部長ブログ@箕面市役所

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箕面は、知る人ぞ知る「蛍の名所」です!!

2017年06月13日 | 地域創造部

皆さま、こんにちは。
地域創造部長の小野啓輔です。

私の好きなもの、My Favorite Thingsは、
川柳、テレビ、新聞広告、上々颱風です。
へんな人間です。

川柳とテレビについては、このブログでも、何度かとりあげました。

例えば、こちらこちら や こちらこちら

また、上々颱風(シャンシャンタイフーン)は、知る人ぞ知る、
日本が生んだ世界に誇る「ちゃんちきロックバンド」です。

そして最近、これに「都々逸(どどいつ)」が加わりました。

俳句と川柳は、五・七・五
短歌は、五・七・五・七・七
そして、都々逸は、七・七・七・五が主流で、
恋の風情を唄います。
歌舞伎の七五調も含めて、
いずれも日本に根付いている、耳に心地良い言葉のリズムです。

実は都々逸を知ったきっかけも、「上々颱風」の楽曲で、
例えば、
「三千世界のカラスを殺し、主と朝寝がしてみたい」
高杉晋作の名作とも言われるこの都々逸は、
『ヤッタネ節』で使われています。
また、
「恋に焦がれて鳴く蝉よりも、鳴かぬ蛍が身を焦がす」は、
『美は乱調にあり』に織り込まれています。

口に出してあれこれ言う者より、口に出して言わない者のほうが、
心の中では深く思っていることのたとえ。

解説するのも、それこそ野暮天ですが、
流れるような美しい日本語のリズムと、
情感あふれる奥深い意味合いに、心惹かれる思いです。

ということで、「無理矢理感」満載の前ふりの後、
今日のテーマは、「箕面の蛍」です。


●箕面は、知る人ぞ知る「蛍の名所」です!!

旬のおでかけマガジン『じゃらん』関西・中国・四国版の6月号で、
「ホタル名所セレクション40」が特集されています。
この中で、「明治の森箕面国定公園」が、
「郊外ホタル名所」のトップで取り上げられています。

また、JTBパブリッシングのWEBサイト『るるぶ.com』でも、
ホタル観賞へ行こう2017」特集で、
明治の森箕面国定公園を大きく取り上げています。
箕面公園は、大阪市内の阪急梅田駅から30分というアクセス抜群の
場所にありながら、天然の蛍が生息する貴重なエリアです。
公園内には関西の都市部では貴重な自然発生のゲンジボタルが生息し、
例年6月中旬から下旬にかけて、
夜の滝道を舞う幻想的な蛍の光を楽しむことができます。

おすすめの鑑賞ポイントは、滝道の一の橋から100メートルほど上流にある
「聖天橋」の周辺や、昆虫館、「紅葉橋」、「楓橋」周辺の一帯です。

地元では、照明を白熱球ではなく、オレンジ系のやわらかい電球に変えるなど、
周辺環境にも配慮しています。

一般的に、蛍が現われる“ホタル前線”は、川の下流から上流へ
移動すると言われています。
箕面川の蛍も、下流部の瀬川の辺りから始まり、北へ北へと移動し、
6月末にかけて箕面公園の上流部まで上っていきます。

蛍は、蒸し暑く風のない夜に活発に飛翔します。
蛍がよく飛ぶのは、日没後、気温は20度以上、湿度は60%以上、
風の強くない、曇りの日または月明りのない夜と言われ、
雨が降っている日や風の強い日、
気温が低い日には、あまり飛ばなくなるようです。
蛍は本当に限られた条件でしか飛ばないので、
事前に天気予報をチェックしてお出かけすることをおすすめします。

さらに、箕面公園内は許可車両以外は、車の乗り入れができません。
公共交通機関をご利用のうえ、阪急箕面駅前から徒歩でご来場ください。
お車でご来場の際は、箕面駅前の市営駐車場などに駐車のうえ、
滝道を歩いてお越しください。
夜道は暗いところもありますので、ぜひ歩きやすい靴を履いて、
安全に気をつけてお出かけくださいね。

 

●箕面公園 ホタルの夕べ2017

多くの皆さまに蛍に親しんでいただきたいという思いから、
「箕面公園 ホタルの夕べ2017」と題して、
市民団体の皆さまによる様々なイベントが企画されています。

例えば、箕面の山の美化や不法投棄対策に取り組んでおられる
「箕面の山パトロール隊」は、6月17日(土曜日)の午後5時から、
「ホタルの鑑賞会」を開催されます。
内容は、箕面公園昆虫館の特別展見学と館長のお話しの後、
箕面大滝から箕面駅まで、幻想的な蛍の舞いを見ながら、
夜の森をお散歩するという企画で、
こちらはすでに大人気で定員を達成し、申し込みを終了しています。
箕面の山パトロール隊のホームページは、こちら

また、滝道沿道の店の有志による“たきのみち賑わいの会”が
店頭に“ホタルの豆知識クイズ”を掲出し、
マナーを守りながら楽しく蛍観賞していただく活動を進めています。
お店のかたに話しかけてみると、クイズの答えや蛍のミニ知識なども
教えてもらえます。

さらに、6月24日(土曜日)の午後6時30分から、
“たきのみち蛍ウォーク・フィナーレイベント2017”が開催されます。
これは、ゲンジボタルが飛び交う箕面公園を、
「箕面ホタルを守る会」の案内で歩くガイドツアーで、
阪急箕面駅を出発し、自然あふれる滝道を “ホタルのヒミツクイズ” を
みんなで解きながら歩き、箕面大滝をめざすという楽しい企画です。
道中の土産店での買い物も楽しめますので、ご家族やお友だち同士で、
初夏の箕面の風物詩、蛍が舞う幻想的な大滝や滝道を、
ぜひご堪能ください。

参加費は、おとな300円、こども100円(保険料・おみやげ込み)。
先着80名の予約制で、これもかなり人気があるため、
もうすぐ定員に達しそうな勢いですので、申し込みはお早めに。

予約申し込みは、メール minotakian@e-minoh.com  箕瀧案
                FAX/TEL  (072)721-3354  たきのみち賑わいの会(奥野さん)

 

また、大阪府立箕面公園昆虫館では、6月10日から6月30日まで、
「ホタルのパネル展示」を実施しています。
箕面公園昆虫館は、映像を使った展示やふれあいゾーンを設け、
平成29年4月1日(土曜日)にリニューアルオープンしました。
生まれ変わった昆虫館も、ぜひご覧ください。


●ホタル保護への思い

春から初夏にかけて、ほんの一瞬、短い命の光を灯すように
暗闇の中で舞う蛍。
やわらかくゆらぎながら点滅する光の数々に、心が癒やされます。
幻想的な光の舞は、
水と空気がきれいな場所ならではの光景です。

箕面では、箕面公園のほかにも、
例えば、勝尾寺川や箕川、小野原、止々呂美スノーピークキャンプ場などでも、
美しい蛍を観賞できます。

箕面の蛍は、人と自然の共生を願う多くの市民の皆さまの
保護活動によって守られています。

実は、箕面川の蛍は、かつて、大雨による増水で、
一時絶滅した時期がありました。

もともと、昭和57(1982)年に箕面川ダムができるまで、
箕面川はたびたび大雨による水害に見舞われていました。
特に昭和42(1967)年には、大雨による増水で滝道の辺りが土砂で埋まり、
周辺で自生していた蛍が、絶滅してしまったのです。

その滝道の蛍を復活させたのが、地元の皆さまのひたむきな努力でした。
中心となって活動されたのが、当時の旅館「河鹿荘」の上原智さん。
私も若かりし頃に、お話を伺ったことがあります。
蛍の餌となるカワニナという貝の飼育から始まり、
産卵場所の水苔の配慮、幼虫のふ化・飼育、放流、川の清掃や土の保護など、
実に30年にわたる保護活動の取り組みにより、
みごとに復活を遂げたのです。
その時の蛍が、代々命をつないで、今に続いているそうです。
また、保護活動も多くの人が継承し、現在も「箕面ホタルを守る会」
などにより、蛍と、蛍が棲める環境の保護・見守り、啓発鑑賞会など、
地道な取り組みが続けられています。

箕面ホタルを守る会のホームページは、こちら

 

●マナーを守って、楽しくホタル観賞を

ゲンジボタルは、川の清流に棲み、体長は約12~20㎜。
背面の十字形の模様が特徴で、鮮やかな光を放ち、ゆっくりと点滅します。
蛍は、卵から成虫になるまでは約1年。
卵も幼虫も、水の中や土の中で過ごします。
そして、成虫になって地上に出て、私たちの目を楽しませてくれる寿命は、
ほんの10日間ほど。蛍の命は、短いです。
短い命を、精一杯輝いて生きています。
短くもはかない命を燃やしきる姿が、
桜の花と同様、私たちの感性を魅了します。

蛍はとても、繊細な生き物です。
特に、強い光を苦手としていますので、懐中電灯などで照らしたり、
フラッシュ撮影したりは、絶対にやめましょう。
蛍の光はとても弱く、携帯やスマートフォンでの撮影やフラッシュ撮影では、
蛍の光は写りませんので、ご配慮ください。

また、当然ですが、ごみやたばこなどで生息エリアを汚さないこと、
草むらなどを踏みならして蛍を踏みつけないこと、
蛍を捕まえて連れて帰らないこと、
蛍を追って走らないこと、
川に転落しないように注意すること、
おとなは、小さな子どもの手を放さないこと、
そして夜ですので、静かに観賞することが、大切なマナーです。
大騒ぎすると蛍も逃げてしまいます。

多くの蛍が卵を産んで、また来年も私たちの目を楽しませてくれるよう、
マナーを守って、そっと蛍を見守ってくださいね。
蛍と人と、自然にやさしく観賞しましょう!!

 

 箕面市では、201741日(土曜日)から2017731日(月曜日)まで、「病気やけが、何かあったら7119救急安心センターおおさかへ!」を統一キャンペーンとして実施中です。

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