部長ブログ@箕面市役所

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注意したい毒性の生物

2017年07月28日 | みどりまちづくり部

みどりまちづくり部の肥爪です。

6月13日に尼崎で猛毒を持つヒアリの上陸があったことや、今月22日には東京都あきる野市の林道で幼稚園児ら23人がスズメバチに刺されたニュースがありました。

夏休みに入り、海や山へ出かける機会が多くなりますので、毒性の強い生物について掲載します。

 

ヒアリ(火蟻)

ヒアリ(火蟻)は毒針をもつ攻撃性の強い大変危険な生物です。刺された場合、火傷のような激しい痛みを生じ、体質によってはアナフィラキシーショック(急性アレルギー反応)を起こし死に至ることもあります。このように人体への被害等を及ぼすことから外来生物法では「特定外来生物」に指定されており、現在は米国をはじめ環太平洋諸国に定着がみられます。一旦定着すれば根絶が困難となるため、早期発見、早期駆除が極めて重要です。

ヒアリの特徴

体長2.5ミリメートルから6.0ミリメートルほどの全体的に赤茶色のアリでおしりに毒針があります。農耕地や公園などの開放的な草地・裸地に土を盛ってドーム状のアリ塚(巣)を作り集団で生活します。巣の直径は25センチメートルから60センチメートル、高さは15センチメートルから50センチメートルで、中には高さ最大90センチメートルになるものもあります。 

 

 

ヒアリを見分けるポイント(ヒアリを正確に見分けるには、専門家による顕微鏡を使った鑑定が必要)

・全体的に赤くツヤツヤしている。腹部は黒っぽい赤色。

・攻撃的な性格で、おしりには強力な針(毒針)を持っている。

・群れの中に2.5ミリメートルから6.0ミリメートルの大小さまざまな大きさのアリが入り混じっている。

・大きなアリ塚を作る。(日本にはアリ塚を作る種類のアリはいないといわれている。)

こういった上記の特徴が重なるとヒアリの疑いがあります。

 

注意点

・素手でヒアリを触らない。

・巣(アリ塚)を見つけた際は、近づかない。(少しでも刺激するとヒアリは攻撃的な反応を示すため。)

・生息している可能性がある場所(緑地帯の土・芝生の土等)には安易に手を入れない。

・家の中でヒアリを疑うようなアリがいたら、あわてずに市販のスプレータイプの殺虫剤で駆除する。

 

刺された場合の対処

刺された直後20分から30分程度は安静にし、体調に変化がないか注意深く様子を見てください。途中で動悸やめまい、呼吸困難などの症状が出たり、少しでも様子がおかしいと思ったら、救急車を要請するなど、速やかに医療機関を受診してください。

 

ヒアリを見つけた場合は下記連絡先までご連絡ください。

・近畿地方環境事務所 (06-4792-0706)

・大阪府環境農林水産部みどり推進室みどり企画課 (06-6210-9557)

・箕面市みどりまちづくり部環境動物室 (072-724-7039)

 

関連リンク(環境省HP)

ストップ・ザ・ヒアリ(ヒアリの特徴・生態・駆除方法・刺されたときの対処方法等の参考)

 

セアカゴケグモ

市内でもセアカゴケグモは発見されています。
生息場所や生態を知って、咬まれないようにすることが大切です。

毒をもつセアカゴケグモのメスの体長は約1センチメートルで、全体に黒く、細長い脚と背に赤い帯状の模様があります。攻撃性はなく、素手で触ったりしなければ、咬まれる心配はありませんが、強い毒性をもっており、咬まれると激しい痛みとともに、局所の腫れ、めまい、嘔吐などの局所症状のほか、時には血圧の上昇、呼吸困難などの全身症状が現れることもあります。

庭やベランダに放置しているサンダル等を履く場合は、セアカゴケグモがいないかどうか確認を行ったり、小さなお子さんがいる家庭などでは屋外にある子どものおもちゃなどに潜んでいることがありますので、十分注意してください。

 (グレーチング(格子)の裏に潜むセアカゴケグモ)

中央右がセアカゴケグモのメス、左上がセアカゴケグモの卵のう(卵のうは乳白色系で球形)です。

巣は糸を不規則に張り巡らしています。 

 

セアカゴケグモがよくいるところ

・植木鉢やプランターの持ち手や裏側

・壁面の水抜き管の内部

・排水溝のふたの裏側

・エアコンの室外機周辺     

・屋外ベンチの裏側

・自動販売機の裏側  など

 

駆除の方法

・駆除をする場合は、軍手などを着用する。

・靴下を履くなど、素足での作業は控える。

・クモに直接、市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を噴霧する。

・卵については、完全に踏みつぶすか、焼却する。

  

咬まれた場合の対処

傷口を流水で洗い、患部を冷やします。包帯や止血帯はしない方がいいでしょう。患部を冷やしながら、直ちに病院に行ってください。(かまれたクモを殺して持参すれば適切な治療につながります。)乳幼児の場合は救急車を呼びましょう。

 

スズメバチ

スズメバチは、夏から秋に最も活動が活発になり、攻撃性も強まるのでハイキングなどに行かれる時は特に注意が必要です。

攻撃性や毒性が高く注意すべき種としては、オオスズメバチ、キイロスズメバチ等が挙げられます。特に巣に近づいた場合に、スズメバチの攻撃性は高くなります。巣から10メートル以内は危険ゾーンです。アゴをカチカチ鳴らす等の警戒行動を始めた場合は、近くに巣があると考えられるため、その場を離れなければ多数のハチの攻撃を受けることになり危険です。特に、過去にハチに刺された経験のある人が再び刺された場合は、アナフィラキシーショック(急性アレルギー反応)を起こし、死に至る場合もあります。

  

注意点

・巣に近づかない。

・長袖・長ズボンを着用し、露出部分を少なくする。

・白っぽい服装をし、頭には帽子を着用する。(黒い服は着用しない)

・ヘアスプレーや香水をつけない。

・手で追い払わない。(横の動きをしない)

・大声を上げない。慌てて逃げない。(姿勢を低くしてゆっくりと離れる)

・道以外の場所へは踏み込まないようにする。

 

咬まれた場合の対処

次の手順で処置を行い、安静にします。途中で様子が少しでもおかしいと思ったら、直ちに医療機関を受診してください。

  1. 刺されたらその場から姿勢を低くして数十メートル離れる。(ハチは針から毒液をまき散らし仲間を呼び寄せる恐れがあり大変危険)
  2. 刺された傷口を流水でよく洗い流す。相手がミツバチで針が残っている場合は、横に払って振り落とす。
  3. 傷口の周囲をつまむなどして圧迫し、傷口から毒液をしぼり出すように、もみながら流水にさらす。
  4. 傷口に虫さされ薬を塗る(抗ヒスタミン系成分を含むステロイド軟膏などがあれば塗布する)。

※傷口に尿(アンモニア)は全く効果がない上、尿に含まれる雑菌のせいでかえって皮膚炎を引き起こす恐れがあります。

   5.濡れたタオル等で冷やし、安静にする。

過去にハチに刺されて、具合が悪くなったかたや様子がおかしいと感じたらすぐに医療機関を受診するようにしましょう。

 

 スズメバチの巣

集団が大きくなるほどみるみるうちに巣も大きくなり、巣内の巣盤が何段にも重なっていきます。マーブル模様が大きな特徴です。

 

マダニ

マダニは野山など野生動物が棲み着く環境に多く生息し、ふだんはシカやイノシシ、野ウサギなどを吸血しその血液を餌にして暮らしています。また、民家の裏山や裏庭、畑、あぜ道などにも生息しているといわれています。中には冬季に活動する種類もいますが、マダニの活動が活発になるのは春から秋(3月~11月)にかけて私たちが山や草むらで活動する機会が多くなる季節です。吸血前の体長は約0.5センチメートルですが、吸血後には約1.5センチメートルの大きさにもなります。マダニに咬まれることでダニ媒介の感染症にかかる恐れがあるため、野山へ出かけたり農作業をする時はマダニに咬まれないよう注意する必要があります。

 

マダニに咬まれないためには

・サンダル等は避けて足を完全に覆う靴を履き、長袖・長ズボンを着用、首にタオルを巻くなどして腕・足・首など肌の露出を少なくする。

・マダニを目視で確認しやすくするため、明るい色の服を着用する。

・虫除けスプレーを使用することでマダニの付着を減少させる。

・できるだけ草むらに入らない。入った場合は直接座らない。

・屋外活動後はシャワーや入浴でダニが付着していないかを確認する。

 

咬まれた時の対処法

無理に引き抜こうとせず、皮膚科などの医療機関でマダニの除去や消毒などの適切な処置を受けてください。また、その後数週間程度は体調の変化に十分注意し、発熱等の症状が認められた場合は速やかに医療機関を受診してください。

 

 

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