部長ブログ@箕面市役所

箕面市役所の部長が、市のホットな話題を語ります!
市の動きや仕事紹介、副市長、教育委員会委員などのつぶやきも。

大阪の交通白書から ~箕面市の交通事故~

2017年07月06日 | 総務部

こんにちは、総務部の中井です。

梅雨入り以降、天気予報のチェックが欠かせない毎日です。

先週29日(木曜日)から30日(金曜日)未明にかけて、西日本は50年に1度の記録的な豪雨に見舞われ、各地で大雨警報(土砂災害)が発表されました。

また、土砂災害の危険性がさらに高まったとして、広島県などでは土砂災害警戒情報に続き避難勧告が発表され、さらに和歌山県には避難指示が発表されました。

箕面市でも大雨注意報が発表され、金曜日の午前1時から2時にかけて、市内4箇所の観測所のうち、2箇所の観測所で1時間当たり30ミリの降雨を記録し、防災の担当職員は自宅待機から出勤体制に切り替える準備をしていましたが、すぐに雨雲は移動し雨も落ち着いたため、緊急出勤もなくなりました。

 

また、今週4日(火曜日)には、台風3号が九州に上陸し夕刻に関西に接近しました。

台風に備え、水路の点検や災害対策本部の設置の準備までしていましたが、幸い台風の進路は南に逸れ、市内は特に被害もなく、夜間には日本の東に遠ざかりました。

しかし、梅雨前線の影響で、島根県や福岡県、大分県では、今まで経験したことがないような大雨に見舞われ、大雨注意報、大雨警報の段階より、さらに危険な状態が迫っているときに出される大雨特別警報が発表されました。また、現在、長崎県でも50年に一度の大雨になるなど、九州で大雨のエリアは拡大しています。
 

今年の7月から9月の3ヶ月予報は、全国的に平均気温は平年より高く、降水量は平年並か多くなる見込みです。水源や農作物には一定量の雨は必要ですが、災害をもたらすような大雨や豪雨にならないことを願うばかりです。
 

台風の接近に備え、前日3日(月曜日)には過去に被害があった河川や水路の点検を行いましたが、当日は気温と湿度が高く、蒸し暑く、外にいるだけでも汗が噴き出しました。

ここは、才ヶ原バイパスの流入口から、さらに上流部の山麓線(府道箕面池田線)の北側の才ヶ原川です。

  

これはバイパスの内部です。高さは1.8メートルで、山麓線の地下を通り南側に抜けます。実際に初めて内部を歩きましたが、ひんやりと蒸し暑い外部とは別の空気が流れていました。


バイパスを通って水路に流れた水を、この流入口から再び地下のバイパスに流しますが、ここから次の水の出口は芦原池の南側になります。

この日は、溜まっていた枯れ木、落ち葉の撤去を行いました。

 

 

大阪の交通白書

平成28年版大阪の交通白書(一般財団法人大阪府交通安全協会発行)には、府内各市町村の交通事故発生件数だけでなく、歩行者事故、自転車事故などの事故の種別や、事故原因、年代別の状況などが詳細に掲載されています。

この交通白書に掲載されている箕面市の事故件数が多いのか、少ないのか、大阪府内の平均と比較するために、大阪府の毎月推計人口より各年11日時点、1万人当たりの事故件数を計算してみました。 

 

 

交通事故件数

《大阪府内》

            人口(1月1)  全事故件数  1万人当り

  平成24年  8,861,901人   47,015件   53.1

  平成25年  8,860,000人   44,899件   50.7

  平成26年  8,851,637人   41,633件   47.0

  平成27年  8,840,576人   39,517件   44.7

  平成28年  8,839,307人   36,842件   41.7

  4年間の減少率  △0.2%   △21.6%   △21.5

 

《箕面市内》

            人口(1月1)   全事故件数  1万人当り

  平成24年   130,887人    708件   54.1
  平成25年   132,098人    674件   51.0
  平成26年   133,071人    660件   49.6
  平成27年   133,494人    497件   37.2
  平成28年   133,583人    488件   36.5

  4年間の減少率   2.1   △31.1%   △32.5

 

交通事故件数自体は、全国的に減少傾向にあり、大阪府内及び箕面市内の事故件数も減少傾向にあります。

この間、箕面市では、交通安全週間での街頭啓発や、自動車運転者講習会、子どもたちを対象とした交通安全教室など、対象者に合わせた内容でソフト対策を行うとともに、地域の各種団体や市民の有志の皆さんによる、小学校前での交通安全啓発なども活発に行われてきました。

 

また、危険な生活道路や交差点の安全対策として、毎年小学校区ごとに行われている危険箇所・問題箇所点検で要望された箇所の安全対策工事や、自転車走行レーンの整備などのハード対策にも取り組んできた結果、箕面市での交通事故件数は、平成24年と4年後の平成28年を比較すると、交通事故件数で31.1%、人口1万人当たり32.5%減少し、大阪府の平均をそれぞれ約10%上回る減少率となっています。

 

ハード対策の例

市立第五中学校の校門近くの三叉路2箇所のカラー舗装他

通学する生徒が多い中、安全対策として、交差点のカラー舗装により運転者への注意喚起を行っています。
              

 

自転車が関連する交通事故件数

《大阪府内》
 

        自転車事故件数   1万人当り

  平成24年    15,701件    17.7

  平成28年    11,611件    13.1

 4年間の減少率  △26.0%    △26.0%

 

《箕面市内》

         自転車事故件数   1万人当り

    平成24年      214件    16.3

   平成28年      125件     9.3

  4年間の減少率   △41.6%    △42.9%

 

平成24年度からは、自転車事故の多い年代層である中学生を対象に、交通安全講習の一環として、スタントマンが実際の自転車事故などを再現するスケアード・ストレート講習を導入しました。

また、平成27年度には自転車安全利用条例を施行し、自転車通学時のヘルメット着用の義務化など交通安全対策に取り組んだ結果、自転車事故全体の件数も大きく低下しています。


スケアード・ストレート講習での事故の再現
  


子ども(15歳以下・中学生以下)の事故件数

《大阪府内》 

           事故件数   1万人当り

  平成24年     2,431件     2.7
  平成28年      1,471件     1.7

  4年間の減少率  △39.5%    △37.0%

 

《箕面市内》

           事故件数   1万人当り

  平成24年      39件     3.0

  平成28年      18件     1.3

  4年間の減少率  △53.8%     △56.7% 

 *子ども人口を算定できなかったため、全年齢人口で計算


以前にご紹介した公益財団法人交通事故総合分析センターの交通事故分析レポートによれば、交通事故の死傷者は7歳児際だって多く、これは平成27年に限ったものでなく、過去5年間を見てもこの傾向がはっきり現れています。

《1年間の死傷者数・概算》

・成人      1歳毎600人前後

・65歳以上    1歳毎800人前後 

・7歳児      約1,400人(平成27年は1,462人) 


箕面市では、交通事故、特に死傷者が多い新入学、新入園された児童・園児を対象に、交通安全指導や自転車の乗り方教室、保護者にも参加いただく親と子の交通安全教室を開催するとともに、市オリジナルの自転車安全教育デジタル教材を作成し、全学年の授業で子どもの発達段階に応じて活用したり、対象者の年代等に合わせた内容で交通安全対策に取り組んできた結果、平成24年は大阪府内の平均以上であった子どもの交通事故率は大きく減少してきました。
 

交通事故の防止は、道路の整備や交通量にも影響されますが、やはり自動車や自転車などの運転者と、歩行者一人一人の交通安全への意識が最も重要です。

 

本市の交通事故件数は、平成24年頃までは大阪府内の平均的な事故発生率と同じぐらいでしたが、毎年減少を続け、昨年には事故件数、自転車事故、子どもの事故ともに大阪府内の事故発生率を大きく下回りました。

 

今後も今出ている成果に決して満足せず、地道に努力を積み重ね、交通事故の撲滅をめざして取り組んでいきます。




 
箕面市では、2017年4月1日(土曜日)から2017年7月31日(月曜日)まで、「病気やけが、何かあったら#7119救急安心センターおおさかへ!」を統一キャンペーンとして実施中です

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 第2回定例会も閉会 | トップ | 箕面の夏、祭りの夏 »
最近の画像もっと見る

あわせて読む