部長ブログ@箕面市役所

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平成26年度決算審査 ~監査委員意見書~

2015年09月18日 | 監査委員事務局・公平委員会事務局

 みなさん、こんにちは。監査委員事務局の吉田譲二です。

 さる8月27日~28日の2日間にわたり、全国都市監査委員会の総会・研修会が徳島市で開催され、稲野監査委員に随行して参加してきました。

       
 
 全国都市監査委員会は、市の監査委員が加入する全国組織で、現在、監査委員制度の見直しや監査機能の充実・強化に向けた国の動きに対し、地方の独立性や分権化の流れに逆行することのないよう慎重な対応を求める意見書を提出し、国と協議を進めています。
 今回の総会では、これらの活動の一環として昨年から検討を進めてきた、監査の計画・実施・指摘・公表の手順や手法等を内容とした、独自の統一的な「監査基準」の制定に向けた審議が行われ、決定しました。

 

 この全国都市監査委員会は全国レベルの連合組織ですが、監査委員相互の意思疎通、情報共有、研修・研究発表などを行うことを目的に、それぞれの地域レベルにおいても組織が設置されており、箕面市は、近畿地区、大阪府、北摂地区の各都市監査委員会に属しています。

 これらの各都市監査委員会の運営は、所属する市の輪番制で行っていますが、箕面市は、この9月から1年間、北大阪都市監査委員会の会長及び大阪府都市監査委員会の理事という重責を担い、さらに平成29年度には、近畿地区都市監査委員会の定期総会・研修会の開催・運営という大役が回ってきます。
 少し気の早い話ではありますが、平成29年5月、近畿一円の監査委員・事務局職員、合わせて400~500名が、この箕面の地に集まることになります。


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 さて、9月2日から箕面市議会第3回定例会が始まっていますが、この定例会では、平成26年度の各会計の決算が、監査委員の意見を付けて認定に付されています。

 これに先立つこと3カ月。監査委員事務局では、提出を受けた決算書や関係書類に基づき、一般会計・特別会計、病院事業会計、競艇事業会計、水道事業会計及び公共下水道事業会計の各会計について、係数を確認するとともに、予算が適正に執行されているか等々の事前審査を行い、監査委員による各会計責任者からの事情聴取・質疑応答を経て、決算審査意見書として取りまとめるという作業に追われていました。

       

 この意見書は、8月6日、監査委員から市長に手交しましたが、その際の代表監査委員のコメントは以下のとおりです。

1 決算関係書類全般
 審査に付された各会計の決算関係書類は、いずれも法令に準拠して作成されており、その係数は関係諸帳簿等に符合し、予算の執行状況、経営成績及び財政状況を適正に表示しているものと認められます。

2 一般会計・特別会計
●平成26年度の一般会計の決算は、実質収支が17億7,500万円の黒字で、前年度と比べ7%黒字が拡大しています。
●同様に、特別会計の合計でみた実質収支も、3億5,200万円の黒字で、前年度から17%増加しています。    
●ただし、特別会計のうち国民健康保険事業費のみが18億6,400万円の赤字となっていますが、単年度収支では前年度に続き黒字を達成し、赤字幅は1億4,400万円縮小され、改善の兆しがうかがえます。
●一方、市の財政状況を表す経常収支比率は、前年度からさらに1.2ポイント改善して91.7%となっており、ここ数年、着実に改善されています。
●これは、この間、積極的かつ大胆に行財政改革を進められ、その成果が表れているものと考えられますが、扶助費をはじめとした社会保障経費の増加は、市税の伸びをはるかに上回り、依然として厳しい財政状況に変わりはないため、引き続き行財政改革の推進に努めてください。

3 病院事業会計
●平成26年度病院事業会計の決算は、会計制度の改正に伴う損失処理等が発生したこともあり、当年度純利益はマイナス24億8,700万円と大きな赤字となりました。
●仮に、制度改正の影響を除いて試算すると4億7,200万円の赤字幅に減少するものの、これまで上回ってきた市立病院改革プランの目標を、今回初めて下回る結果に終わっています。
●なお、一般会計からの繰入金については、同改革プランの目標範囲に収められていますが、平成27年度からは、収益的収支に対する繰入金がゼロになり、また国の医療改革への対応なども含め、病院経営を取り巻く環境はさらに厳しさを増すものと考えられますので、質の高い医療サービスを提供しつつ、より一層の経営改善に努めてください。

4 競艇事業会計
●地方公営企業として初めてとなる平成26年度競艇事業会計の決算は、北急延伸事業の財源として6億円を一般会計に繰り出したうえで、当年度純利益が3億8,900万円と黒字の決算でスタートしました。
●しかしながら、競艇事業を取り巻く環境は大変厳しく、売上げ、来場者数ともに減少傾向が続いていますが、引き続き「経営安定化に向けた基本方針」に沿って、売上げの維持増加、収益率の向上等に向けて各種施策に取組み、継続的安定的な収益の確保に努めてください。

5 水道事業会計・公共下水道事業会計
●平成26年度水道事業会計の決算は、当年度純利益が1億4,300万円の黒字ですが、その額は前年度に比べ半減しています。
●一方、公共下水道事業会計の決算は、当年度純利益が2億3,200万円の黒字で、こちらも前年度に比べ約16%下回る結果となりました。
●いずれの会計も、会計制度の改正に伴い、純利益が計算上マイナス影響を受ける中、黒字を維持していますが、水道事業については、黒字幅が年々減少していること、公共下水道事業については、使用料の値下げを検討中であること等を踏まえつつ、引き続き上下水道事業改革プランに沿って経営基盤の強化に努めてください。

 

 


 
 

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