、大量の雨による大災害を引き起こしました。
 我々は、亜熱帯性気候に対応した災害対策等を進める必要があります。
 
 4月末に木津川上流の河川整備の状況を視察しましたのでご報告します。
 (各種画像はクリックすると拡大します)

 <伊賀上野城周辺の遊水地>

 伊賀上野は木津川と拓殖川、服部川が合流する平野に位置しますが、大雨の時に合流地点から岩倉峡に流れ込む地点で川幅が狭小になり川の流れが堰き止められ、この結果、上野の市街地等で洪水が広範囲に起こりやすくなっていました。
 岩倉峡の川幅を掘削して河川流量を拡大する方法もありますが、下流部には河川整備が十分でない地域も多いことから上野地域は助かっても下流の市街地等で氾濫・洪水等の災害が発生することになります。
 このため、3河川の合流点周辺の田畑に洪水の一部を貯留させ、河川流量の調整機能と伊賀上野周辺の治水対策を行う方法として事業化されたのが遊水地という方法でした。


(岩倉峡)

 この遊水地は4カ所あって、合計面積が約250ヘクタール、容量が約900万立方メートルで大阪ドームの約7.5杯分の能力が確保されます。


(上野盆地と遊水地)

 
(遊水地のしくみ)

 また、稲などは一日以上水に浸かってしまうと枯れたり病気が発生したりするので24時間以内に排水が出来るように設計・施工されていて、4つの遊水地は常時監視(水位、監視カメラ、記録等)され光ファイバーによる集中管理システムによって的確な操作がなされるとの説明がありました。
 バブル以前から事業が進められましたが、地権者の理解と協力を得るのに相当な年月と努力の積み重ねがあったそうです。

 <川上ダムとオオサンショウウオ>

 木津川上流には河川流量の調整、利水などを目的としてダムが4カ所整備されていますが、上流から運ばれる土砂が堆積することから浚渫(しゅんせつ=水底の土砂をさらうこと)する必要があります。
 浚渫船によって土砂をさらう作業は効率も悪く費用もかかので、ダムの貯水位を下げて重機による陸上掘削によるダム管理に変更されます。
 このためには、既設ダムの浚渫期間における河川流量の調整容量を代替できる新たなダムを建設する必要があり、川上ダムが計画されました。このダムが完成すると5つのダムをローテーションしながら陸上掘削による浚渫が可能になります。


(既設ダムの代替補給効果)

 川上ダム建設の現状は、用地取得のための集落等の移転も終わり、新たな道路整備等もかなり進められていましたが、ダムの本工事にはまだ着手できていない状況との説明がありました。
 また、川上ダムの流域にはオオサンショウウオが多く生息していることから、学識者等から指導・助言を得ながら平成8年から生息調査や環境保全のための取り組みが進められています。
 生息調査では978匹(平成20年11月時点)が確認され、その内ダムの貯水区域には188匹が確認されています。
 このようなことから工事箇所で捕獲された個体の一時保護、移動が困難な堰等を想定した斜路による遡上確認試験、人工巣穴での行動・生態の把握など保全対策について検討がなされています。


(保全対策)

 

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生活保護制度を考える

2012年05月30日 | 健康福祉部

こんにちは。健康福祉部長の小野啓輔です。

箕面市役所も、5月末です。
新人職員も職場に慣れ、無事5月病も乗り越え、
本格的に仕事をしています。
部長ブログのライバル、新人ブログも
順調にデビューが続いています。
箕面市役所では、新人職員に福祉体験研修を実施しているため、
あかつき福祉会わんすてっぷやパンハウス・ワークランド、ぐりーん&ぐりーん、
たんぽぽ共働事業所、障害者事業団、豊能障害者労働センター、
稲デイ、あっとほーむなどの記事が、新人ブログで続々と紹介されています。
ぜひ一度、ご覧ください。

 

新人ブログ・箕面市役所・新人奮闘記は、こちら

 

また、6月の恒例、「歯のつどい・歯の健康展」も開催されます。
6月9日(土曜日)の午後1時30分から4時までは、
箕面市総合保健福祉センター(ライフプラザ)にぜひお立ち寄りください。
子どもさんのむし歯菌チェックやスタンプラリーなど、
楽しくて役に立つイベントが盛りだくさんです。
くわしくは、こちら。



●生活保護制度を考える

さて、ある高額所得の芸能人の母親が生活保護を受給していたことが、
全国的な話題になっています。
週刊誌から広がり、国会議員がとりあげ、
芸能人本人の記者会見があり、マスコミがこぞって報道しています。

かつて生活保護制度が、ワイドショーをはじめ、
これだけ連日マスコミをにぎわすことは少なかったのですが、
多くの人が、生活保護制度を考えるきっかけになりました。
一連の騒動は様々に波及し、これまであまり語られなかった生活保護制度の
負の部分も公となり、制度の見直し機運も高まっています。

マスコミなどでコメントしている皆さんの反応は、概ね次の2つに集約されます。

(1)貴重な税金で運営されている生活保護は、適正に運用すべきだ。
  本来、生活保護が必要ないはずの人が生活保護を受けているのは許されない。
  国民は、生活保護を受けなくても生活できるよう、自ら努力すべきだ。
  厳格に運用しないと、生活保護費はますます増大し、制度が破綻してしまう。

(2)今回の騒動で、本当に困窮している人に生活保護が届かなくなって
  しまわないか心配だ。憲法が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」
  最後のセーフティネットは堅持すべきだ。景気対策や就労支援など、
  貧困からの脱却政策こそが重要だ。

さて、行政としては、両方の観点とも重要です。生活保護を担当する現場では、
常に憲法に基づく最低限度の生活保障と、税金の適正な執行という命題を踏まえ、
複雑・多様化している生活課題を抱える様々な世帯と、日々真剣に
向かい合っています。


●生活保護の動向

ここ数年、生活保護の受給者数は、大きく増加しています。
厚生労働省によると、今年2月に全国で生活保護を受給した人は209万7401人。

これまで過去最多だったのは、戦後の昭和26(1951)年度で、204万6646人でした。
その後減少を続け、平成 7 (1995)年度には、88万2229 人となりましたが、
この年を底として増加に転じ、平成23(2011)年7月には、過去最多を上回り、
以降、毎月連続で過去最多を更新しています。
そのために必要な金額も当然増加を続け、平成24年度の国の当初予算では、
生活保護費は年間約3兆7232億円となっています。
厚生労働省は、平成25年度には40パーセント増の5兆2000億円に増大するとの
試算も発表しています。

箕面市でも、傾向は同じです。
平成24年4月の受給者数は、1136人。
市民の約0.8パーセントの人が、生活保護を受けています。
府内の市のなかでは、保護率は最も低い市です。
保護率が日本一高いのは大阪市で、市民の5.7パーセントが生活保護受給者です。
しかし、箕面市でもここ数年、毎年10パーセント程度、受給者数が増加しており、
伸び率は、府内でも高いほうに位置しています。
平成24年度当初予算では、箕面市の生活保護費は年間約18億円で、
そのうち国が4分の3、市が4分の1を負担しています。




●そもそも生活保護制度って、どんなもの?

生活保護制度は、日本国憲法第25条に規定する「すべて国民は、健康で文化的な
最低限度の生活を営む権利を有する。」の理念に基づき、
国が生活に困窮するすべての国民に対し、困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、
最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする
制度です(生活保護法)。

生活保護費の具体的な金額ですが、
厚生労働大臣が定める基準で計算される最低生活費と収入を比較して、
収入が最低生活費に満たない場合に、最低生活費から収入を差し引いた差額が
生活保護費として支給されます。収入としては、就労による収入、
年金等の社会保障給付、親族による援助等を認定します。

最低生活費は、住んでいる地域や世帯の構成などで異なりますが、箕面市の場合、
例えば、60歳~69歳の単身者の制度上の最低生活費は月額約12万円、
小学生2人の子どもがいる母子世帯の最低生活費は月額約26万円、
箕面市での最高額は、夫婦で子どもがたくさんおられる場合、
最低生活費は月額約45万円です。
この最低生活費から、毎月認定した収入額を引いた差額が、
実際に支給される生活保護費です。 


厚生労働省のホームページは、こちら
 

しかし、昭和25(1950)年の制度創設以来、抜本的な改革がなされないまま今日に
至っており、社会経済情勢の変化に対応できておらず様々な問題や矛盾が山積し、
もはや制度疲労を起こしているとも指摘されています。

特に、生活保護受給者の増加傾向は歯止めがかからない状況であり、
生活保護からの自立・脱却が、うまく進まないケースが増加しています。

また、いわゆる「孤立死」の問題。生活困窮状態であるにも関わらず、生活保護制度に
うまく結びつかなかった事例が全国各地で見られ、無縁社会・孤立化が進行している
現代社会の問題点が浮かび上がってきました。

一方、不正受給の問題も全国的に発生し、
さらには、最低賃金や年金と生活保護の最低所得水準との逆転現象は、
「40年間払い続けた国民年金より、生活保護のほうが受給額が多いのはおかしい」
「働いてもどうせ賃金は低いから、生活保護をもらわないと損」など、
国民の不公平感やモラルの低下を招いています。


●生活保護制度の問題点~様々な制度疲労

生活保護法では、生活保護の要件として、「保護は、生活に困窮する者が、
その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを、その最低限度の生活の
維持のために活用すること」を定めています。

例えば、貯金などの資産があるのに隠して生活保護を受給するとか、
実際には収入がありながら「ない」と偽って申告するとか、
働き始めても収入を隠して保護を受け続けるなどが、不正受給とされます。
また、暴力団員の生活保護申請は国の通知に基づき原則として却下することに
なっています。

さらに最近では、生活保護受給者をアパートに囲い込んで保護費をピンハネするなど、
生活保護制度をビジネスとして悪用し、不当に搾取・着服する「貧困ビジネス」や
「なまぽビジネス」などと呼ばれる悪質な業者も出現し、
生活保護制度を食い物にしている例が、全国的に発覚しています。
大阪府では、生活保護受給者等に対する住居・生活サービス事業の公正な
取引ルールを定める条例を制定し、この問題に対処しています。

不正受給は、法律に基づき費用徴収や保護の廃止もできますが、
悪質な場合には、罰則の適用、さらには刑法(詐欺罪など)で対応することになります。
しかしながら、実施機関である全国の市福祉事務所では、
不正受給を未然に防止するための調査権限や体制が十分ではなく限界があるため、
法制度として、不正ができない実効性ある仕組みづくりを国に求めています。

なお、扶養義務者の扶養は、生活保護法では「民法に定める扶養義務者の扶養
及び他の法律に定める扶助は、すべてこの法律による保護に優先して
行われるものとする。」とされています。
今回の芸能人のケースでは、不正受給とまでは言えないものの、
この扶養義務者による扶養の度合いが、社会的・道義的に適切だったのかが
問われたものです。


●より適切な制度創設に向けて~国への制度改革要望

「まじめに正直に生きている人が報われる社会」にしていく上で、生活保護は
本当に困窮している人にはしっかり届き、
働ける人は頑張って働いて生活保護から脱却していける、
そんな制度であり、世の中にしていかなければならないと思います。
そうなっていない現状や課題を、しっかりと国に向け発信し、
制度改革を実現していく必要があります。

箕面市では、大阪府市長会、近畿市長会、近畿ブロック都市福祉事務所長
連絡協議会などを通じ、この制度が最後のセーフティネットとして
真に生活に困窮する人へ適切に保護を適用する、あるべき姿となるよう、
基準額や保護要件・実施要領の見直し、就労への意欲が働く制度設計、
実施機関の調査権限の強化など不正受給防止、
雇用・労働施策や就労支援の確立、貧困ビジネスの排除など、
制度的な問題点の改善・抜本的な対策を、国に対し強く要望しています。

国は、生活困窮者対策と生活保護制度の見直しについて、総合的に取り組むための
「生活支援戦略(仮称)」を、今年の秋を目途に策定すると発表しており、
今後、その動向が注目されます。
今回の騒動が、その動きを加速することは間違いないでしょう。


 ●PS

この「PS」は、追伸ではありません。パーソナル・サポートの略です。

パーソナル・サポートとは、生活の中で何らかの困難を抱え、孤立しつつあるかたに、
「パーソナル・サポーター」と言われる相談員が継続的に支援を行い、
生活面や就労面など、一人ひとりのニーズや状況に応じた細やかな支援体制を
めざす方策です。
内閣府が検討・推進していますが、平成23(2011)年4月から、
箕面市でもモデルプロジェクト事業としてサービスを実施しています。

その特徴は、「伴走型・寄添い型」の支援。
制度で縦割りになりがちな行政相談に留まるのではなく、
相談者の立場に立って、民間の柔軟性も活かしながら、パーソナル・サポーターが
横断的に動くという「人によるワンストップサービス」をめざす実証実験です。
支援段階には、様々な支援プログラムがあり、自立に向けてのスモールステップを
パーソナル・サポーターがコーディネイトします。

現在、全国で27か所がモデル事業を実施中。
そこで、全国の取り組み実践をお互いに学びあうため、
「パーソナル・サポート・サービス全国交流研修会」が
6月1日、2日に箕面市で開催されますので、ご案内します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
パーソナル・サポート・サービス全国交流研修会inみのお

(1)日程、内容
  平成24(2012)年6月1日(金曜日)14時30分から19時30分
    ・事例検討
    ・講演「地域のなかで受けとめる、つなぐ、支え合う~中核地域生活支援センター
            の実践から」
     講師:朝比奈ミカさん(中核生活支援センター「がじゅまる」センター長)
    ・意見交換会
    ・交流会
    平成24(2012)年6月2日(土曜日)9時00分から12時00分
    ・パネルディスカッション
    ・北芝フィールドワーク(1時間程度)

(2)会場:箕面市立萱野中央人権文化センター(らいとぴあ21)3階 ホール

(3)定員:100名

(4)問い合わせ、申し込み
特定非営利活動法人 暮らしづくりネットワーク北芝
(箕面市パーソナル・サポート・サービス受託者)
〒562-0014 大阪府箕面市萱野1-19-4
箕面市立萱野中央人権文化センター(らいとぴあ21)内
TEL:072-722-7400 FAX:072-724-9698
E-MAIL:shinomiya@raipi.org

 

 

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山川農木 皐月

2012年05月29日 | 農業委員会事務局

さてさて、1カ月のご無沙汰でした、農業委員会の吉田です。
みなさん、いかがお過ごしでしたか?
春から初夏に移り変わるこの季節、ゴールデンウィークもあれば日食もあり、「なかなかのもんやな」とか言いながら太陽を見てる間にもう5月も終わりですよ。

 

 

 

 

 

この時期、農家の皆さんは大忙し。
ゴールデンウィークなど関係なく畑仕事や田植えの準備に精を出しておられます。
反対に、休日を利用して家族で土いじりに取り組むかたも多くおられるようで、お店の園芸コーナーはお客さんで一杯でした。この時期にしか「農」に親しむことができない職業人にとって農家の皆さんを羨む声が、といった記事も新聞に掲載されていました。
かくいう私も昨年末に植えたバラの様子にソワソワしながらプランターに野菜苗を植えたりして、ゴールデンならぬ単なるウィークを楽しんでいました。

もちろん農家は趣味や遊びでやっておられるのではありません。
農業はそんな甘いもんちゃう、とよくお伺いもします。
それはそうでしょう、朝市で手にする野菜、椎茸はモチモチ、エンドウはプリプリ、ほんと美味しい。箕面で採れた野菜や果実は農家のプライドの固まりです。どうぞお召し上がりください。

どうですこのレタス、見るからに美味しそうでしょう。リーフレタスの一種で最近市場に出回りだしたものだそうです。

作られたのは萱野地区の森田さん、大切に育てられ、もうじき朝市に出荷されるそうです。なお、市広報紙では7月号で朝市特集を予定しており、森田さんのインタビューも掲載されます。箕面の朝市情報はこちらでご覧になれます。

さて、ブログ用の写真を撮りに田畑に出かけますと絵になる光景も豊作です。
この時期では力強いトラクターの動き、畝の造形、水田の輝き、実った作物など、自然の流れのままに作業する農の場ならでは、四季折々の絵になる光景が生まれます。
ブログTOPの写真は粟生地区のため池、川合池です。
新緑にエメラルド色の水面がとてもきれいでした。
この池のすぐ東隣にモノレールが走っており、北側に農地が広がります。

上のイチゴや空豆、胡瓜は奥に見える畑の作物です。
この左手に川合池、モノレール沿側道からの写真ですが、きれいなところですね。

 

この豆をアテに、と考えるとたまりませんねえ。
美味しそうなイチゴも粟生地区です。
道路沿いから俯瞰して撮影していますが、甘い香りがこちらにまで漂っていました。 

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さて、止々呂美地区では一足お先に田植えが始まります。
作業されている農家さんを撮る場合に声かけすることもありますが、皆さん快く応じてくださいます。
「こんなもんわざわざ撮って何がおもろいねん?」といわれることもありますが、確かにそのとおりかも知れません。しかし、そこに日本の歴史や文化に通じる絵を見るのは私だけでしょうか。

先日は、ドライブウェイから箕面ダムを越え、高山から止々呂美に入りました。
途中、ダムへの分岐では妖艶な藤が、ダムの脇には見事なツツジが群生していました。

 

そして、旧府道から止々呂美に入っていただくとこのような林道があって、木漏れ日越しに綺麗な新緑をみることができます。

そして国道423号線を左折すると止々呂美地区。ちょうど田に水を引き入れているところで、畦の作りなど工夫と知恵に感心しながらしばらく見とれていました。

このように綺麗な水で育てられた苗は、美味しく育つのは間違いないでしょう。

 

ところで、こうして農地をみてまわっていてよく目につくのが女性の働きです。一人でコツコツ作業されている姿、ご主人の作業をじっと見つめている姿、農夫と農婦が上手な漫才のように見事な掛合で作業されている姿など、農業を支えているのも実は女性かなと思うことがあります。

 

 

 

 

さて、止々呂美地区は田あり畑あり、そして山間部ではゆず、びわ、山椒、椎茸など農作物が盛り沢山です。

山上にある尾上さんのびわ園には樹齢100年を越えたびわの樹がたくさんあります。この実を食べると確実に寿命が延びそうですね。

道向かいのびわ園も平地の田畑とはまた違った趣で、眼下の水田との組み合わせが見事です。

周辺には、その実を光に輝かせた山椒の木、可憐な蕾をつけたゆずの木もありました。

止々呂美地区はいいところですね。皆さんも車で通りすぎるだけでなく、ぜひカメラをもって散策してみてください。豊富な自然とともに、キャンプ場やバーベキュー場もあって楽しめますよ。

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「農」は日本の歴史そのものであり大切な文化です。
また「食」を考えた時に「地域の農」の重要性は計りしれません。
農家の方は、「農」にかかわる全てを大切に守り大事に育てられています。
しかし、本当に「農」を大切にし、かけがえのない財産として後世に伝えていかなければならないのは「農」を取り巻く私たちではないでようか。
「箕面って、そして「農」って素晴らしい」、「自分たちの財産として、地域の農地は地域で守っていこう」、という機運を育まなければと思っています。

*** 今月の一枚 ***

稲地区の田畑です。
こちらは市立病院から北へ向いて山並みを背景にした図が有名ですが、このような南向きの構図もなかなかのものだと思います。
緑の中で大地を耕すトラクターが美しく、市立病院も頼もしく見えますね。
やはり耕作機は赤が似合う、という一枚でした。

 

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箕面市職員採用試験の新たな取り組みについて

2012年05月28日 | 総務部

  こんにちは、総務部長の浅井です。

  5月末にもなると、街角の木々も新緑から濃い緑へと初夏の装いとなり、夏日となる日もありますが、一日の寒暖の差が大きいので体調管理に気をつけていただきたいと思います。

  さて、箕面市では、今年度から職員採用試験の第1次試験において、いわゆる公務員試験(一般教養試験、専門職試験)を廃止し、多くの企業で採用され実績のある「総合能力試験(SPI2)」を導入することにしました。もちろん、採用した目的は、「やる気」と「豊かな創造力」のある優秀な職員を幅広く求めるためです。

  また、技術職員が不足しているため、1級建築士、1・2級土木施工管理技士など専門性が高い特定の資格を取得されているかたを対象に新たな受験区分を設け、第1次試験を免除することにしています。

 

  採用試験の応募方法については、既に5月14日から市のホームページでの掲載をはじめ箕面市役所で配布しています。ここで、新たな取り組みとなる応募申込及び第1次試験の主な変更点について、お知らせします。

  まず、申込については、年齢、学歴等の要件がありますが、今回から手続きとしては、郵送による申込とインターネットによる申込の両方を完了していただくことが条件となりますので、特に注意してください。両方の手続きが完了しないと失格となり受験できません。

  郵送による申込については、本人自筆のエントリーシートと「北大阪急行線延伸によって、箕面市はどのように変わるか」をテーマとして2001字以上2400字以下(400字詰めA4原稿用紙6枚)の自筆の小論文などが必要です。

  インターネットの申込については、市のホームページで必要事項を入力していただきます。申込受付期間は、6月7日から6月14日(郵送申込は6月14日の消印有効、インターネット申込については6月14日午後5時まで)までとなっています。

  次に、第1次試験については、これまで、試験日に受験者が一同に試験を実施していましたが、今回から一定の期間(今回7日間)を設定し、その間に受験者の皆さんの都合の良い日に1回、(株)リクルートテストセンター大阪常設中津会場で受けていただくことになります。ただし、応募者が所定の人数を超える場合は、小論文による選考を行い、受験資格者を500名程度(受験区分A=事務系、技術系を問わない・受験区分B=有資格技術者)に、また消防職は100名程度にさせていただきますので、よろしくお願いします。

  箕面市では、このように採用試験などにおいて新たな取り組みを実施し、優秀な活力ある職員を求めていますので、箕面のまちづくりにチャレンジしたい皆さんを心からお待ちしています。

 

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金環日食、一生の想い出に

2012年05月28日 | 教育委員会委員

こんにちは、教育長の森田です。

●「ダイヤモンドリングになった瞬間」(豊川北小・六車教頭先生撮影)


  5月21日(月曜日)、きっと子ども達の願いが天に届いたのでしょう。282年ぶりに大阪で見ることのできる金環日食には最高のお天気となりました。
  市内12小学校は、登校中の安全、観察中の安全、そして理科の授業としてみんなで観察するために登校を1時間30分繰り上げました。観察グラスは市内全児童に配布し、振替休日の学校は各家庭で観察をしました。

当日の様子について時間を追って紹介します。

新稲から見たきれいな日の出、このまま晴れてくれますように!(5:10)

 宮崎校長先生は、天体観測の専門家で事前研修もやっていただきました。北小にはテレビ局の取材も入りました。(6:15)
 

右上が少し欠けはじめ、へっこんでいます。(6:20)

「あっ、ほんとに欠けてきてる!」見守りをいただいた皆さん(6:40)

「おはよう!」こども達が登校をはじめました。(6:45)

箕面警察も総出で、子ども達の登校を見守ってくださいました。(6:55)

 観察グラスから3つに見えた?ぶっとい三日月型の太陽(7:13)

校長先生から注意を聞いて、さぁ観察が始まります。(7:15)

「朝やのに夕方みたい!」雲も出て少し薄暗くなりました。(7:26)

「うわあーっすごい!」薄雲の間からダイヤモンドリングが(7:29)

校庭のシンボルくすの木もびっくりしたでしょうね。(7:30)

「校長先生、観察グラスで見たんと同じ形や!」(7:45)

-市内小学生の感想文より-
「太陽が月のように欠けて、三日月のようになりました。でも、太陽が月に隠れているから月ではない形になりました。そして、本当にリングになりました。朝早起きして本当に良かったです。次に、大阪で完全な金環日食が見える時は、先生が言うようにぼくは生きていないです。」


 朝早く起きて、登校の準備をしてくださった保護者のみなさま、朝早くからこども達の見守り活動をしてくださった箕面警察署、青少年守る会、青少年指導員、PTAはじめ地域の皆さん本当にお世話になりありがとうございました。子ども達にとって、きっと一生の想い出=宝物になったことと思います。

※金環日食の仕組みは、中井教育次長の部長ブログ「金環日食」を見てください。

●教員養成セミナー「ぴあカレッジ」が開講しました。

 5月12日(土曜日)とどろみの森学園で開校式を行いました。5月から8月までの前期6回のセミナーに箕面の先生をめざす34人が応募してくれました。第1回目のテーマは、「箕面市・箕面の教育を知ろう」です。

 

 私からは、挨拶のあと講義のなかで「箕面に関するクイズ」10問を出題。皆さんも箕面のことどれくらい知っているか解いてみてください。三択です。

問題1.箕面市と隣接している市・町の数はいくつですか?
 A.5つ B.6つ C.7つ 
 
問題2.明治43年(1910年)、箕面有馬電気軌道の梅田から箕面間が開通しました。その時箕面にできたものは何でしょうか?
 A.昆虫館 B.動物園 C.映画館

問題3.箕面には日本で最初に誕生したものがいくつかあります。さて、次のうち箕面で誕生した飲み物は何でしょう?
 A.カルピス B.ヤクルト C.ゆずジュース

 笑いながら「うーん、箕面のこともっと勉強しよう。」と。34人の受講者は、ほとんどが箕面市在住者だったのですが・・・。
*正解は、この話題の最後に掲載しています。

 

「体はこんな風に動かして・・」経験3年目の先輩の話を真剣に見て聞いています。

3分間で自分の考えをまとめます。

赤川塾長を囲んで、グループで考えをまとめます。

 私から最後にゴールデンウィークのフィナーレを飾る「スーパームーン」を見た人?と尋ねましたが、誰一人手が挙がりません。「先生は、色々なことに関心をもって、アンテナを張っておくことが大切ですよ。子ども達のこと、教育のこと、政治のこと、社会のこと、自然のことや動植物のことなど、日々研修ですよ。頑張って素晴らしい箕面の先生を目指してください!」と言って締めくくりました。

≪さて、箕面のクイズの正解はこちらです≫
問題1.の正解はBの6つです。池田市、豊中市、吹田市、茨木市、豊能町、そして兵庫県川西市です。

問題2.の正解はBの動物園です。今から102年前、箕面に電車が開通した時に箕面山に動物園が作られました。6年で宝塚と天王寺に移設されました。

問題3.の正解はAのカルピスです。三島海雲(箕面のお坊さん)がモンゴルに行かれ体調を崩された時、現地のかたからヤギの乳を発酵させた飲み物をいただかれ元気になられ、帰国して研究し、大正8年「カルピス」が誕生しました。

 

さて、ここからは芦生の森に魅せられて20年、「芦生の森」春編です。

春満開の芦生の森、新緑にアシウスギがアクセントをつけています。

 

 これが今世紀最大の大きさ・明るさになった「スーパームーン」です。5月6日早朝、芦生研究林に向かう大野ダムサイトから撮影しました。

朝陽が射し込み、渓が輝いていきます。

【左】川岸に咲く幸福を呼ぶ花・リュウキンカ、渓を華やかにしてくれます。
【右】早速、春の代表的なキノコ・ウスヒラタケの群生を発見しました。

 

【左】風に気持ちよさそうに揺れるヤマエンゴサク
【右】可憐な白い花をつけるニリンソウ、一つの茎からふたつの花が咲きます。

【左】雪国を代表するオオバキスミレ
【右】春の代表的な山菜のひとつコシアブラ、天ぷらに最適です。

上の黄色い部分が目玉です。ネコノメソウ

時間が経つに従って、輝きを増す渓

【左】ホンシャクナゲの密を吸っているコツバメ(蝶)
【右】急斜面一面に咲いていた可憐な花イワカガミ

大きなお月様から始まった素晴らしい1日でした。

 日本海側気候と太平洋気候が織り混じった「芦生原生林」は、動植物の宝庫です。近年、風水害や鹿の食害に加えて、ナラ枯れ等で少し荒れてきていますが、この素晴らしい自然を残そうと様々な努力が続けられています。
 ゴールデンウィークの一日、素晴らしいフィールドで沢山の宝物に出会うことができました。

 最近、市役所周辺から箕面駅にかけて、カラスが悪さをしています。ネットがかけてあってもこの通り、集団で引っ張りだして生ゴミをあさっています。5月から6月が子作りの季節です。ゴミ出しに気をつけてください!


 


箕面市では、4月から5月まで「みんなで乗ろう!オレンジゆずるバス まちのどこへでも 365日、毎日運行中!」統一キャンペーンを実施中です。


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