部長ブログ@箕面市役所

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議会のICT化などについて勉強してきました

2017年07月31日 | 議会事務局

こんにちは。
議会事務局の中井です。
昨日、一昨日と箕面まつりが開催されました。
昨年は、パレードの出発直前に激しい雷雨となり、パレードが急遽中止になりました。パレードの出場を心待ちにされていた方や沿道でパレードの見学を楽しみにされていた方には、非常に恨めしい雨となりました。
今年は、非常にいいお天気の中で、パレードがおこなわれました。

 

7月12日、13 日の2日間、議会改革検討会議専門部会の行政視察を行いました。
今回の行政視察では、議会のICT化について愛知県の安城市議会を、議会改革や議員提案条例について神奈川県横須賀市議会を訪れ、先進事例の勉強をしてきました。

安城市議会では、主に議会のICT化につい学んできました。


安城市議会のICT化の議論は、平成26年に議会改革検討委員会で始まり、平成27年に「議会ICT推進プロジェクトチーム」を立ち上げて本格的に取り組んでこられました。その目的としては、「議会運営の効率化・迅速化」「議会の見える化・魅せる化」「危機管理体制の強化」「議会の活性化・議員の資質向上」の4点で、その主な具体的な取り組みとしては、業務スピード向上・ペーパーレス・議会のライブ中継・議場の大型スクリーン導入・議会BCP・情報伝達の迅速化・情報ソースの拡大などを上げておられます。安城市議会では、その中の「業務スピード向上・ペーパーレス」「情報伝達の迅速化・情報ソースの拡大」のために、平成28年1月からタブレット端末を導入され「グループウェア」「ビュワー・電子会議システム」を活用されているとのことでした。タブレット端末の導入に伴う議案書などの資料の電子化に関しては、平成28年度1年間は紙と電子データとの併用を予定していたそうですが、実際に運用してみると紙は不要との意見が多く、その6月定例会からは紙は各会派に1部のみとし、議場では全議員がタブレットを使用することになったそうです。その結果、議会での紙の使用料を41.4パーセント削減できたとのことでした。
また、グループウェアの活用によっても業務スピードや情報伝達の効率化・迅速化が図れているとのことでした。


実際の運用をする中で今後の課題としては、ペーパーレス会議システムの使い勝手の向上(手書き入力のなどの改善)、共有データ・個人データの運用面の整理(保存期間・保存方法など)、利便性とペーパーレス化のバランス(予算書・決算書の取り扱いやペーパレス化の範囲)、操作のフォローアップなどが課題とのことでした。

 

次に、横須賀市議会では、議会改革や議員提案条例などについて勉強してきました。


横須賀市では、既に議会基本条例を制定されていて、その第14条にある「市民参加」の条項に基づき「横須賀市議会報告会及び市民との懇談会実施要領」を定めて議会報告会を毎年実施されています。その運営については、各常任委員会の副委員長と各会派の代表者で構成する議会報告会準備会を設けて運営しているとのことで、開催日程・会場の調整、ポスター・チラシの作成と配布、説明資料等の作成、議会報告会の結果報告などを議員で担われているとのことでした。この報告会は平成22年度から開催されていますが、横須賀市でも年々参加者数が減少しているとのこと。特に、若年層や女性の参加が少ないことに加え参加者の固定化が進み、議員のモチベーションを維持するのが悩みとのことでした。

そのような状況を少しでも改善しようと、今年の3月に新たな試みとして市立高校の生徒を対象とした議会報告会を実施されたそうです。また、報告会の形式も従来の対面型の形式からグループワーク型の意見交換会の形式に変更されて実施されたところ、これまでにない活発な意見交換ができたとのことです。横須賀市議会では、この経験を次にしっかりと活かしていきたいと言われていました。


この視察を終えた後、7月18日に議会改革検討会議専門部会が開催され、その会議において各議員から視察で学んだことについての感想や意見が出されています。

安城市議会での視察については、

・タブレットなどを本会議などでの会議や市政報告会、市民との相談などにそれぞれの議員がうまく活用しているという印象を受け、少し驚きでもあった。
・議会もICT化を進めて行かなければならないのは、今の時代の流れの中では当たり前のことで、議案書等を含む資料の電子化、ペーパーレス化についてもこれからどんどん広がっていくと思う。
・タブレットに入れる情報についてもどのような情報を入れるかという整理も実際に運用する上では重要だと強く感じた。
・経費の負担方法については、安城市では公費と政務活動費を使っているとのことであったが、その中に通信費も含まれているとのことで、その点は、本市で導入する場合には、検討の余地があると思う。
・グループウェアの活用をさているが、先ずは試しに会派の中でやってみったら良いのではないかと思う。
・普通のパソコンとタブレットとの違いについても検証がいるのではないか。また、決算書、予算書、議案書、その他資料など、どこまでの資料を電子化してもらえるか、データのバックアップの問題などまだまだ押さえなければいけない問題があると感じた。
・私物のパソコンなどを会議に持ち込んで利用すればそれはそれで便利でいいと思っていたが、議会全体で取り組むとなれば、なななか課題も多いと感じた。
・ICT化を進めることによりメリットが出る部分もあればデメリットとなる部分もあり、どこまで進めるかじっくり検討が必要だと感じた。
・先進議会の取り組みを見て、ICT化の方向性は間違っておらず、しっかりと地に足を付けて焦らずに取り組めばいい。  

などの感想や意見が出されました。

また、横須賀市議会での視察については、

・議会報告会については、どこの議会も課題となっているのが参加者の問題である。横須賀市議会の視察でもあったように参加者数や参加者の固定化の問題がある。これを解決するために、報告会の内容、時間、場所など苦労されているようだが、解決の道がなかなかみあたらないとのことで、そのことが、議員のモチベーションの低下を招いているとのことでした。改めて、この問題は難しい問題だと再認識させられた。
本市でも同様の悩みがあるが、本市の場合は、市民との対話の場を対面式の議会報告会という形ではなくグループディスカッション式の意見交換会という形に変えて行っているのが、やはり良かったのではないかと思う。
・横須賀市は、市立高校がある関係か、高校生を対象とした意見交換会も実施されており、そのことが印象的であった。主権者教育の一環として、本市でもできないものかと感じた。
・議会改革については、市民から議会が良くやっていると思われるまでいくには、相当頑張ってやっていかなければならない。とにかく、市民に認めてもらえるまでやる。それしかない。
・議会基本条例については、条例制定先行型のようで実践が追いついていないところがあるように見受けられ、このままでは、条例違反の状態が続く懸念があるのではないかと感じた。本市の場合は、基本的には実践を積み上げた上で、出来るものから条例化していく方針なので、その方針にしっかり従って条例制定していけばいいと強く感じた。

このような感想や意見を議員のみなさんは、視察を終えてもたれていました。
議会改革検討委員会専門部会では、議会のICT化については今後さらに研究を重ね、その方向性を決めて行くこととされました。
また、市民との意見交換会のあり方や議会基本条例の内容については、それぞれの作業部会でしっかりと議論を重ね成案化していくこととされたところです。

 

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