今年で2回目となる箕面・世界子どもの本アカデミー賞、13日(日曜日)にその授賞式を行いました。
今年の授賞は、
絵本賞が「100かいだてのいえ」作者:いわいとしおさん
作品賞は「恐竜の谷の大冒険」作者:メアリー・ホープ・オズボーンさん 翻訳者:食野雅子さん
ヤングアダルト賞は「フリーター、家を買う」作者:有川浩さん 
子どもたちから支持されている本を子どもたち自身が選ぶというこのアカデミー賞は全国でも珍しいものですが、これも全ての小学校・中学校に図書館司書が配置されているからこそできる取り組みです。
授賞式は小・中学生が自ら運営をしており、司会進行やオスカー像の贈呈などもみんなで分担して担ってくれました。

(ノミネート作品を紹介してくれています)
授賞の目玉となるオスカー像は、今年は第三中学校の美術部がデザイン・製作を担ってくれました。
(賞が3つなのに4つのオスカー像があるのは後ほど・・・)
授賞を受けた作者・翻訳者のお二人はともに「今までに何度か賞を受けたことはありますが、このように子どもたちが選んでくれて、子どもたちから賞をもらうのは初めてです」と大変喜ばれていました。

食野さんは、自分が翻訳した「恐竜の谷の大冒険」を書いたアメリカの作者、メアリー・ホープ・オズボーンさんに代わって授賞式に来ていただきましたが、「いただいたオスカー像は、みなさんからの言葉も添えてメアリーに届けます」と言ってくれました。
作者であるメアリー・ホープ・オズボーンさんもビデオレターで登場していただき、喜びの言葉と子どもたちへのメッセージを伝えてくれました。スクリーン上ではありましたが、事前に質問していた事にも答えていただき作者のお人柄に触れることができました。
ここでちょっとしたサプライズが。
食野さんには「メアリーさんの代理で授賞をお願いします」とだけ伝えて箕面へ来てもらったのですが、子どもたちから「メアリーさんの作品を僕たちが楽しく読めたのは、食野さんがわかりやすく翻訳してくれたおかげです」ということで食野さんにもオスカー像を贈ることになりました。
「まあ、私にも、うれしい」
改めて、ご自身のオスカー像を受け取っていただきました。
授賞式後のサイン会では、予定の時間を大きく超えてしまいましたが、お二人は長蛇の列がとぎれるまで対応していただきました。ありがとうございました。

いわいとしおさんは、翌日には早速萱野東小学校へ訪問をしていただきました。
1年生と2年生250人は、自分たちが選んだ絵本の作者本人が学校へ来てくれるので大喜び。いわいさんの指導によりみんなで「100かいだてのいえ萱野東小版」をつくることになりました。
みんながそれぞれ2階建ての家をつくり、それを繋いでいくことで原作にも負けないような家をつくろうと頑張りました。
子どもたちの発想は作者も思いも寄らないことがあり、登場してくる動物は原作にないものもいっぱい。いわいさんからも「楽しい家になりそうです」
さあ一人一人が作った家を体育館で繋げていきます。250人がそれぞれ2階建ての家をつくったので、100かいだてのいえならぬ「500かいだてのいえ」となりました。
残念ながら、大きな体育館に端から端までひきつめても一棟にするにはとても無理な長さで、やむなく二棟の家となったのですが、いわいさん曰わく「500かいだてのいえは、世界で初めてですね」
みんなでつくった「500かいだてのいえ」とっても良い作品となりました。
授賞といえばもう一つ嬉しい授賞式がありました。
市立南小学校が文部科学大臣から表彰を受けました。
小学校の給食実施に関して、献立や調理方法、衛生面、食育への取り組みなど給食に関する総合的な評価を得ての受賞でした。学校、教師、栄養教諭、調理師などが一丸となって子どもたちの食のあり方を追求していった結果を評価していただいたものと思います。
南小学校は、学校の給食調理を民間会社に委託した第一期校です。
(南小学校の給食室です)
当時、民間会社にお任せすることに多くの不安、心配の声が寄せられました。また、市議会でも大きな議論となったところです。しかし、あれから10年、当時の議論に応えるように関係者が一つ一つ不安とされた項目を改善し、今までの長きの小学校給食で培われてきたものに加えて、給食への熱い想いと給食の時間にも工夫を凝らしてきた結果だと思います。多目的室を利用して異年齢が一緒に食べる「なかよし給食」などもその一例です。
今回は南小学校が表彰を受けましたが、この賞は南小学校と同じように取り組んでいる市内全ての小学校が評価を受けたものと考えています。今回の受賞を励みとし、今まで以上に給食や食教育の取り組みに、そして何よりも子どもたちの嬉しそうな食事の提供をめざしていきたいと思います。
最後にお知らせをさせてください。
「最近の子どもって、自分の子どもの時とはずいぶん違うなあ・・・」
「今どきの子どもって、どんなことを考えているのだろう?」
・・・と、思ったことはありませんか?
そこで是非とも今週末に開催します青少年弁論大会にお越しください。
「聞いてください!中学生27名の熱い思い!」
「今どきの中学生こんな事を考えてます」
今年はメイプルホールの大ホールで実施しますのでゆったりと聞いていただけると思います。短時間でも結構ですのでお立ち寄りください。
<第30回箕面市青少年弁論大会>
日時 平成23年11月19日(土曜日)
午後1時半より(開場:午後1時)
場所 箕面市立メイプルホール 大ホール
住所:箕面市箕面5丁目11番23号
電話:072-721-2123
(阪急箕面線箕面駅より南東に約700メートル)
※入場無料、申込不要


箕面市では、10月から12月まで「子どもたちに残したい箕面の山なみ! みのお山麓保全ファンドに寄附をお願いします!」統一キャンペーンを実施中です。









