部長ブログ@箕面市役所

箕面市役所の部長が、市のホットな話題を語ります!
市の動きや仕事紹介、副市長、教育委員会委員などのつぶやきも。

小野原の歴史・魅力スポット紹介その2~春日神社と御旅所

2013年08月13日 | 市政統括

皆様こんにちは。市長政策室の稲野です。
今年の夏は、厳しい猛暑とゲリラ的な豪雨による不安定な天候が続いていますが、いかがお過ごしですか。きょうから「ご先祖様が年に1度、家に帰って来られる」とされるお盆ですね。お盆休みを利用して、里帰りやレジャーに出かけられるかたも多いと思います。体調管理とともに、水の事故や交通事故に、くれぐれもご注意のうえ、楽しい夏をお過ごしください。

(ますます元気なサルスベリの白い花)

さて、今回も、小野原や周辺地域の歴史・魅力スポットをご紹介します。

◆春日神社と小野原

1960年代から始まった「千里ニュータウン」の開発や昭和45年(1970年)の「万国博覧会」を契機に、大きく様変わりした小野原ですが、もとは飛鳥時代(592~710年)ころから、西国街道沿いに、農業を中心とした集落が形成されてきました。

そのシンボルとして、現代に引き継がれているのが地域の氏神様「春日神社」です。春日神社は、平安時代(794~1185年)に摂関政治で実権を支配した藤原氏の氏神とされ、奈良の春日大社を総本社とし、全国に1000社以上あるといわれています。粟生新家や粟生間谷、すぐお隣の茨木市清水地区にも春日神社はあり、藤原氏がこの地域一帯を支配していたものと思われます。

小野原の春日神社は、神護景雲2年(768年)、榊が生い茂った山林を刈り拓いて産土神を祀ったのが起源とされ、それに由来して、当初は「榊輪神社」(さかきわじんじゃ)と呼ばれていたそうです。くしくも、奈良の春日大社の創建と同じ年です。その後、貞観年中(868年)に春日神社に改称されたと伝えられています。

春日神社には、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と天児屋根命(あめのこやねのみこと)が祀られています。天児屋根命は、春日権現(かすがごんげん)とも呼ばれ、藤原氏の祖先とされています。太陽神である天照大御神が天の岩戸にお隠れになり、世界中が真っ暗になったとき、天児屋根命が岩戸の前で祝詞(のりと)を唱え、天照大御神が岩戸の扉を少し開けられたときに、太玉命(ふとだまのみこと)とともに鏡を差し出して、天照大御神を外へ導き出し、世の中に太陽の光を戻した神とされています。

(春日神社の本殿と境内)

(境内に至る石段。中央は夏越祓いの茅の輪)

(参道。二の鳥居から一の鳥居を望む)

(境内に祀られた天満宮)

◆春日神社と御旅所

春日神社では、歳旦祭や節分祭、夏越祓い、敬老祭など、いろいろな年中行事があります。その中でも、最も賑わうのが、豊作に感謝し、五穀豊穣を祈る秋祭りです。春日神社の秋祭りは、毎年10月17日と決っていましたが、最近は生活事情に配慮し、その日に最も近い日曜日(今年は10月20日)に実施されています。

秋祭りには、さまざまな露店が軒を連ね、大勢のかたで賑わいますが、中でも圧巻は100人近い大人が力を合わせて担ぐ神輿2基と太鼓1基の運行です。特に、太鼓は氏子の子どもたち(小学2~4年生ぐらい)が4~8人程度、昔ながらの衣装をまとい、櫓に乗り込みます。そして、「ドンデンドン~ドンデンドン~デン~チョーサ」と昔ながらの掛け声に合わせて太鼓をたたき、氏神様が街なかに降りてこられたことをふれて回ります。太鼓の音が近づいてくると、街中の皆さんが沿道の西国街道まで出てこられ、盛大な拍手で迎えられます。それに続いて、2基の神輿が行ったり、来たり、街道を走り回ります。お年寄りの中には、神輿に手を合わすかたもおられます。

太鼓・神輿運行の際、神輿に乗った氏神様が休憩される場所が御旅所です。春日神社は旧小野原地区の西端にありますが、御旅所は東端にあり、街なかを練り歩いた神輿がここでお昼休みをします。そのため、御旅所の境内には、神輿を置く大きな石の台座が2台あります。

また、御旅所は「須賀神社」(すがじんじゃ)とも呼ばれています。須賀神社は、天照大御神の兄「素盞嗚尊」(すさのおのみこと。須佐之男命とも表記されます)をお祀りしています。素盞嗚尊は、全国で祀られており、八坂神社も同様です。粟生間谷には、まさにその名を表す「素盞嗚尊神社」があります。

(御旅所の境内。左右の台座が神輿台)

(須賀神社の本殿)

(御旅所の標柱と教育委員会の説明板)

今回は、春日神社や秋祭りと御旅所について書いてみました。興味を持たれたかたは、ぜひ一度、小野原を歩いてみてください。そして、時間があれば、10月20日(日曜日)の秋祭りを覗いてみてください。特に、午後3時半ころに春日神社の境内で行われる祭りのクライマックス、子どもたちを乗せた太鼓・神輿が境内を7周走る「宮入り」をぜひご覧ください。

【お知らせ】

小野原西地区の市道小野原豊中線周辺の皆さんと沿道の店舗が協力して募集していた道路の愛称が「おのはらサンシャインロード」に決まりました。今後は、愛称募集に関わったメンバーが中心となって、「おのはらサンシャインロードクラブ」を結成し、沿道の美化活動を行っていかれるそうです。「おしゃれなまち小野原」の魅力がさらに増すことを期待しています。

  

箕面市では、5月から8月まで、「オレンジゆずるバスで行こう!日曜・祝日はお買い物バスとして運行」統一キャンペーンを実施中です。

    

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 病院の品格を高め、医療安全... | トップ | ひがし幼稚園の民間移管について »
最近の画像もっと見る

市政統括」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事