部長ブログ@箕面市役所

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路線バス再編の準備を開始!~交通利便性が高まり、暮らしはより便利に~

2017年03月21日 | 地域創造部

こんにちは、政策総括監の柿谷武志です。

日増しに暖かくなってきましたが、今日は寒さがぶり返し今週は寒の戻りになりそうです。つぼみが膨らみ始めた桜も開花は少し遅れそうです。

箕面市では、北大阪急行線の延伸に伴い市街地の中心部に新駅ができることを起爆剤とし、路線バスを再編することにより鉄道・バスなど公共交通の利便性を飛躍的に向上させて、「暮らし」をより便利にしていきます。

さて、今回は新駅を中心とした路線バス再編の取り組みについてお知らせします。

 

 (仮称)新箕面駅前バスターミナルのイメージ図

 


●現在のバス路線網
現在、箕面市内を運行している路線バス(箕面市内では阪急バス1社のみ)は、市域外の千里中央駅・北千里駅へのバスルートになっており、1日のバス乗降者数は3万人を超え大半は千里中央駅・北千里駅で乗降されています。
そのため、箕面市内のバス路線網は、千里中央駅を中心とした放射状となっており、その便数は1,197本/日ですが、市内の東西方向の便数は152本/日と圧倒的に少なく、バスでの市内東西移動が非常に不便なことなどから、市民満足度調査でもバス交通に対する満足度は非常に低くなっています。


 

 

●千里中央駅前バスターミナルの現状
箕面市内を運行している大多数の路線バスは、千里中央駅前バスターミナルが発着になっています。このバスターミナルにおける路線バスの発着本数は、1日約2,400本と全国でも有数のバスターミナルとなっているとともに、施設送迎バスや学校送迎バスなどの発着場所にもなっています。
国土交通省近畿運輸局の調査では、バス乗車場所が分散していることや、一つのバス乗車場所から大きく異なる路線が共用しているなど、バスターミナルとしては飽和状態に近いとされています。

 

 上図は千里中央駅付近のバス乗降場所の位置を示したものです。
桃色の○が路線バスの降車場所、黄色の○が路線バスの乗車場所、緑の○が学校送迎バスの乗降場所、水色の○が施設送迎バスの乗降場所です。
箕面市内に行く路線バスは、黄色の○の4、5、6、7、11、12番が乗車場所です。11番はバリアフリー化がされていないこと、12番は駅から遠い位置となっています。
また、箕面船場団地への送迎バスは、水色の○のA、B、Cが乗降場所となっており、駅から遠い位置となっています。
バス利用者の方々からもバス乗車場所が遠い・バリアフリー化できていないや、交通渋滞により千里中央駅付近でのバス乗車時間が長いなどの意見が多く寄せられています。

 

 

●新駅を中心とした路線バスの再編
路線バスの利便性を向上させるため、北大阪急行線の延伸に伴い市街地の中心部に新駅ができることを起爆剤とし、路線バスを再編します。この再編により鉄道との乗り継ぎも含め公共交通の利便性を飛躍的に向上させて、「暮らし」をより便利にしていきます。

市民の皆さまからは、バス利便性向上に向けた抜本的な改善策として、(仮称)新箕面駅におけるバスターミナルの整備と路線バスの再編を期待する多くの声をいただいています。
一方、粟生団地周辺など東部地域の皆さまからは、北千里駅や千里中央駅行きのバスが無くなるのではないか、料金が高くなるのではないかとの不安の声もいただいています。

そのため、路線バスの再編にあたっては、現行の東部地域から北千里駅や千里中央駅へのバスルートを一部残して、時間短縮優先の場合は新駅を利用、時間に余裕がある場合は現行どおり千里中央駅を利用できるようにするなど、利用者に選択肢を確保する方策や、バスと鉄道を乗り継ぐ場合の「乗り継ぎ割引」の導入を検討していきます。
 

 再編ルートのイメージ図


 

 

●路線バスの再編計画づくりに着手
路線バスの再編にあたって、先ず計画を作ります。計画は法律に基づき「地域公共交通網形成計画」として策定したうえで大臣に送付します。その後、さらに詳細を検討して「地域公共交通再編実施計画」を策定し大臣の認定を受ける2段階となります。

計画づくりは、学識経験者や市民団体など幅広い関係者で構成している「箕面市地域公共交通活性化協議会」で行っています。具体的な検討は、協議会の下部組織として学識経験者、バス事業者、道路管理者、警察、本市の関係部局、公募市民で構成している「路線バス網再編検討分科会」で進めています。
検討組織の詳細は【こちら】をご覧ください。

現在、下図の「計画の検討手順」のとおりに進めており、無作為抽出した5,000人を対象とした市民アンケート調査と路線バス利用者約11,000人を対象としたバス利用者アンケート調査を実施しています。

このアンケート調査等をもとに、現在の交通行動と北急延伸後におけるバス利用の意向を把握したうえで、計画案を作成して説明会の開催と市民意見の募集を2回実施して、住民・バス利用者の意見を反映した「地域公共交通網形成計画」を来年春までに完成させる予定です。
計画づくりの詳細は【こちら】をご覧ください。

 

 


●今後の予定
路線バスの再編ルートと運行本数、オレンジゆずるバスとの役割分担を明確にした「地域公共交通網形成計画」を平成30年春に策定します。その後、路線バスの運行ダイヤと運賃を検討するとともに、オレンジゆずるバスの運行ルート、運行本数、運行ダイヤ、運賃を検討して「地域公共交通再編実施計画」を平成32年春に策定します。
 
平成32年度は、許認可手続き、バス停設置等を行い、平成32年度末の北急延伸開業に合わせた実証運行の開始をめざしています。



今後、超高齢社会を迎える中で自家用車の運転を控える市民が増えることや、環境負荷の軽減、交通渋滞の緩和、まちの活性化など、鉄道・バス等の公共交通の充実がますます重要になります。
箕面市では、北急延伸とバス路線網の再編により、長年の課題である東西交通の利便性を飛躍的に向上し、緻密な公共交通ネットワークの構築をめざしていますので、皆さまのご理解、ご支援をよろしくお願いします。

 

 

 

 

「自転車事故ゼロ」をめざして「ながら運転」をなくすために、箕面市では2017年3月31日(金曜日)までの間「絶対ダメ!ながら運転 自転車を安全に乗りましょう!」を統一キャンペーンとして展開します。

 

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