部長ブログ@箕面市役所

箕面市役所の部長が、市のホットな話題を語ります!
市の動きや仕事紹介、副市長、教育委員会委員などのつぶやきも。

明日から2月! バレンタインデ-の後は、箕面市議会第1回定例会が始まります

2012年01月31日 | 議会事務局

こんにちは。議会事務局の竹内です。
今年最初の部長ブログをお送り致します。

すでに、新年になりまして1カ
月が過ぎようとしています。よって新年の挨拶は割愛させて頂きますが、皆さんは新しい年はいかにお過ごしですか?

私は、1月の7日に初詣に出かけました。親しい友人6人で京都の鈴虫寺と長岡天神にお参りしてきました。
鈴虫寺は、年中鈴虫が飼われている珍しいお寺ですが、「幸福の御守」と言われる一つだけ願い事を叶えてくれるありがたい御守りがあります。
自分の住所と名前を念じて願うとお地蔵様が来て願い事を叶えてくれるそうです。
少し時期をはずしたつもりでしたがお寺は長蛇の列で、特に若い女性たちが多く、250
人ずつが住職のありがたいお話を聞いてから、お札購入となります。

  

若い女性たちに囲まれて嬉しいやら恥ずかしいやらであんまり話を聞いていませんでしたが、3つだけ叶わない願いがあるそうです。
1.商売繁盛、2.家内安全、3.厄除け、この
3つはだめだそうです。(何か別の方法があるそうです。このとき、隣の女性に話しかけられてお話が聞こえませんでした。すいません。)

 

私の願い事は内緒ですが、きっと良いことがあると信じて今年を生き抜こうと思っています。
ちなみに願い事が叶えば御守りは返してくださいとのことでした。(郵送可)
やはり、今の世相を反映しているのか小さな幸せを切実にお地蔵様にお願いしている人々が印象的でした。

話は変わりますが、先日の土曜日にシネマ109に映画を見に行く予定でした。「三丁目の夕日 64」です。
ご覧になられたかたも沢山おられるとは思いますが、私もこの作品を心待ちにしていましたが、当日になり住居の水回りの工事が入り断念しました。残念ですが後日必ず観覧しようと思っています。

この映画は、漫画が原作のシリーズ第三弾の作品で昭和39年前後が背景になっている映画です。昭和39年は私自身8歳でうっすらとした記憶しか無かったのですが、この映画を見て、当時の忘れかけてた風景が蘇ってくることを期待しています。
東京オリンピックでお家芸柔道無差別級でオランダの選手に負けたときの悔しさや、東洋の魔女と呼ばれた日紡貝塚のバレーボール金メダルと大松監督の「黙って俺に付いてこい」が流行語になったこと、マラソンでアべべ選手が金メダルで、円谷選手がゴール寸前に抜かれて銅メダルになったことなどなどが鮮明に思い出される気がします。
また、画面の中で展開されるであろう隣近所の付き合いの濃さや子供たちの服装や遊びの描写にも興味がわきます。
このとき、日本は高度成長に向かっていくエネルギーで充ち満ちていたようですが、かといって人情や地域のつながりも非常に濃厚で、現在の日常生活ではつい忘れがちなものがふんだんにあったようです。
だからといって、現在も完全に消滅したのではなく、今回の東日本大震災などで世界中に感動を与えた様々な人々のボランティアによる被災地支援や日本人規律正しさが発揮されたように、日本人誰もが持っている資質であることが分かりました。
この映画で小さな自動車工場に第一作で集団就職してきた女の子(六子)が結婚を迎えるシーンがあるそうです。堀北真希演じるこの女の子が実にかわいくて、一遍にファンになりました。(第一作目から!)この子は、すでに工場の家族の一員になっていて、工場の家族たちもそれに違和感を感じず、怒ったり笑ったり泣いたり出来る関係が築き上げられていました。
私にはこのような経験はないのでよく分からないですが、非常にうらやましい気持ちにさせられました。家族や職場でも大切にしたい一つの風景なのかなと考えさせられました。
少し、ノスタルジックに浸ってしまいましたが、是非同世代のかたがたはもちろん、若いかたにもご覧いただいたら何か見終わった後、柔和な顔になれるんじゃないかと思える作品として期待しています。特に堀北真希はきっと可愛いです。

さて、本題です。明日から2月です。一月行く、二月逃げる、三月去ると言われるようにこの2カ月ぐらいは慌ただしく過ぎていきます。
議会では、2月22日から本会議が始まります。3月27日までの35日間のもっとも内容が濃い議会になります。まず、2月22日には市長から平成24年度の施政方針が示され、続いて平成24年度の当初予算が説明・上程されます。今後1年間の市の施策の根幹になる部分です。
この内容を受け、議会に於いて各会派から代表者による質問が3月5、6日の両日に渡って繰り広げられます。その後3月8日から13日にかけて各常任委員会で審査が行われます。そして、最終3月26日、27日の両日で採決・一般質問等が交わされ来年度の市政の基礎となる予算や条例の行方が決定されます。(会期日程の詳細はこちら

今回は、代表質問にスポットを当ててみようと思います。

代表質問とは、読んで字のごとくそれぞれの会派の代表者が、会派の意見を吸い上げ、市長などにその年度の方針や予算措置など市政全般にわたり確認なり指摘、要望を質問する形式で進められます。
現在5会派ありますので、5人の代表者が質問されます。質問の際、どうしても重複した質問事項が出てきます。ですので皆さん始めの方で登壇したいと思われています。極端なことを言いますと、先に質問され答弁があった場合、次に同様の質問がありますと、どうしても繰り返したものになってしまいます。
そこで順番が大事になってきます。その順番は、現在はくじ引きにより公正を保つようにしております。発言通告の提出時に議長、事務局立ち会いでくじを引いて頂き、そのくじに書いてある番号が自身の発言の順番になります。些細なことと思われるかも知れませんが、議員にとってこの代表質問は大事な、かつ重要なものです。
何と言ってもその年度の市民生活がどのようになるのか、市の方向性は間違っていないか、市政の監視役としては最も大事な場面です。

 

 
             
(この議場で熱い議論が交わされます)

この模様は、市長の施政方針と併せて動画で配信(現在は12月議会の一般質問が流れています)されますので是非ご覧いただくと共に、議場で傍聴できますので一度迫力あるやり取りを直に聞いてみてはいかがでしょうか?
この定例会は、事務局に取りましても大変タイトな日程で重要案件も沢山あることから、その運営は慎重かつ緻密に行っていくことが求められます。明日から2月です。もうすでに準備には入っていますが、一層気を引き締めて万全を期していきたいと思っていますのでよろしくお願いします。

なお、昨年の12月議会の模様は議会ホームページからご覧いただけますので、一度覗いて見て下さい。
 
寒い日が続いています。インフルエンザも蔓延しているようです。体調管理にはくれぐれも気をつけて、寒さに負けず頑張って参りましょう。 

今年もブログをよろしくお願いします。

 

 

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春のキャンペーン まちなかのみどり助成します。

2012年01月30日 | みどりまちづくり部

 みどりまちづくり部長の山田です。今回は、平成24年の春に向けての「まちなかのみどり支援助成金」についてお知らせします。

 みどりや花々は、まちの魅力です。このみどりや花々を、市民のみなさんとともに守り、育て、広げていきたいとの想いをみんなで共有し、その輪を広げるという趣旨で、「まちなかのみどり」(市街地の民有空間)をターゲットに始めたのがこの助成事業です。なぜ「まちなか」なのかといいますと、「山」のみどりについては既に、「公益信託みのお山麓保全ファンド」が立ち上がっており、山のみどりを保全する市民活動に対しては助成していく仕組みができています。また、公園や道路の街路樹などの市民の自主管理活動への支援制度があり、公共空間でのみどりの取組みに対する仕組みも整備されています。しかし、個々のお家の民有空間のみどりに対する明確な支援制度はありませんでした。このようなことから、まちなかのみどりの助成制度が平成22年6月からスタートしています。

 制度が発足して1年半。市民のみなさんに少しずつこの助成制度の存在が知られてきており、今年度の助成件数は初年度の平成22年度に比べ、倍増しました。しかし、それでもまだ、本日現在で17件。まだまだ多くのみなさんに活用されるまでには至っていません。もっと多くのかたがたに助成制度を知っていただくためのPR等を行う必要があると思っています。2月からは「春のキャンペーン」として、パンフレットを自治会で回覧していただいたり、公共施設や園芸店さんなどで配布するなどしますので、ぜひお手に取ってご覧いただきますようよろしくお願いいたします。

みごとなモッコウバラ
       みごとなモッコウバラ

ちっちゃな森に囲まれたおうち
   ちっちゃな森に囲まれたおうち

 

お気軽にお問い合せ下さい!

 助成内容等についてのお問い合せは、お気軽にお電話いただければ親切な担当者がご説明します。資料、パンフレットなどが必要な場合はお申し付けいただければお届けします。(農とみどり政策課 電話072-724-6728へお気軽に!)

 今回からは、市役所へ来ていただかなくても助成金がもらえるように手続きを改善しました。ご希望により、職員がお宅へお伺いしご説明しながら、必要な条件を満たしているか確認します。また、助成申請書類はその場でご記入していただけますので、市役所へ来ていただかなくても手続き完了!書きかたもご相談に乗らせていただきます。
 ご記入いただいた書類は一度持ち帰り、次の日(土・日・祝日の場合はその次の日)に正式にお返事します。


微妙に違う赤系統の花がならんでゴージャスです

 

道路沿いなどをお花で飾る3軒以上のグループ助成 上限2千円/軒

 地域(同一町丁、同一の通りなど)の3軒以上のグループで、道路沿いなどの花壇やプランター、植木鉢などでの植栽活動を支援します。みどりや花々を通じた地域での人のつながりづくりにお役立て下さい。

*プランター、土、苗、たねなどの費用の半額を助成します。(上限は1軒あたり2千円)
*申込締め切りはありません。いつでも受け付けます。
*物品購入前に申し込んでください。
*グループのメンバーさんには、メールアドレス登録すると、「市民プロジェクトみどり」(市民によるみどりのコーディネート組織)から、市内のみどり情報を電子メールで定期的にお届けします。

玄関先をお花のアクセントで飾る
   玄関先をお花のアクセントで飾る

みんなで寄せ植え
        みんなで寄せ植え

 

みどりの取組み助成 上限20万円
*申込期間は、2月1日(水曜日)から2月29日(水曜日)までです。

 民有空間でのみどり育てや普及促進の担い手・つながりづくりの取組みなどのグループ活動で次の基準のどれかひとつ以上を満たす取組を支援します。

 

*平成24年3月から平成25年3月までの期間内で実施し、終了する取組を対象とします。(内容を審査し3月下旬にその結果をお知らせします。平成24年4月以降の取組への助成は、市議会での平成24年度予算可決が前提となります)

ゴーヤの成長観察(みどりのカーテン広げ隊)
ゴーヤの成長観察(みどりのカーテン広げ隊)

みどりの会合(市民プロジェクトみどり)
 みどりの会合(市民プロジェクトみどり)

 

花壇などの新設助成 上限5万円

 お宅の敷地の道路に面する敷き際の長さの3分の2以上の部分で花壇、生垣、植え込みなどを新設する場合に助成します。ただし、道路との間にフェンス、塀などがないことが条件です。設置費用の半額助成で、上限は5千円/m、総額で5万円までです。

*生垣や植え込みなどとの併用での新設でもOKです。
*青空駐車場などがある場合、その奥につくるものも、道路から5mまでならOKです。
*自作の花壇などでも、レンガや土などの材料費を助成します。
*申込締め切りはありません。いつでも申し込めます。

道路から5mまでならOK!
道路から5mまでならOK!

花壇や植込み、生垣の併設でもOK!
花壇や植込み、生垣の併設でもOK!

自作の花壇でも材料費を助成!
自作の花壇でも材料費を助成!

 

 まだまだ寒い日が続きますが、春はそこまでやってきています。みどりや花々を植えて、みんなで暖かな春を待ちませんか。お電話をお待ちしています。(農とみどり政策課 電話072-724-6728)




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巣立ち 旅立ちの春 間近!

2012年01月27日 | 子ども未来創造局

 こんにちは。教育推進部長の大橋です。

 年が明け、早1カ月が過ぎようとしています。
 昨年は、3.11の東日本大震災、原発事故、9月の台風など日本各地が災害に見舞われた年でした。今年は辰年、竜が天に上るがごとく、皆様、特に被災地のかたがたにとって、飛躍の年となりますことを祈らずにはおられません。

 小・中学校は3学期に入り、1年間の総まとめの時期となった一方で、新入生を迎える準備も始まりました。


●わくわくスタート ~もうすぐ1年生だね!~
 1月22日、この春、小学校の新1年生になる子どもたちと保護者を対象に「わくわくスタート ~もうすぐ1年生だね!~」がグリーンホールで開催されました。

 このイベントは、小学校入学に向け子どもたちと保護者の皆様に、小学校生活の1日を知っていただくことを目的に毎年開催しています。
 今年も、小学校、幼稚園、保育所の先生がたが実行委員会(実行委員長 西小学校 日野先生)を結成し、会議を重ね、企画を練り上げ、当日は総勢60名を超える先生がたが出演しました。

 小学校の1日の様子をわかりやくす劇仕立てで紹介。先生たちの熱演ぶりには感心しました。授業風景では、会場の子どもたちも大きな声で、質問に答えてくれました。

 給食の様子も紹介されました。また、西小学校の山下校長先生、とどろみの森学園の緒方校長先生、桜ヶ丘保育所の高野所長、西南幼稚園の結城園長先生が登場。4月を楽しみしていることを子どたちに伝えられました。

 フィナーレは、会場の子どもたちも舞台に上がり、みんなで歌を歌い、小学校生活に胸を膨らませたことでしょう。


●小学生体験授業
 新中学1年生を対象に、各中学校区で体験授業が開催されています。
 1月23日には、第三中学校に西南小学校と南小学校の6年生が訪れ、中学校での体験授業を受け、クラブ活動の見学を行いました。

 第三中学校では、学校を上げて取り組んでいる「いじめゼロ」運動について、生徒会役員が劇で紹介してくれました。

 体験授業は、国語、数学、英語、理科、社会、技術家庭、音楽、体育の8教科にそれぞれ分かれて授業を受けました。
 音楽の教室では、みんなで心あわせて合唱の授業を、理科の教室では「アルコールロケットを飛ばそう!~爆発ってなんだろう?~」と題して、実験を交えた授業が行われました。

 非常に寒い、小雨の降る日にもかかわらず、熱心にクラブ活動の様子を見て回り、4月からどのクラブに入ろうかと悩む姿に初々しさを感じました。

 「一年生になったら、一年生になったら、友だち100人できるかな・・・」この歌が頭に浮かびます。友だち100人をめざして、希望に胸ふくらませ、小・中学校生活を元気にスタートしてくれたらと願います。

 最後になりましたが、中学校3年生は、不安と期待の中、もうすぐ高校受験が始まります。健闘をお祈りいたします。

 

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社会保障と税の一体改革

2012年01月26日 | 健康福祉部

こんにちは。健康福祉部長の小野啓輔です。
   
去年、友人の結婚パーティーでダンスを踊りました。
10人ほどのダンシングチームを結成、
当日へ向けて、何回か合同練習をし、
その合間には、DVDを見ながら自主トレをしました。
最近のダンス練習用のDVDは、「鏡バージョン」という
左右反転の映像まであり、先生が左右逆で踊ってくれるため、
見たままに手足を動かすと、正しい振り付けになるよう工夫されています。
また、本来のスピードの80パーセントから50パーセントまで動きが
ゆっくりになるバージョンもあり、まさに、いたれりつくせりです。
え、何を踊ったかって?
ここだけの話、絶対ないしょですが、
AKBとKARAです・・・。

今日のテーマは、「社会保障と税の一体改革」です。
年末年始のゆるんだ生活にカツを入れるため、
正月から、難しいテーマにチャレンジしています。


●政府が素案を発表

少子高齢化の進行をはじめとして社会経済状況が大きく変化する中、
国民生活の安心を確保するため、社会保障改革の必要性が叫ばれてきました。
そのため、社会保障改革の全体像とともに、必要な財源を確保するため、
消費税を含む税制抜本改革の基本方針を示すべく、
政府と与党社会保障改革本部が議論を進めてきました。
その一定のまとめが、今年の1月6日に
「社会保障と税の一体改革素案」として決定され、閣議報告もされました。

内閣官房のページは、こちら
素案全文は、こちら


●素案の構成

この素案。全文は50ページからなる大作です。
が、新聞報道では、消費税の引き上げ部分のみが大きく取り上げられているため、
全文を読んだかたは少ないかもしれません。
私も何回かトライし、そのつど睡魔におそわれながら、なんとか読み通しました。
なぜ、こんなに読みにくいのか。
ふと、原因のひとつが思い当たりました。
目次が無い・・・。
概要版が無い・・・。

目次や概要版が見当たらないので、なかなか全体像が把握できません。
そこで、私なりに目次を作ってみました。

はじめに~安心で希望と誇りが持てる社会の実現を目指して~ ・・・・ 1ページ

第1部 社会保障改革 ・・・・ 5ページ

第1章 社会保障改革の基本的考え方 ・・・・ 5ページ
第2章 社会保障改革の方向性 ・・・・ 6ページ
第3章 具体的改革内容(改革項目と工程) ・・・・ 7ページ
 1 子ども・子育て新システム
 2 医療・介護等1
 3 医療・介護等2
 4 年金
 5 就労促進、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の実現
 6 貧困・格差対策の強化(重層的セーフティネットの構築)
 7 医療イノベーション
 8 障害者施策
 9 次世代を担う子ども・若者の育成
 10 地方単独事業を含めた社会保障給付の全体像及び費用推計の総合的な整理

第2部 税制抜本改革 ・・・・ 26ページ

第1章 税制抜本改革の基本的な考え方 ・・・・ 26ページ
第2章 政治改革・行政改革への取組 ・・・・ 31ページ
第3章 各分野の基本的な方向性 ・・・・ 32ページ
 1 消費税
 2 個人所得課税
 3 法人課税
 4 資産課税
 5 地方税制
 6 その他

第4章 税制抜本改革における各税目の改正内容等 ・・・・ 40ページ


こうして、ようやく全体像・体系がわかってきます。

この素案は、確かに消費税を平成26年4月に8パーセントに、
平成27年10月に10パーセントに引き上げる案も書かれており、
それがインパクトを持つのもわかります。
しかし全体を眺めてみると、子育て、医療・介護、年金、就労など
幅広いテーマについて、これからの方向性や具体的改革内容・工程が書かれており、
それを賄う財源についても、消費税だけでなく、他の税目の改革や、
政治・行革として、議員定数や公務員人件費の削減などにも触れています。
消費税の議論は、国民生活に直結し批判を浴びやすいテーマのため、
なかなか冷静な議論が難しいのかもしれませんが、
これからの日本社会のありかた・方向性を考えるうえで、
今回の素案は、よいテキストになっていると思います。

【内閣官房作成のパンフレット

 

●注目のテーマ

このように、大事な事項が幅広く散りばめられているため、
どれも気になるテーマなのですが、私の視点から、特に注目しているのは、
期待する点、不安視している点を合わせて、次の5点です。


(1)介護

「高齢化が一段と進む2025年(平成37年)までに、どこに住んでいても、
その人にとって適切な医療・介護サービスが受けられる社会を実現する。」
これが、素案の大方針です。
介護保険の分野では、今まさに、来年度からの「第5期介護保険計画」が
全国の市町村で論議されています。昨年の介護保険法等の改正で、
基本方針である「地域包括ケアシステム」の構築と、いくつかの改革項目が
すでに出されていましたので、それに即した内容になっています。
低所得者の介護保険料軽減強化、介護納付金の総報酬割導入、
医療・介護・保育等に関する自己負担の「総合合算制度」の創出など、
具体化の時期が気になる項目もありますが、
先般、1月24日に召集された第80通常国会に、はたしてどのような法案が
出されるか、注目する必要があります。

なお、箕面市の介護保険検討の概要については、
次のホームページなどをご覧ください。

9月27日のブログ

12月21日のブログ


(2)年金

年金については、税を財源とする「最低保障年金」と、社会保険方式の「所得比例年金」
の組み合わせからなる一つの公的年金制度に、すべての人が加入する新しい年金制度の創設が方針化されています。
職種を問わずすべての人が同じ制度に加入し、所得が同じなら同じ保険料、
同じ給付、最低保障年金と所得比例年金の合算で、だれもが概ね月に7万円以上を
受給できるなど、かなり踏み込んだ表現がなされています。
国民的な合意に向けた議論や環境整備を進め、平成25年(2013年)の国会に
法案を提出するとなっています。
なお、現行制度の改善についても触れられており、これも法案の公表が待たれます。


(3)雇用

誰もが働き、安定した生活を営むことができる環境を整備するため、
就労促進、貧困・格差対策の強化など、重層的なセーフティネットの構築が
めざされています。
特に注目したいのは、「ディーセント・ワークの実現」です。
またまたカタカナ語で恐縮なのですが、ディーセント・ワーク、
素案では「働きがいのある人間らしい仕事」と訳されています。
この言葉は、労働や障害者雇用などの分野で、10年ほど前から使われるように
なりました。実は、第5次箕面市総合計画のパブリックコメントでも、
この「ディーセント・ワーク」に関する提言がなされたことがあり、
箕面市民のかたにも関心が高い言葉です。
これが、政府の公式文書に載りました。私は、個人的に画期的なことだと思っています。
具体的施策がまだ弱いのが難点ですが、労働政策審議会の議論を踏まえ、
必要な法案を平成24年通常国会へ提出するとされているため、
今後の展開を注目したいと思います。


(4)生活保護

生活保護については、「生活困窮者対策と生活保護制度の見直しについて、総合的に
取り組むための生活支援戦略(名称は今後検討)を策定する。(平成24年秋目途)」
とされていますが、詳細は不明です。
生活保護については、長期にわたる景気の低迷と雇用環境の冷え込みにより、
受給者が毎月急増を繰り返し、全国的に過去最多を更新しています。
そのため、国や政令指定都市などで制度見直し論議がなされていますが、
まだ成案には至っていません。今回の素案でも、総合的に取り組むため、
結論を今年の秋に先送りした形になっています。
秋に向けた「生活支援戦略」がどのようなものになるのか、まだ不明ですが、
就労・雇用対策とともに、日本社会の大きな課題になっています。


(5)障害者施策

障害者施策については、「制度の谷間のない支援、障害者の地域移行・地域生活の
支援等について検討し、平成24年通常国会に法案を提出する。また、障害基礎年金への加算に加え、障害者の就労を支援し、障害者の所得保障や社会参加の充実を図る。」とされています。素案において障害者施策は、極めて少ない記述になっています。

障害者施策については、昨年「障がい者制度改革推進会議」において、
「障害者総合福祉法の骨格提言」がまとめられています。
これは、障害当事者・家族・事業者・学識経験者など総勢55名からなる
総合福祉部会が、18回の全体会合と8つの作業チームを積み重ねて
まとめ上げたものです。国は、この骨格提言を踏まえて、平成25年(2013年)8月までに
新しい「障害者総合福祉法」を制定・実施することを閣議決定しています。
そのための法案が、今年の通常国会に提案されるだろうということで、
多くの人々が、骨格提言が法案にどの程度反映されるのかを固唾をのんで
見守っています。その矢先に公表されたこの素案で、障害者施策に関する記述が
あまりにも少ないことから、骨格提言の実現度合いが非常に危惧されるものです。
特に素案では、「消費税収(国分)は全額社会保障4経費(年金、医療、介護、少子化)
に充てることを明確にし、社会保障目的税化する」と明言しており、
どうもここからは、障害者施策への新たな財源は確保できないように思えます。
先の「障害者総合福祉法の骨格提言」では、
「障害福祉関連予算を、OECD(経済協力開発機構)加盟国の平均値水準への
増額」を求めており、そのためには、少なくとも現在の2倍、約2兆2000億円の
予算確保が必要となります。

なお、箕面市の倉田哲郎市長は、国の「障がい者制度改革推進会議総合福祉部会」の
メンバーに選ばれ、部会でも作業チームでも積極的に発言されてきました。
このほど、日本障害者リハビリテーション協会発行の月刊「ノーマライゼーション」
2012年1月号に、「障害者政策委員会への期待」と題する倉田市長の論文が
掲載されました。
そこでは、障害者政策に対する国の責任と矜持、各地域の先行的取り組みの
国制度化などの基本姿勢を提言するとともに、障害者の多様な就業の機会を
確保するため、骨格提言にも位置付いている「障害者の社会的雇用」の
パイロット・スタディ実現を力強く提案されています。

 


【月刊「ノーマライゼーション」 2012年1月号】

 

●よりよい明日に向けて

社会保障と税の一体改革が、今後どのように実現していくか、
今の政局では、まったく見通しがわかりませんが、厚生労働大臣は、
社会保障関連法案を3月には揃えたいとの意向も示されており、
今の通常国会で、どのような論議がされるのか、注目していきたいと思います。

制度・政策を新しいものに変えていくことは、大きなエネルギーを必要とします。
同時に、社会変革への情熱と冷静な議論が不可欠です。
ケンブリッジ大学の初代経済学教授であるアルフレッド・マーシャル先生が、
1885年、教授就任にあたり講演された言葉があります。
「冷静な頭脳(クールヘッド)と温かい心情(ウォームハート)を持ち、
社会的苦悩を克服するために、自らの最善の能力をすすんでささげようとするのが
私の念願であります。」

Cool Head & Warm Heart
両方ともなかなか容易ではありませんが、
私もそういう姿勢をめざしたいと思います。

   

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効果的な鳥獣対策を学びました!

2012年01月25日 | 農業委員会事務局

 本年もよろしくお願いします!農業委員会事務局長の岡山です。
 今年は辰年。天界の動物である竜が地上に降りてきて、兎からバトンを引き継ぎましたので、これから、天に昇る竜のごとく運気が上がり、全てにおいて良い年でありますように願っております。

 さて、今は農閑期です。
 米の収穫後から田植えの準備が始まるまでの間をそのように言われ、農家さんの充電期間とも言われます。
 実際には、野菜や花卉の栽培など収穫は減少しても農作業は続きますし、春からの農業経営のための農地管理に力を注ぐ時期でもあり、堆肥などを施したり、有害鳥獣による被害防止のための防除柵の設置計画や設置済み箇所の再確認等々、農家さんからすれば暇なしの状況です。


●鳥獣対策講習会

 今月の20日(金曜日)に止々呂美地域で、21日(土曜日)に粟生間谷地域で「鳥獣対策講習会」を開催しました。
 特に粟生間谷地区は28名が参加され、質問も多数あり防止対策の熱意が伝わりました。昨年も講習会を開催し、市補助金を活用した防除柵の設置の呼びかけを行い、設置箇所は増えてきていますし、捕獲檻の貸し出しやサルなどの追い払い作戦なども実施していますが、まだまだ農業被害は後をたたない状況があります。

 そこで、今回の講習会では、防除柵の効果的な設置について具体的に話をしていただきました。
 例えば、
  (1)防除柵は、基本的に電気柵が効果的。人への配慮をしつつも、できれば昼も夜も農作物の収穫後も動物が来なくなるまで流す。
 (2)電気柵は動物の鼻が当たるように設置。動物は警戒して鼻で探るので、鼻に電気が触れると効果的。「痛い・危険」を植え付けることが大事。
 (3)もしその時、電気が流れていなかったら、次からは警戒せず鼻を使わないで進入しょうとするので効果はない。毛皮が分厚く体に触れても余り電気を感じないので、入られてしまうということです。確かに、毛皮を触ってみるとホントに分厚く電気を余り感じないだろうと思い、なるほど納得の話でした。

 有害鳥獣で、あらためて心配するのは、種類が増えており、これまでのイノシシ・シカ・アライグマ・サル・カラスからハクビシンそしてヌートリアなども。ビーバーに似たヌートリアは、粟生間谷地域では確認されていないということですが、講師の先生は、能勢・豊能町では確認されており稲や水路沿いの野菜に大きな被害を与えるとのことでした。


 <ご案内>

 防除柵を設置される場合は、まだ市の補助が使えます。「農とみどり政策課」へお問い合わせください。


  

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